日別アーカイブ: 2014年8月15日

【日記】14年08月15日 体重60.2kg

五時起床。

五時八分より公園を四八分ジョギング。
昨夜の雨で公園が霞んでいる。
暗い森の向こうから鈍く輝くオレンジ色の光は、そこで妖精がダンスしているんじゃないかと思えるぐらい神秘的で、涙が溢れそうになる。
Dave Stewart & Barbara Gaskinのアルバム「The Big Idea」を聴きながら走る。
……普通のポップの印象。どういう部分がプログレ色?

朝、公園前図書館で資料の返却貸出、駅前のショッピングモールで買い物。
漫画のシナリオ推敲。
参考に映画を観たり本を読んだり。
まだまだ完成までに時間がかかりそう。

二二時就寝。


こんなもの食べた!・・・14年08月15日

こんな映画を観た!・・・14年08月15日
【映画】『マトリックス』:DVDで鑑賞。
【映画】『コイサンマン』:DVDで鑑賞。

こんな本を読んだ!・・・14年08月15日
【本】『手塚治虫 原画の秘密』手塚プロダクション (編集)

こんな夢を見た!・・・14年08月15日
【夢】僕は修学旅行で旅館に泊まっている。

【本】『手塚治虫 原画の秘密』手塚プロダクション (編集)

切り貼りにもほどがある。
コピーを使うとかや再編成しやすいコマ割りで描くとか何とかならなかったのか。
切り貼りを前提としている漫画の作り方がよくわからない。

記憶は最新の完成原稿で上書きされていくものだから、どういう推移で変更されていったのか、当の手塚氏も完全には把握できなかったのではないか。
手塚氏があと一五年、いや一〇年長く生きたならいち早く原稿をデジタル化したことだろう。
ここで行われていることのほぼ全てをデジタルで代替可能なことだから。
(しかも元の原稿から劣化することはなく、前の段階の原稿にも容易く戻すことができる)

シノプシス(あらすじ)メモからネーム、下描き、完成原稿、修正原稿、印刷された原稿
へのグラデーションが興味深い。

手塚氏が感性重視でなく理屈の人で、絵がセリフに従属している作り方をしていることがわかる。
紙に描いた絵に溺れることなく、物語側から漫画をしっかりとコントロールしている。

【映画】『マトリックス』

何度目か(数えきれない)の再鑑賞。

実はこの世界がコンピュータによって体験させられている仮想空間であることを知った主人公が、コンピュータ上のプログラムから人間を解放するため、戦いを始める話。

改めて観なおすと、基本的なハリウッド的な物語の作りかた(キャンベルの英雄神話)にかなり忠実だ。
そこがしっかりしているからいろんなワードやイメージを挿入しても破綻なく観ていられるのか、逆にいろんなワードやイメージの飛翔を俗なレベル(愛が世界を救う的な)の着地点におとしめているのか……あまりにも思い入れがありすぎてもはや僕には判断できない。

【映画】『コイサンマン』

欲望の象徴であるコーラの瓶を、砂漠の村落から世界の果てへ捨てに行く話。
プロットを抽象化すると「行って帰ってくる物語」で、まんま『ロード・オブ・ザ・リング』。

ドキュメンタリーかと思っていたら、かなりかっちりとシナリオに添って作られている。
早回し、ストップモーションの多用が新鮮。
意外とギャグが古くなっておらず何回か爆笑、細かいギャグもよく出来ていて唸ってしまう。

特典映像が興味深い。
主演ニカウ氏の住んでいる村落を訪れるドキュメンタリー。
ニカウ氏「真実と違うことをするのは正しいことじゃないと思った」
映画にスカウトされる前は、学校で庭師として働き、映画みたいに裸でなくシャツを着ていたとのこと。

スカウトされた理由について
ニカウ氏「不器量だから気に入ったんだろ? 私の顔は面白いから」
……サン族の他の人と顔の違いがわからない!

ドキュメンタリーでは村人が公民館でバイオのパソコン、ソニーのデジタルカメラを使っているところが撮影されている。
コーラの瓶どころの話じゃない。
でも家に帰ると、やっぱりみんなワラ小屋に住み砂の上で寝ていた。

【夢】僕は修学旅行で旅館に泊まっている。

その旅館に泊まっているのは僕だけで、他のクラスメイトは近所の旅館に別々に泊まっているみたいだ。
荷物を部屋に置いて近所を散策、自分の訪れた場所が浮遊している巨大な岩の上だということに気づく。
湖があったり山があったり直径数キロはある巨大な岩の塊。
何の作用で浮かんでいるかわからない。
風に流されないように隣の山からチェーンで繋がれ固定されている。
注意深く地面に手を当てると、自分のいる場所がゆるやかに大きく揺れていることがわかる。
浮遊力がなくなってこの岩が落下したら……考えているうちに恐怖で立っていられなくなる。