朝食、ネギとタラの煮付け、ゴマ豆腐、タコと玉葱のマリネのせ煮玉子とカニカマとトマトとレタスのサラダ。
日別アーカイブ: 2014年8月17日
【本】『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル ヤン・シュヴァンクマイエル(挿画)
【本】『鏡の国のアリス』ルイス・キャロル ヤン・シュヴァンクマイエル(挿画)
『不思議の国のアリス』は繰り返し何度も読んだが、こちらは初読。
広瀬正『鏡の国のアリス』(全然違う内容)を読んでいたので、知っているつもりだった。
『不思議の国のアリス』よりも起こる出来事の夢っぽさがリアル。
ただ、チェスの描写は多いにも関わらず、鏡のギミック描写の少なさがよくわからない。
鏡描写を消して、タイトルを『チェスの国のアリス』にしてもよかったのではないか。
ハンプティ・ダンプティがアリス絡みで中一の英語教科書に掲載されていたのだけれども、アリスが大きな穴に落ちていく記述、チェシャ猫が登場することから『不思議の国のアリス』の話かと思っていたら、ハンプティ・ダンプティが登場するのはこっちの方。
つまり教科書版はディズニー映画『不思議の国のアリス』のような両方のアリスの折衷案だった……
約三〇年越しに知った真実。
あと、ヤン・シュヴァンクマイエルのイラストが要らなすぎる。
【本】『読書は「アウトプット」が99%』藤井孝一
この本に書かれていることが、こういう考え方もあるうちのひとつ、ということもわかった上で……
読書を何かの役に立つものとして、取り上げる考え方は好きじゃない。
読書、あるいは映画、芸術鑑賞、音楽、文化に関わるもの全ては、楽しむことが主目的でそういうものを楽しむ余裕があるからこそ人生に深みが増すのではないか。
功利的な(手っ取り早く利益を得るため)目的中心で本を読むこと自体、それ(人生に深みを増すこと)を損なうような気がする。
漫画にしろ物語にしろ、副次的に何か役に立つこと自体は悪いことではないと思うけれど、主目的は目的がないこと、楽しむこと。
そもそも教養自体が娯楽であり、娯楽のために使う時間が生まれるということが文明が進化していることの証左。
ビジネスマンのまず読むべき本が、この本で紹介されているような自己実現に関係のあるものばかりだったら、人類の文明もまだまだ余裕がないのだなあ、と思ってしまう。
例えば科学……素粒子を抽出するための大型ハドロン衝突型加速器なるものをあれだけの時間、大きさ、人的資源、費用をかけて作るのは、直接的な目的があるからでなく、素粒子とは何ぞや、宇宙の果て、宇宙の始まりは? という知的好奇心が先だから。
即、得ることができる知識はサプリメントと同じ。
一見遠回りで関係のないところから栄養をとらないと本当の意味で身体のため(人間性、教養の深さに繋がらない)にならない。
……以上、そんな「アウトプット」をしてみました!
【本】『ドリームマスター』ロジャー・ゼラズニイ
【映画】『ハンナとその姉妹』
【日記】14年08月17日 体重60.6kg
五時起床。
朝、ジョギングに出ると霧雨が身体にパラパラあたり、走ることを断念。
仰向けになって落ちている死んだセミを拾って帰宅。
図書館で資料の返却、貸出ついでで走ることに。
一〇時一分より公園を二六分ジョギング。
湿った草木の匂いが夏を実感させてくれる。
Dream Theaterのアルバム「Images And Words」を聴きながら走る。
帰宅するとセミが復活している。
目を離しているあいだに、部屋のどこかに隠れてしまう。
「ブブブ!」と羽ばたく音だけ聞こえる。
カーテンの裏にしがみついていたセミを見つけたので、窓の外に放り投げると空に向かって消えていった。
まだ残っているシナリオの問題点を解決するため、資料本をずっと読んでいる。
二二時就寝。
こんなもの食べた!・・・14年08月17日
こんな映画を観た!・・・14年08月17日
【映画】『ハンナとその姉妹』:DVDで鑑賞。
こんな本を読んだ!・・・14年08月17日
【本】『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル ヤン・シュヴァンクマイエル(挿画)
【本】『鏡の国のアリス』ルイス・キャロル ヤン・シュヴァンクマイエル(挿画)
【本】『読書は「アウトプット」が99%』藤井孝一
【本】『ドリームマスター』ロジャー・ゼラズニイ