月別アーカイブ: 2014年8月

【食】14年08月01日

朝食:胡麻豆腐、ジャガイモとタマネギとベーコンの炒めものとチキンナゲ ット、炊き込みご飯、エビとぶりの刺身、キュウリと煮玉子とチーズとレタスのサラダ。
2014-08-01 06.19.37

昼食:コンニャクそうめん、ゴマネギかけ豆腐、チキンナゲット、サーモン とアボカドとトマトとレタスのサラダ。
2014-08-01 12.12.31

夕食:豆乳とフルーツグラノーラ。
2014-08-01 17.27.45


【映画】『思い出のマーニー』:ユナイテッド・シネマとしまえんで鑑賞

『借り暮らしのアリエッティ』米村監督の新作。
前作とは病弱な主人公つながり。

『アリエッティ』の一番の見せ所が、心臓の弱い少年が二階から雨ドイをつたって一階に降りるところだったが、よくよく考えてみれば普通のことをスリリングに描くってすごい筆力だ。
しかし今作は前作にもまして映画/アニメ的に見せ所を作ることが難しい題材。

残念ながら全体的にぼんやりした印象。
不思議だったのが、物語の中で主人公の肉体的欠損=喘息によって起こる物語上の障害が生まれなかったこと。
性格のほうが病気よりも物語の障害になっていることは、現代的と思うけれども……

ジャック・フィニィの短編「愛の手紙」のように時間を超えた二人のやりとりが日記に反映されていく? 
あるいは松谷みよ子『ふたりのイーダ』のように封印していた自分の記憶が蘇る?
『わが青春のマリアンヌ』のような実はマーニーは……みたいな?
鑑賞中にいくつかの展開を思い浮かべたが、そこまで幻想的なSF的なミステリ的なギミックでないリアリティラインのようで、一番現実的なラストに収束していく。

途中でバレバレのオチなのに、主人公が気づいてなかったことにこそ驚いた! 
僕の中の、逆ドンデン返し。
最後にあともう一捻りが入ったらよかったのに。
あのクマみたいなおじいさんがマーニーの想い人だったとか……いや、そうなったら原作を改変してしまうか。

最後に、主人公も作り手もデブに冷た過ぎる。
デブが罵倒され損。
別れ間際にちょっと謝られただけで許せるものか、継続する人間関係でどう向き合うかが重要なのに。
主人公が根本的な成長を遂げるには映画の尺が足りなくて残念。


【日記】14年08月01日 体重61.2kg

五時起床。

五時二分より光ヶ丘公園を四二分ジョギング。
気持ちのいい朝。
木に辿りつけずに路上で脱皮はじめるセミの幼虫たち。
自分を見ているようで、何かつらい。
Clearlightのアルバム『Forever Blowing Bubbles』を聴きながら走る。
ヒステリックなまでに感情的、曲の速度がどんどん早くなり音階が高くなる。
つられて走るスピードも速くなる。

午前中、実家へ帰る用意をしている。
一段落してから漫画のプロットにとりかかる。
昼過ぎ、宅急便で先に実家へ送るため、着替えや書籍など大きな荷物をダンボールにまとめてコンビニへ持っていく。
夕方、高速バス乗り場の新宿を目指し、家を出る。
いったん地下鉄大江戸線豊島園駅で降り、一八時三〇分より映画鑑賞。
観終わってから新宿へ向かおうとして、携帯電話を忘れてきたことに気づき、自宅へ取りに帰る。
自宅で携帯電話を確認するとH氏から着信が残っている。
折り返しかけ直すと、仕事の発注だった。
資料データの入ったハードディスクなど仕事道具をザックに突っ込み、慌てて新宿へ向かう。
二二時三〇分発、富山行き深夜高速バスに乗車。
実家へ向かうついでに、富山に寄るつもりなのだ。
高速バスは席と席の間が狭く四列……前の人が席を倒すとスペースがなく寝返りひとつ打つことが出来ない。
閉所恐怖症気味の僕には拷問のようだ。
熟睡できず、ずっとうつらうつらしている。
そして、寒い。
 

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【本】『SFマガジン700【海外篇】』山岸真・編

七〇〇号を数えたSFマガジンで今まで掲載されたものの中から、単行本未収録作品中心に編まれた短篇集。
発表期間が最初と最後では六〇年以上開いているので、一冊の本として通して読むには頭の切り替えが大変で、手こずる。四時間かけて読了。

メモ:
「遭難者」 アーサー・C・クラーク
3点。
プロットむき出しで投げ出されたのような。六〇年代より前のSFはこういう科学的なセンス・オブ・ワンダーむき出しのものが多かったような印象。

「危険の報酬」 ロバート・シェクリイ
6点。
達者なエンターティンメント。当時なら申し分ないが、現代ならオチにあと一工夫必要。発狂したというラストはもはや、夢オチのように定型化している。

「夜明けとともに霧は沈み」 ジョージ・R・R・マーティン
3点。
センス・オブ・ワンダーと物語が結びついていない。これは地球上でも何なら日本の山奥でも成り立つような話。

「ホール・マン」 ラリイ・ニーヴン
7点。
キャラクター、ストーリー、センス・オブ・ワンダー全てが上手く絡み合っている。

「江戸の花」 ブルース・スターリング
7点。
前情報がなければ、日本人が書いた時代小説風ホラーと思ってもおかしくない。よく調べられているしエンターテイメントとしても面白い。魔物が『ファウスト』における悪魔の取引のように文明の象徴。西洋という文明の出会い。サイバーパンクが新しいテクノロジーの出会いを描いているとするならば、一見無関係に見えるこの物語もそういう意味ではサイバーパンク的だとか。

「いっしょに生きよう」 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
9点。
今まで読んだティプトリーの中で最もわかりやすかった。希望のある展開がうれしい。しかしぎゃくにティプトリーにしては無邪気すぎることの謎は残る。取り込まれることの恐怖をあえて書かないことの意味は?

「耳を澄まして」 イアン・マクドナルド
4点。
次の世代の可能性? よくわからなかった。

「対称(シンメトリー)」 グレッグ・イーガン
3点。
空間の上下、時間の上下がない世界。よくわからなかった。

「孤独」 アーシュラ・K・ル・グィン
7点。
大長編を読むのに匹敵するほどのボリューム。男女間の問題にここまで固執する部分がよくわからない。が、時代が時代なら誰もが考えていたのだろうか。

「ポータルズ・ノンストップ」 コニー・ウィリス
7点。
筒井康隆っぽい。こういうSFっぽくないワンアイデアものは何も考えず読むことができるのでよい。途中まで実在のSF作家を架空の作家と誤読していた。

「小さき供物」 パオロ・バチガルピ

7点。
物語的な云々そのものより、発想とイメージが全てを上回るぐらいにインパクトがある。

「息吹」 テッド・チャン
10点。
興味深い。センス・オブ・ワンダーと物語が切り離すことができないぐらい結びついている。宇宙の熱的死のメタファー。ルネサンス期の人体解剖、天文学的な発見……人間社会の風刺、隠喩もあって、SFの優等生のような物語。そして希望もある。


【本】『成田亨作品集』成田亨

僕が絵を描いたのはオバケや妖怪や怪獣の模写からだった。

小学一年のある日、模写だけで飽きたらず
「そうだ! 自分で怪獣をデザインしたらいいんだ!」
オリジナルの怪獣を描き始め、友達と怪獣ごっこしながら自分怪獣図鑑を作り、漫画(ノゾトラマン)を描いた。
これが僕の絵と漫画のルーツ。

ガラモン、ケムール人、ブルトン、ジャミラ、バルタン星人、ゼットン、ビラ星人、メトロン星人、チブル星人、エレキング……当時好きだった怪獣のほとんどが成田亨氏のデザインだったことを、後に知る。

ウルトラシリーズ以前の怪獣はゴジラなど恐竜や動物をベースにしたものが多かったが、高度なコラージュ、そして無生物的な要素の挿入、抽象化……成田亨氏は現代美術的な概念を取り入れ、怪獣の概念を大きく塗り替えていった。
ドドンゴやペスターなど、一人の人間が入って怪獣を演じるというぬいぐるみの概念の逸脱。
ガボラやケムラー、ザラガスなど形にギミックがあり段階を経て怪獣が変身する遊び心。
何よりも新しいヒーローのアイコン、ウルトラマンの創造……観る人の感情の動きを投影させる、シンプルがゆえに複雑な感情表現を可能にした菩薩像のようなマスク。

怪獣の、独特な三白眼も懐かしい。
これもよくよく考えてみれば成田亨氏オリジナルのアイコンだ。

夜行バスで半日かけて富山県立近代美術館に到着後、二時間かけて何度も成田亨展を鑑賞したあと、五〇〇〇円でこの本を購入……ことあるごとにこの本は読み返すだろう。


【本】『円谷ヒーロー ウルトラ怪獣全史』 講談社・編

円谷プロ製作の怪獣のデザイン、造形について焦点を絞った書籍。

八〇年代に出版された書籍を再編したもの? 
収録された写真のどれもこれも、いつかどこかで見た覚えがあるのだけど。
……しかし確信もなく、懐かしさに浸りながら読んでいる。
既視感といったらない。

雑誌風のレイアウト、写真チョイスのセンスが光る。
制作者サイドのコメントが大量に入っていて、怪獣好きには堪えられない。

ギロン人のぬいぐるみを改造してアングラモンが作られ(確かに頭部の原型がそのまま!)、
メフィラス星人二代目は時間がなかったのでアトラクション用の着ぐるみ(だから造形がもっさりしている!)、
『タロウ』で登場した巨大ヤプールが劣化した印象なわけは、『A』登場時と同じ着ぐるみだがアトラクションで使用され傷んでいたため、
バキシムは牙虫のアナグラム。

なるほど、興味深い!


【日記】14年08月02日 体重測定できず

五時頃、バスのアナウンスで浅い眠りから引き戻される。
重いだるさ全身が覆われ、節々が痛い。
これからバスにのるときは「必ず三列でゆったりしているものを!」と心に誓う。
バスは五時半、富山駅北口に到着。
今日は美術館へ行くつもりだが、開館時間まで時間をつぶすために富山ライトレール富山港線で終点の岩瀬浜駅へ。
港、海岸線をしばらく散歩。
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富山ライトレール富山港線で富山駅に戻ると九時前。
観光協会の自転車の無料貸し出しサービスで自転車をレンタル。
一五分ほど自転車を漕いで富山県立近代美術館へ。
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「成田亨展」を鑑賞。
http://ja.wikipedia.org/wiki/成田亨
懐かしさと、自分の好きなものの原点を発見した思い。
五〇〇〇円(!)の画集を購入。

富山市を少し散策しかけて、暑さと日差しの強さに断念。
駅前のラーメン屋で食後すぐに一二時一九分発の電車に乗る。
乗り継ぎのタイミングが最悪。
何もない駅で数十分待たされたりとスムーズに行けば五時間台で着くはずが七時間以上かけて、一九時半頃に高槻到着、帰宅。
食事して、身の回りの整理をしてベッドに入る。
今朝熟睡できなかったのですぐに眠くなる。
二一時半就寝。
 

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【日記】14年08月03日 体重60.0kg

五時起床。
明け方まで雨が降っていて、びしょ濡れの地面、ひんやりとした風……ジョギングを断念。

自分の部屋に引きこもり、パソコン作業、部屋を片付け……等々身の回りのいろいろなことにとりかかっていると、母親が部屋に入ってきて何かと中断。

夕方、雨がぱらつくなか外出。
一六時より梅田にて、ネットで募集していた読書会に参加。
課題図書『SFマガジン700【海外篇】』早川書房・編

僕の感想はこちら。
読書会というものに初めて参加したけれども、意外と世の中には自分に近い嗜好を持った人もいるものだな、と感銘……僕はここにいるよ!

一八時半頃終了、雨が降るなか一九時半帰宅。
部屋で映画を観ていると母が部屋に入ってきて、
iPadを教えろ! パソコンを教えろ!
うるさいことこの上ない。
映画を中断して教えているともう二三時、就寝。
 

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【日記】14年08月04日 体重60.0kg

五時起床。
早朝、雨が降っていたのでジョギングを断念。

部屋に引きこもりコラージュ原稿のパソコン作業。
しばらくして外を見ると、雲間から太陽がちらほら顔を見せている。
走ることができそうだ。

一〇時二二分より自宅から高槻墓地公園まで五四分ジョギング。
時折雨がぱらつき不安定な空模様。
Robert Frippのアルバム『Exposure』を聴きながら走る。
うーん……前に聴いたとき微妙だったので確認のためもう一度聴いたのだが、やっぱり微妙。

午後、パソコン作業。
夜になってようやく原稿のラフが完成したので編集に送る。
作業で散らりっぱななしになっていた部屋を片付ける。
二二時就寝。
 

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【映画】『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離 』

映画が始まって三二分でキス。
はや!
 
女は理想主義、感受性の強いロマンチスト。
男は現実主義、不真面目というより真剣に考えることをあえて避けている。
(トラブル、悩みを回避する現実的な方法)

差し障りのない会話。
時折、不穏な空気が顔を出す。
些細な価値観の違いで衝突しそうになる前にお互いその話題をフェイドアウトさせる。
相手を傷つけたくないから、寸止めで気を遣いあっている。
二人の関係は、ものすごく近づいたら壊れそうなぐらい儚い。

本当に仲の良い男女は喧嘩しても別れないが、そこまで踏み込む勇気(自信)がない。
お互い一晩限りの関係だから大切にしたい。
でもセックスしたらお互いの本質がむき出しになる。
せっかくの美しい思い出が性欲が理由だと思いたくない。
(しかしそもそも男女が惹かれ合う理由の根源は性欲だ)

……ニントモカントモ煮え切らない話。


【日記】14年08月05日 体重59.8kg

五時起床。

五時一六分より自宅から高槻墓地公園まで五六分ジョギング。
明け方の高槻を山から見下ろすのは気持ちいい。
朝日に照らさされて駅前の高層ビルが黄味がかった白銀色に輝いている。
Procol Harumのアルバム『The Prodigal Stranger』を聴きながら走る。
前日と同じくこれもピンとこなかったので聴き直してみたが、やっぱり印象は変わらなず微妙。

午前中にラフを仕上げ、完成したコラージュ原稿を編集に送る。
午後はホームページ更新などのパソコン作業。
今日も何もなすことのないまま気が付くと一日が終わる。

二二時就寝。
 

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【映画】『LEGO®ムービー』

僕も小さいころブロックで遊んでいて、オリジナルなロボットや怪獣を作っては戦わせたものだ。

この映画はキャラクターはもちろん、海面の波、炎までもがレゴブロックで作られていて、表現が制限されているからこそ生まれる工夫が、コマやページや色が制限されているからこそ広がった漫画表現を思う。

隠喩であったレゴの物語が、何の隠喩だったのか具体化するパートは直接的過ぎるような気もする。
(おそらく自分がそういうメタな物語を見過ぎてしまったからだろうけれども)


【日記】14年08月06日 体重60.0kg

五時起床。
外は雨が降ったり止んだり、不安定。

八時半頃、家を出て久しぶりに京都へ。
合計七年も大学に通ったというのに、久しぶりに京都を歩くとアウェー感と言ったらない。
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京都市立美術館にて「バルテュス展」鑑賞。
http://ja.wikipedia.org/wiki/バルテュス
期待していたのだけれども、実物を観ると意外にピンとこなかったのですぐ帰宅。

午後は部屋で細々としたパソコン作業。
今日も何もなすことのないまま気が付くと一日が終わる。
二二時就寝。
 

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【映画】『フライング・ギロチン』

格好いいギロチンが活躍するのは冒頭だけ。
時の政府に「大砲、鉄砲があるからギロチンは時代遅れ」と映画が始まって早々に迫害されるギロチン使い一族。

体術に優れているうえ特殊技能も持っていてなおかつ皇帝に忠実な一族を、政府が邪魔者扱いするする理由がわからない。
そもそも戦争に行くわけじゃないし、忍びとしての任務を考えると大音の出る火薬を用いた武器よりもギロチンの方がはるかに優れていると思うのだが。

映画の中で何が起こっているのかわかりにくい。

登場人物は思わせぶりなことを言っては去っていく。
登場人物がずっと何かに悩んでいる。
もっとハッキリ言ってくれ。表現してくれ。
途中まで物語の構造がわからなくて、わざとわかりにくく作っているのかとさえ思う。
文学的と言わないまでも最大限ウェットに悲劇を描くので、娯楽作と思って観ていた頭がグワングワンしてくる。

戦闘シーン、スカッドミサイルみたいに山向こうから飛んでくる清朝の大砲に受ける。
そら、フライングギロチンは届かんわな。
(あんなすごい武器があるのに何で清朝末期、欧州各国にボロ負けしたんだ?)

政府が村人を迫害、制圧する描写は現在の中国共産党政府に対する皮肉?
あるいは異民族の侵略に対する漢民族の抵抗という点で、漢民族の礼賛?

どう判断したらいいものやらどういう意図なのかわからないまま、物語のその後は歴史の闇へ消えていった。


【夢】僕はとある食料品店に入って買い物をしている。

素行の悪そうな友達(特定の誰かでない、記憶にない人)が仮面舞踏会のような扮装で強盗に入ってくる。
僕は慌てて店外に出る。
店横の電信柱に友達である強盗の着替えが置いてある。
電信柱の前で待っていると、強盗を済ませた友達が出てくる。
友達は仮面をはずし着替える。
そこへ知り合いの編集者(C社のM編集部)が通りかかる。
編集者は強盗行為を咎め、友達ともみあいになる。
友達はあやまって透明のビニール傘で編集者の左目を刺してしまう。
もう片方の目がクルリと白目をむき、編集者は倒れる。
あっけなく死んでしまう。
僕はうろたえ、ふらふらと自宅へ戻ろうとする。
僕の家から食事に出た女性アシスタントとすれ違ったので、さっき見た出来事の話をする。
話しながら何度も吐き気がこみ上げてくる。
気が付くと彼女たちはいない。
振り返るとはるか遠い交差点の向こう、僕と違う方向へ歩いている。
そんな話は聞きたくないという意志のあらわれなのか?
アシスタントたちを追いかけようとするが、走ろうとするたびに嘔吐してしまい思うように動けない。


【日記】14年08月07日 体重60.0kg

五時起床。

五時一七分より自宅から桧尾川河川敷を五三分ジョギング。
中学校の登下校のコースから河川敷に至る、少年時代の思い出を追体験するコース。
このあたりは開発などなくあまり風景が変わっておらず、その頃の思い出が蘇り、苦いやら甘酸っぱいやら微妙な気持ち。
Procol Harumのアルバム『A Whiter Shade Of Pale』を聴きながら走る。
郷愁感があるこのアルバムの楽曲、目の周りに広がる景色と相乗効果で自分の中で盛り上がる。

九時頃に父と車で、大阪府の橿原市方面にあるおじさんの墓参りに向かう。
いろいろ面倒見てくれたおじさんが三年前に急死して以来、何もできなかった。
山奥にある墓石を見ても、若くして死んおじさんと自分の中で結びつかず、整理がつかない。

夕方、高校の同窓生に誘われ高槻市駅前に飲みに行く。
六時より八時まで、焼肉屋。
その後は阪急高架下のサイゼリヤでドリンク。
酔っ払って眠くなり、ふらふらと歩いて帰る。
二三時就寝。
 

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【日記】14年08月08日 体重61.8kg

五時起床。
昨夜、焼き肉でさんざん飲み食いしたせいで二日酔い。
頭痛とだるさと吐き気でジョギングなどポジティブなことをする気力が湧かない。
ずっと、ベッドの上で本を読んでいる。

台風が近づいてきたためか、風が強くて涼しい。
部屋が冷房要らずだ。
午後、ようやく体調が回復してきたので、ジョギングに行こうかと思い窓の外を見ると雨がぱらついている。
しばらくしてまた外を見ると晴れている。
ジョギングに行こうかと思い、用意をしているとまた雨が降っている。
この一週間、降ったり止んだりでずっと天気は不安定だ。
せっかく大阪へ帰ってきたのに、心置きなく遊べずもやもやする。
二二時就寝。
 

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【映画】『ドラッグ・ウォー / 毒戦』

劇中で、香港でまだポケベルが使われていることに驚く。
携帯電話やメールで連絡しあっているのに何故このうえポケベルを使うのか知りたい。

ラスト、車を交えてのギミックありガンアクション。
いつも通りのトー監督で微笑ましい。

主人公のキャラクターがあまりに分裂しすぎていてよくわからない。
自分の妻が殺されたことを話すとき、はらはらと涙を流す。
自分が助かりたいための行動を繰り返しているだけだとしたら、あの涙の演出がわからなくなってしまう。

警察側、マフィア側、どちらかに寄せたほうが僕にはわかりやすかった。


【本】『図書室の魔法(上下)』ジョー・ウォルトン

日記の形でしるされた思春期の少女の幻想と現実が交互に繰り返される物語。

孤独感を抱いている少女が、徐々に現実と折り合いをつけていく。
そのきっかけが魔術とSF小説。

少女のSF嗜好は僕と似ていなくて、僕が三〇代でチンプンカンプンだった小説を一五歳で激賞していたり……僕よりずっとませているな。

日常があまりにも淡々としていて、それがリアルといえばリアルだけれども、個人的にはもう少しドラマチックな物語を読みたかった。

冒頭で、これが何かの隠喩を含んだ物語であることはあきらかにされているが、逆にその言葉によって腑に落ちすぎてしまうのが勿体ない。
もう少し幻想寄りにして本当の物語がかろうじて読みとれる程度に描くとか、あるいは冒頭のあの言葉をざっくり消して違う表現にしするとか。
まあでもそれは僕の個人的に感じたことなので、この物語の完成度は申し分ない。

そういえば僕も最近、初めて読書会に行った。
【日記】14年08月03日 体重60.0kg

僕は彼女のような孤独感が「自分なりに」想像できる。
スポーツができたり、共通の話題が多い趣味を持ってたり、友だちが多い人とは根本的に異なる世界に自分は生きているのかもしれない。
大宇宙の深淵をずっとさまよっている気持。
今、表現に携わる世界の片隅でかろうじて仕事をしているが、デビュー以来一貫して感じることは、暗闇にボールを投げ続けているような一方通行の決してわかり合えない不安感だ。

そんなこんな、物語自体はピッタリはまるとは言い難かったが、僕の物語世界へのシンクロ度は予想以上に高くていろいろ考えさせられた。


【映画】『キリングゲーム』

シーソーみたいにお互いが絶体絶命になったら隙を突いて脱走、の繰り返し。
どちらかが智略で上回って危機を脱するわけでなく、基本的には相手の失点頼み。
展開もあまりメリハリがない。

二人とも歳だからか派手なアクションも少ない。

バカ映画を期待したいたのだけれども、意外とウェットな内容で、戦争、人の憎しみの連鎖を考えさせたりするのだが、それがかえって浅薄(だったら何故巻き込まれたデ・ニーロが拷問するのかその行動が謎)。
いっそバカ映画に徹したほうがある種の教訓を入れることができたような気がする。
いや、きっとそうだ。
そうに違いない。


【日記】14年08月09日 体重61.2kg

四時起床。
東京へ始発で帰るつもりが、外を見ると凶暴な風、横殴りの雨。
東京へ帰宅する気持ちが消え失せる。
八時過ぎ……そんなことではいけないと思いなおし、家を出る。
父が駅まで車で送ってくれる。

青春一八切符で高槻駅九時一六分発の電車に乗り、東に向かう。
窓の外はすさまじい風雨。
昼過ぎ、名古屋を越えた頃には曇り空ではあるが雨はやむ。
しかし依然風は強く、電車は徐行と停止を繰り返す。
三歩進んで二歩下がるようにゆっくりと東京を目指す。
比較的乗り継ぎがうまくいって遅れたぶんは待ち時間が少なくなっただけで済み、予定していた時間より一〇分遅れの一九時頃、自宅のある光が丘駅に到着。

軽く食事をして、映画を観て、部屋を片付けて寝室に入る。
二三時就寝。
 

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【日記】14年08月10日 体重61.1kg

六時起床。
目覚ましをセットし忘れ、五時に起床できず。朝から損した感に打ちひしがれている。

外は雨が降ったり止んだり。
轟音を立てて雨が降りみだれたかと思うと、日差しが照らしたりする不安定な空模様。
こまごまとした雑務だけで一日が過ぎていく。

夕方、雨が一瞬やんだその瞬間、家を出る。
外は風が吹きすさみ、中央線のダイヤは乱れている。

三鷹のクロッキー会に参加。
クロッキーが一向にうまくならなくてもどかしくてイライラする。
もっと絵にまじめに向かい合わなければ。
クロッキーが終了してから懇親会に参加する。
コラアゲンはいごうまん氏のことで少しだけ盛り上がる。
アニメーターからイラストレーターに転身した人と話している。
彼は、人物デッサンのため東京にある様々なクロッキー会に合計三〇〇回以上も参加したとか……

二三時半帰宅、一二時半就寝。
 

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