月別アーカイブ: 2018年12月

【日記】18年12月01日(土) 体重66.2kg

朝三時頃目覚めて眠ることができなくなり、仕方なく寝室から出て仕事部屋で読書。
一冊本を読み終わり朝食を終えた後眠気に襲われ、八時頃布団に潜り込む。
一〇時過ぎ目覚める。

鬱っぽくて何も手に付かない。

筒井康隆氏のトークライブに行くため、一五時半に家を出る。
大江戸線から新宿経由で京王新線に乗り換え千歳烏山駅で下車。
一〇年ぶりの千歳烏山はクリスマスのイルミネーションで綺羅びやかに輝いていた。
夕暮れから夜の狭間の住宅地を、泳ぐように歩く。
一六時四五分、世田谷文学館に到着。
筒井康隆展を鑑賞。
中学一年生から筒井氏の書籍を読んできたのでほぼ新しい情報はなかった。
一七時半から入場して筒井康隆中川翔子両氏のトークライブを観覧。
筒井氏をメディア越しでなく直接観るのは、一九九三年前後の同志社大学での講演会以来(四半世紀ぶり)で、以前は山城新伍みたいな雰囲気だったのに今はすっかりおじいちゃんになってる。

会場を出て夜道を歩くと、風が吹いて肌寒い。
今年の秋は風がなく穏やかな天気が続いていたのに、今日の夕方を境にいきなり冬になった。
自分で作ってきた弁当を千歳烏山のプラットホームで急いで食し、新宿行き急行に乗車。
二二時帰宅、二三時半就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月02日(日) 体重66.5kg

五時半起床。
昨日の夜からいきなり寒くなった。

今日もたくさんのいろんなことをするつもりだったが……何も手につかないまま一日が過ぎていった。
昼過ぎドラッグストアへ買い物に出たら、曇りというのもあるけど一五時半なのにもう暗くなって街灯がついている。
陰鬱な気持ちになり帰宅。

一八時頃からネット配信でドラマ鑑賞。
『ゲーム・オブ・スローンズ』
第六章一〇話と第七章一話、二話を鑑賞。

表面的には因果のランダムさを強調することによってリアルさを表現しているけれど、物語の根っこ(プロット)自体はきわめてノーマルな神話の法則通りで、この擬似的な「らしさ」は『下町ロケット』みたいだ。

二一時から読書、二二時半就寝。
 

この日ほか記事一覧


【夢】僕は親戚の家でくつろいでいる。

僕は中学生ぐらいでおそらく学校は長期休暇、母の実家に遊びに来たようだ。
音楽を聞きながらパソコンでネットを見ている(現代的な設定も混じっている)と母が部屋に入ってきて、
「アキラ君がラジカセを返せって言ってたよ」
僕に伝える。
僕が音楽を聞いているのは三〇年以上前に流行ったダビングができるタイプのラジカセで、それはアキラ君の持ち物らしい。
夢の中の僕は従兄弟のアキラ君と折り合いが悪いみたいで、
「ああ、アキラ君に会って喋るのイヤやな」
と思っている。

そこで目が覚めて夢であることに気づいて布団の中でまどろみながら
「ああ夢か〜アキラ君会わずに済んでよかった」
と安心しているとまたいつの間にか夢の中に戻っていて(僕自身はそのことに気づいていない)、親戚の家の中で
「やっぱりアキラ君にラジカセを返さへんとあかんのか」
途方に暮れてると、夢が崩れていって……

また目が覚めるけれども起きても夢うつつで
「しまった! ラジカセを返さないまま目を覚ましてしまった!」
じわじわ罪悪感に苛まれている。

夢に戻って返しに行かなくてもいいよね?

【日記】18年12月03日(月) 体重65.7kg

五時半起床。
季節の変わり目は睡眠が不規則になって大変つらい。
今がピークでこれが一旦落ち着いても春になるとまた不安定になるのだろう。
学生のときは本当につらかった。
春から夏に向かっては安定しているので単に寒さが苦手だという話もある。
沖縄に移住するか、夏の間だけ日本と南半球を行き来するかだ。

デスクトップパソコンで作業。
一〇年前に買ったiMacが不安定で、ずっとカーソルが円盤の絵になってグルグル回っている。
グルグルと……ミラーボールのように‼

一五時頃、駅前のショッピングモールへ買い物に出る。

一八時頃からネット配信でドラマ鑑賞。
『ゲーム・オブ・スローンズ』
第七章三話〜七話(最終話まで)を鑑賞。
僕が日本の少年漫画の好きでないところは、友情や根性、血筋や運命(あるいは見栄え)で勝利を勝ち取るところで、ロジカルでないのが本当にイヤ。
まあ、ロジカルでないのは手塚治虫氏がその最たるもので、鉄腕アトムのバトルも滅茶苦茶手を振り回してポカポカ殴ったもん勝ちだったりする。

対して横山光輝氏はロジカルで、詰将棋みたいに未来の可能性を一つずつ検討し探っていく頭の中の過程までも見せていく。
『バビル2世』然り『マーズ』然り、『三国志』など一連の歴史ものはシュミレーションゲームをそのまま漫画にしたような精密な作り。

話は戻って、こういうロジカルでない展開は日本だけかと思っていたらそうでもなく、海外の人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』も為政者としてふさわしいかどうか(勝利者)は運命や血筋や見栄えだったりして知性や能力はそれより優先順位が低い。
むしろ「小賢しさは悪」という描写があったり。

午前一時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月04日(火) 体重65.2kg

九時起床。

デスクトップパソコンの調子が悪く、ずっと格闘している。
いろいろ試した挙げ句、昼間の漫画関係実働時間一時間。

一四時五六分より公園を四七分ジョギング。
部屋にこもっているときは気づかなかったけど、昼過ぎジョギングに出たら気温は二三度、長袖をまくっても汗まみれ。
半袖で出たらよかった。
生暖かい風が強く吹き、枯れ葉がみぞれのように地面に落ちていく。
公園の舗道には枯れ葉がうず高く積もっている。
秋になって彩り鮮やかな葉をまとっていた桜の樹々が、枯れ木みたいになって風で揺れている。
いとうせいこうのアルバム『Mess/Age』を聴きながら走る。

「高輪ゲートウェイ」を駅名にする理屈がわからん。
だったら新宿アルタの前に駅があるんだから「新宿」駅ではなく「新宿アルタ前」駅でいいし、「池袋」駅だって「池袋サンシャインシティ」駅でええやん。
もっと言うと高輪にゲートウェイがあるわけじゃないし、何なん! もう何でもええやん。
何より三六通も、駅名に「高輪ゲートウェイ」という応募があったことに驚く。

一八時から四コマ漫画作成。
集中できず遅れに遅れ二二時頃過ぎようやく完成、午前〇時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月05日(水) 体重66.3kg

六時起床。
窓の外は雨だが、寒くない。

朝、ジョギングに行くつもりでいると下痢になって出られなくなることが多い。
逆にそんなつもりが皆無だと快便。
今日もひどい下痢で、
「どんだけ深層心理の奥でジョギング行くのいやがっとんねん!」
自分が登校拒否の子供みたいに思う。

八時ころから机にうつ伏して寝ている。
一時間ほど眠るとようやく眠気が消える。

一五時八分より公園を四七分ジョギング。
空は雲が厚く、でも風で雲が目まぐるしく流れて青空が見えたり見えなかったり慌ただしい。
あぶらだこのアルバム『あぶらだこ (木盤)』を聴きながら走る。
実家にもある。
あぶらだこの中では一番わかりやすい。

一七時から二一時まで四コマ漫画作成作業。
二三時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【夢】クイーン (Queen) の日本公演が決まる。

その公演の開催地が何と僕の出身高校の体育館。
地元である高槻市は大騒ぎになっている。
ボーカルのフレディは残念ながらエイズで亡くなってしまったので、代わりに僕がボーカルを務めることになる。
僕は
(こんな自分でいいのかしら)
とガッチガチに緊張している。
リハーサル直前、現実世界で目覚ましが鳴って六時にいったん起きてしまったのだが、
「このままみんなを放ったらかしたら、迷惑がかかる!」
と、慌ててまた夢の中の体育館に戻り、ステージに上がる。
夢と現実を行き来するってできるもんなんだね。

リハーサルを何とか成功させ、あとは本番……というところで今度こそ完全に目が覚めてしまう。
そしてめちゃくちゃ朝寝坊。

【日記】18年12月06日(木) 体重66.3kg

朝寝坊、九時起床。

今日は何もする気力がわかない。
最近こういう日が続いて、困惑している。

午後から練馬の図書館で本の貸出返却後、駅前のショッピングモールで買い物。
途中で寄った公園のモミジが真っ赤に色づいている。
近くで見ると血みたいに真っ赤な色で、ウェルズの『宇宙戦争』で火星人襲来とともに咲く火星植物もこんな感じで描写されていたから、僕はこれからモミジを火星植物と思うようにする。

一七時から二一時まで四コマ漫画作成作業。
午前〇時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月07日(金) 体重66.3kg

一〇時起床。

昨日に引き続き朝がつらく朝寝坊、一〇時間近く眠ってしまった。
季節の変わり目はいつも体調が狂う。

先月の胃がん検診の検査結果が送られてくる。
精密検査はしなくてもいいけれど、何年か前から慢性的に罹患している逆流性食道炎がまだ治っていないみたいで、今年も経過観察。

来週火曜日打ち合わせなのに、ネームが進まない。

午後から成増図書館と下井草図書館を回り、いったん帰宅した後また外出、しまむらで服を購入した後、業務スーパーでも買い物。

夜、両親とスカイプ通話していて……
近所の図書館で、携帯番号と携帯で連絡つかないときのためにと実家の電話番号も登録させられるのだが……返却が遅れたときに実家に連絡がいってしまう。
老い先短い両親に
「息子さんに本を返却していただくよう言っていただけますか」
と東京の図書館から連絡が来る。
そんなことが一年に一回くらいあって、それが今日。

午前〇時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【本】小川哲『ゲームの王国 上下』

力作だった。上巻はカンボジア革命前後のことが、下巻は現代(近未来も含め)のカンボジアについて描かれている。
僕は以前フランス人のアシスタントを雇っていたのだが、彼女の家族は虐殺時にカンボジアから逃れてきた移民だった。
(互い母国でない英語でしか意思の疎通ができなかったのでこまかいニュアンスはわからなかったが)
兄弟の半分は虐殺で亡くなったという。家族や環境のせいもあって、彼女は幼い頃から精神が不安定で、でも日本の文化が好きで絶望したときエヴァンゲリオンやコードギアスを観たり、X JAPANやMALICE MIZERを聴くことで救われたという。そして日本に漫画を学ぶために訪れて、僕と出会った。
そんなことを思い出しながら、上巻のカンボジア虐殺部分を読んでいるとどうしてもアシスタントだった彼女の家族のことを想像し、強いストレスで読むことが苦痛でやめそうになって、でも目をそらしてはいけない思いもあって必死に読み続けた。上巻のラストは涙無しで読み続けることができず。
こういう大きな歴史を描いているにもかかわらず、登場人物の設定が昔ながらの歴史小説というより、寓話的(漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のよう)で、そういえば大河歴史(的)小説でいうと池上永一『テンペスト』や東山彰良『流』などもリアルというよりそういう寓話的なキャラクター造形だった。
下巻につながるジョイントは正直完全に成功しているとは思えないが、逆に一筋縄でいかない人間の運命を真摯に描いているとも感じた。ここらへんは好き嫌いだけれど。ともあれ、スリリングな読書体験だった。

【日記】18年12月08日(土) 体重65.9kg

六時起床。

朝から読書。
カンボジア大虐殺についての本を読んでいる。
以前僕を手伝ってくれたフランス人のアシスタントは、カンボジア系で、彼女の家族はこんな虐殺を生き延びて、フランスによく生き延びることができたものだ、と思う。
それでも兄弟の半分は殺されたと聞いた。
カンボジア全体では三分の一(人口700万人のうちの200万人以上)虐殺されたという。
ちなみに第二次世界大戦中の日本の戦没者の概数は240万。

昼食後、散髪屋へ。
「前髪を1センチ切ってください」
と言ったら
「え? 前髪を1センチだけ残すんですか!?」
と大声で聞き返され、その勢いで
「はい〜……」
と返事してしまい、ぬらりひょんが練馬に爆誕。


一五時四五分外出、池袋で買い物(欲しかったものは見つけることができず)、新大塚図書館に寄り、四谷三丁目駅で下車、四谷デッサン会に参加。

今日は寒いと思って厚着で行ったらまだそこまでではなく、後悔するぐらい暑くて汗でじっとりして風邪を引きそうになる。

二一時会場を出て二二時帰宅。
午前〇時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月09日(日) 体重65kg

歳を取ると、説教おじさんになるし、教えてあげるおじさんになるし、マイルール押し付けるおじさんになる。
あと、ゲートウェイ(名付け)おじさんとゲートウェイ(名付け)おじさんに怒るおじさんもいる。

八時起床。
部屋にこもって片付けたり、資料を整理したり……仕事らしい仕事はあまりできなかった。
最近、仕事に集中できなくてそんなことばかり。
明後日は打ち合わせだから、明日こそ仕事に集中しなきゃければ。

流石に一〇年使ったiMacは限界。円盤がグルグル回ってばかりでああ目が回る。

『魁!!男塾』
久しぶりに読んだらやっぱり鉄板でおもしろい! 
一話目の面白さはもう完璧で、リアルタイムで読んでいて声を出して笑ったことを思い出す。
出落ち感アリアリの設定だけれど、そんな設定の中でも引き出しの多さで全く飽きさせない。
序盤は、番長漫画バトル漫画のパロディ的な面が強い。
しかし途中から『魁!!男塾』自体(驚邏大四凶殺から大威震八連制覇の冒頭のパターン)のセルフパロディに変化し、それを拡大しながら繰り返していく。
当時は「どんだけワンパターンやねん!」と思ってたけど、今読み直すとあきらかに悪ノリ(自覚的ギャグで確信犯)していることがわかって、ニヤリとしてしまう。
ここまでトンデモナイ理屈や知識や技術を上回るど根性(と男気)を見せられると、アホらしさを超えて感動してしまう。

3DSでドラクエ3をダウンロードする。
初めてドラクエ3をプレイしたときを超えるワクワク感を、僕はそれ以降経験したことがあるだろうか。テレビの前にラジカセを置いてずっと録音しながらプレイして、ゲームができないときはそれを再生しながら頭の中でドラクエ3の世界を冒険していた……そんなことを思い出す。

二三時半就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月10日(月) 体重65.4kg

宇宙に詳しい人に話を聞くと
「いわゆる真空というのは実は何もない状態でなく、物質と反物質が生まれてはぶつかり消えエネルギーが変化する『真空の揺らぎ』がずっと起こっている」
らしい。
「そんな揺らぎの無から有が生まれたのがビッグバン」
と言うのだがどうも想像ができないので、
「もっと具体的に教えて」
と聞いたら、
「これ以上ないいぐらいに具体的に言ったよ! 宇宙の誕生は有と無の揺らぎから生まれたっってことなんだよ」
って怒られた。
有と無が揺らいでる状態のことなんて僕はこの現実世界で見たことがないんですけど。あるとしたらおばけだよ。
ビッグドロン!

二〇歳ぐらいで初めて漫画家のアシスタントしたとき
「マンホール描いて」
と先生に言われれたのだが、資料を何も渡してもらえなかったので途方に暮れて
「あの〜資料ってないですか?」
って聞いたら先生はブチ切れて、
「マンホールも見なきゃ描けないのか? 丸くてレリーフが彫られていて取っ手があって、こうだよ、こうだよ!」
と何も見ずにあっという間に描きあげて、
「マンホールぐらい記憶で描けるようになれ!」
と怒鳴られてもう四半世紀、まだ資料なしでマンホールを描けない。
最初から描ける人って描けない人のことがわからないから教えることが難しかったりする。
ビッグバンもきっとそうだ。

今日も朝寝坊の九時起き。
一〇時半過ぎ、業務スーパーに買い物に出ると寒くて気持ちが折れそうになる。
午後から明日のうちわせのためのラフ作成作業。
途中までは集中して作業をしていたのだが、夕方ぐらいから集中力がなくなってくる。

午前〇時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月11日(火) 体重66.1kg

六時起床。
普段家にこもって仕事してんのに、こういう寒い日に限って朝一〇時から打ちあわせに出なきゃならない。
九時に出ると寒くて、凍えて氷の柱になるかと思ったカチーン。
毛糸の帽子を被り手袋をつけて自転車で東中野の喫茶店へ向かう。
僕の担当編集者が、今月いっぱいで会社をやめるとのこと。
来年の春までは嘱託で僕の担当を続けるらしいけどそれ以降はわからないらしい。
どこもかしこも不況で大変。

一二時に帰宅、その後仕事したりしなかったり集中できない。
夕方から雨が降ってきて一段と冷えてくる。
二一時から読書、二二時半就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月12日(水) 体重66.2kg

九時起床。
今日も朝寝坊、二二時に寝たのに布団から出たのが九時過ぎで……一〇時間半眠った計算。
朝、弱いにもほどがある。

一三時五一分より公園を五五分ジョギング。
紅葉も終わりに近づき、イチョウは黄色い葉をすっかり落として、公園の樹々は赤から茶色の樹中心になっている。
来週は枯れ木ばかりになってそう。
空気は冷たかったのですが、それでも走っているうちに汗ばんでくる。
頭脳警察のアルバム『頭脳警察 1』を聴きながら走る。
すげえな、まさに歌は時代を表す鏡だな。
彼女は赤軍派、か。

ジョギングから帰宅した直後から頭痛がひどくなり頭痛薬を飲む。
いわゆる頭ガンガンガンダーラである。

ポストに大腸がん、肺がん検査も結果が届いていて、いずれも異常なしとのこと。

今、僕の中で戸川純ブーム。

むかし付き合っていた女性が彼女のマネージャーを三週間でクビになったと言っていたけれど、もっと早くに僕の中で戸川純ブームが来ていれば、その話を興味を持って聞くことができたのに。
元彼女曰く仕事行く気が起こらなくて家で寝てたらクビになったとのこと。
そんでこれはおかしいと思って病院に行ったら
「それはぐうたら病だ!」
と医者に怒られたらしい。
「もやもや病」があるから「ぐうたら病」もあるんかな〜って当時思ってたけど、やっぱりただのものの例えだよね。

今年聴き始めた音楽の収穫で一番かもというぐらい戸川純の再発見。
とにかく歌詞が素晴らしすぎる。

「諦念ブシガンガ」の
♪嗚々我が恋愛の名において
その暴虐の仕打ちさえ
もはやただ甘んじて許す

恋愛をこんなレベルで歌うってすごい感受性だ。
芸能人でもある彼女は、周囲の力関係を誇示する男に搾取される関係にあったのか、あるいは彼女の繊細な感受性が周囲の出来事をそういうふうに一般化したのか。

午前〇時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月13日(木) 体重66.4kg

今日も朝寝坊で八時半起き。
冬になるとセロトニンの影響でどうしても寝起きが悪くなる。

朝からイラスト仕事。
部屋が散らかっているせいか集中できない。
昼前に業務スーパーへ買い物に出ました。
信号待ちしていると寒さに震える。
午後からまたイラスト仕事の続きを始めるが、相変わらず集中できない。
仕事しながらドラマ『24 -TWENTY FOUR-』、シーズン1の15話までを流している。
全ての登場人物が話を引っ掻き回す役でしかなくしかもそれが二四時間続くとは斬新な。
一七年前のドラマにそんなこと言うのは今どき過ぎるけれど。

戸川純をごきげんに聴いてたら隣の部屋の人から
「うわ〜気持ち悪いビブラートだねえ、この下手なひと誰? 私こんなの大嫌い」
と言われた。
戸川純って一般的に下手なの? 
そりゃ声楽的な意味では足りない所あると思うけど僕はじゅうぶん以上に上手いと思うけどな。

二三時就寝。
 

この日ほか記事一覧


【日記】18年12月14日(金) 体重67kg

六時起床。
今日は早起きに成功。
洗濯して濡れた衣服を干していたら冷たさに凍りつきそうになる。
今年始めてズボンの下にタイツを履いて外出、自転車を漕いで練馬の耳鼻科へ向かう。
耳鼻科で震えてながら待っている間に気を失うように眠ってしまう。
診察が終わり、一一時にユナイテッド・シネマとしまえんに移動。
一一時二〇分から『くるみ割り人形と秘密の王国』を鑑賞。

一三時半に練馬春日町の焼肉店でSさんと待ち合わせ。
Sさんのお母さんからもらった株主優待券があったので、無料で食べることができた。
焼き肉食べ放題で、とめどなく沸き返る僕の焼肉欲を何とか鎮めることができた。
脂身が多い肉(二〇〇〇円で食べ放題の店だから)は、網の上で太陽のプロミネンスみたいな炎で燃えあがった。

一五時に焼肉店を出て、駅前のショッピングモールまで自転車で移動、ユニクロで冬物の服を購入して帰宅。
仕事していないうちに一六時になってしまった。
ダラダラ仕事しを始め、原稿をメールで編集に送る。
二一時から読書、午前〇時就寝。
 

この日ほか記事一覧