月別アーカイブ: 2014年12月

【映画】『アクト・オブ・キリング』

大量虐殺について:
ミロのヴィーナスを美しいと感じるのはそういう背景の文化の中にいるからで、芸術は学習によって後天的に学ぶ概念だ。
同じように夕日を美しいと思うことができるのも、我々のいる場所が安全だから。
アフリカでは夜に近づくと捕食動物が跋扈するので、夕日をみると人は恐怖を感じるという。
すなわち、殺人という行為にブレーキがかかかるのは、あくまで僕たちがそういう文化圏に住んでおり、映画や小説や法律や映画や日常会話……それを前提とした文化があって、共通理解のもとで、コミュニケーションがしているから。
目的のためには殺人もよしとする文化圏では、僕達が非難しても、
「じゃあイラクでアメリカは?」
「文化大革命で中国は?」
「第二次世界大戦中の日本は?」
と相対化されるだけ。

映画作りについて:
(対象として)主人公のアンワルにとって、この映画を作るという行為がカウンセリングそのものだったのだろう。
悪夢(罪悪感からの)に悩まされるアンワルが、自分を苦しめる共産主義者を怪物の着ぐるみで再現する行為は、小さい子がオバケの絵を描いた上から×を大きく描いて「コワクナイ!」と宣言するようなもの。
自分のした行為を告白、映画化することで昇華しようとした。
しかし映画を観たとき、そこで自分自身を折り合いをつけるどころか、心の奥底に抑圧してきた考え(疑い)までが表面に浮かび上がってくる。
客観的に自分を見てしまう。
(目的のためなら人が殺していいという共通理解があったとしても、それを否定する考えかたがあることも知っている)

カウンセリングのさらに先に到達してしまった。

【日記】14年12月31日 体重58.4kg

六時起床。
五時に起きるつもりだったけれども、暖かさで布団の中でうたた寝している間に時間が過ぎてしまう。
教訓:暖房のタイマーを目覚まし代わりにセットしていると逆に眠気を誘う。

午前中は滞っていたホームページの更新。

一四時二三分より墓地公園へ向かい五〇分ジョギング。
ゆっくり坂を登ったり下りたり、大晦日に駆け込みで墓参りしている人たちとすれ違う。
Mike Oldfieldのアルバム「Incantations」を聴きながら走る。
天上から照らす一条の光を音に変換するとこういうものだろうか。
山から見下ろす平野が霞んでいて、音の響く空間を漂うように走っている。

夕方、ひさびさに据置型テレビゲームを始める。
四年前に購入したプレイステーション3を初めて起動、FINAL FANTASY13をプレイ。
一〇年ぶりの(九年前にFINAL FANTASY12を二時間でやめた)本格的なFF。
圧倒的な迫力のムービーから始まり、またそれはFINAL FANTASY7と似ているが、もはや驚きはない。
主人公の女性ライトニングが反重力テクノロジーを使って空を飛ぶが、それはエリア間を移動するときムービーで使用するのみ、プレイヤーは操作することができない。
ジャンプはジャンプできる目印のあるところでしかジャンプできない。
自由度が低い割には、プレイ中いったんとめてステータス画面を見ないとわからない複雑な物語世界。
漫画で言えば、単行本のおまけページで世界観を詳細に語らず、物語でちゃんと語れよ!という感じ。
三〇分ほどプレイして、自分はボタンを連打しながらムービーをみているだけ、ということに気づく。
行動範囲が若干ある映画として見るべきか、行動範囲が極めて狭いゲームとしてみるべきか。
……どちらにしろ初期のFFが持っていた期待感のようなものは失われている。

そのまま映画『アクト・オブ・キリング』を観る。
ゾワゾワした気持ちのまま二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月31日

こんな映画を観た! 14年12月31日
【映画】『アクト・オブ・キリング』:DVDで鑑賞。

【映画】『普通の人々』

慎重な演出で、登場人物全員それなりにリアリティを持って描いているのだけれども……
母親が次男にストレートな愛情を持つことができず拒絶する様子があまりにも尋常でない。
あたかも主人公側(父親と息子)の敵のように描かれていて、母親の内面が最後までうかがい知れないままだった。

父親と息子は成長(変化)するが、母親は変化を拒否し(実際に公言し)去っていく。
解決しないまま、そんな現実を突きつけて物語は終わる。
これもひとつのリアリズムの形だろうけれども……到底「普通」じゃなさすぎる。
そういう「普通」でない人も含めてタイトルの『普通の人々』という意味なら、たしかにそうだ。

【日記】14年12月30日 体重59.2kg

八時起床。
起きやすいように暖房をつけているとかえって眠気を誘う。
五時にセットした目覚ましを消したまま意識を失い、気が付くと八時。
すっかり外は明るくなっている。

午前中はホームページの更新作業。
午後に姉が自室に上がってきたので、昨日と同じく再びiPod nanoの使い方を教えている。
再生ボタンを覚えることすら難しいなんて、どれだけ生きていくことが困難なんだ。
雨宮処凛の言う「自身の生きづらさ」とは違うレベルのことだけれども。

一四時五九分より家を出て、墓地公園を目指し五六分ジョギング。
普段通らない墓地の側道を降り、山道を下って、高速道路下へ降りる。
道無き道の草むらを抜けると服と靴下がひっつき虫まみれになっている。
Mike Oldfieldのアルバム「Ommadawn」を聴きながら走る。
鐘の音がオレンジ色の夕日と重なって物悲しい。
物悲しい旋律に包まれ、墓地から淀川を見下ろしながら、ひたすらひっつき虫を服から剥がしている……

二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月30日

こんな映画を観た! 14年12月30日
【映画】『普通の人々』:DVDで鑑賞。

【映画】『セブン』

一五年ぶりに鑑賞、今観ても古くなっていない。
スピーディだが早すぎず、観ていて退屈しない。

犯人の考えていることが以前と同じく相変わらずさっぱりわからない。
浦沢直樹『MONSTER』でも思ったことだが、悪が、「世界の記憶に残るだろう」などインパクトを喧伝するわりにはやっている自体はありふれている事件……とまではいかないが最後は「刑事が妻を殺された怒りで犯人を射殺する話」、新聞に載っていてもおかしくはない。
宇宙の終わりの一つの仮説である、相転移現象のように一瞬にして全世界に波及するほどの事象でもない。

観客は世界が揺らぐほど驚くが、それはあくまで主人公側の視点から観ているからのことだ。
犯人が話していたことが、あくまでブラッド・ピットに対してだけ語っていたことなら、まだ腑に落ちる。

【日記】14年12月29日 体重59.4kg

五時起床。
実家の自分の部屋が、僕がいない間に弟や両親によって散らかり放題になっている。
我慢できず、暗いうちから片付け始める。
片付けだすと止まらなくなる。

朝食後、姉が僕の部屋に上がってきたので、iPod nanoの使い方を教える。
病院にいた間に頭がよく動かなくなったようで、午前中ずっと教えていたが、なかなか覚えられない。

一五年以上前のエアコン、たいして暖かくもならないのに室内が砂漠のように乾燥して息ぐるしい。
肌の表面が乾きトラックパッドの表面を指が滑ってパソコンをうまく操作できない。

時間の合間を縫って書き上げた年賀状を、近所の郵便局のポストに投函。
二二時半就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月29日

こんな映画を観た! 14年12月29日
【映画】『セブン』:DVDで鑑賞。

【本】『幼年期の終わり』アーサー・C・クラーク

ファーストコンタクトテーマに、(ニーチェ的な)人間から直線的に延びる超人思想が絡んでくるのはクラーク氏の個性なのだろう。

同じ地球に住む人類同士ですら場所や時代が違えば理解し難い断絶ができるし、まして昆虫や植物など違う生物種でコミュニケーションできるかどうかはさだかですら無いのに、はるか隔絶した文明を持ち進化の先にいる異星人オーヴァーロードが、人類と価値観を共通していることに驚く。

いかにも欧米文化圏に住む人の発想らしい。

未来について「国が消滅して」「英語を話さない人はいなくなった」という描写にも強烈な違和感。
人間には、他者から独立したい←→他者に取り込まれたい(所属したい)、という相反する本能があって、どんな未来になってもどちらか完全に寄ることはなくその中間を揺らぐだけ。
将来、国の垣根がなくなっても、民族や文化のアイデンティティが強まり、方言や言語が完全に消滅することはない。
そもそも翻訳機が発達すれば、英語を話すことができないハンデもなくなるだろう。

欧米の、人間的な価値観が、宇宙や未来にまで及ぶと思っていた頃の懐かしい寓話。

【映画】『複製された男』

存在しているが普段は見ることができない(石ころ帽子的な)クモ人間によって、人間社会は支配されている。
主人公は秘密クラブのセックスによってクモ人間によって生み出されたクローン人間で、『ブレードランナー』のように、自分はひょっとしたらクローン人間なのか? 真実の人間とはなにか? 的な問題と日常を絡めた物語。 

……だと思って、鑑賞後調べてみたら全然そうではなかった。
ドッペルゲンガーもので、現実にあったことを妄想を混じえて時系列通りに流さずにシャッフルすることで、ある種のミスリードを誘うようになっているみたいだ。
ただでさえそんなミスリードを誘う映画なのに、邦題がクローンを想起させるものだから余計そっち側に引き寄せられてしまう。

クモを使った隠喩も、まるでそういう現実に存在する化け物みたいに描いているからSF的な設定を受け入れてしまう素地になっている。
クモも実際の小道具として物語に絡ませたりあくまで妄想としてわかる演出だったら、わかりやすい内容だった。
ということは、この映画で不可解な部分は叙述レベルのことで、内容はそこまで哲学的な話でもないし、深みはない、わりかし「そのまま」な話。

フェアじゃない!

【日記】14年12月28日 体重59.3kg

寝間着のポケットから目覚ましが落ちて起床できず、朝寝坊で五時起床。
四時四七分の始発で出発して紀伊半島を一周するつもりだったのだが予定変更、六時一〇分発の電車でどこにも寄らず自宅へ向かう。
乗車した車内の気温が低く、凍えてガタガタ震えている。
亀山を経て柘植で乗り換える、まだ車内は寒い。
草津から東海道線の新快速に乗ってようやく人心地のする暖かさ……高槻で下車。
すっかり様相が変わり自分の故郷という感じのしない駅前を歩いて帰宅。

2014-12-28 10.07.20

実家では年末恒例の餅つきの最中だった。
移動疲れで僕は自室に直行、半ば物置化している部屋でしばらく呆然としている。
読書しながら寝落ちしてしまう。
二三時半就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月28日

こんな映画を観た! 14年12月28日
【映画】『複製された男』:DVDで鑑賞。

こんな本を読んだ! 14年12月28日
【本】『幼年期の終わり』アーサー・C・クラーク

【日記】14年12月27日 体重61.0kg

一時半起床。
前日酔っ払って倒れてしまい、旅行の用意ができていない状態で寝てしまった。
起きて慌ただしく用意をしている。
実家で作業に使うための書籍や道具をダンボールに詰め、宅急便で送るために近所のコンビニへ持って行く。
始発に間に合うよう練馬高野台まで走る。

だいたいの移動の流れ。

■練馬高野台 2番線発
|  西武池袋線(池袋行) 9.5km 前・中後
|  04:35-04:51[16分]
|  206円
◇池袋 6番線発
|  山手線新宿方面行 15.4km 6・10・11号車
|  05:10-05:38[28分]
|  7,880円
◇品川 1番線着 [17分待ち]
|  東海道本線(東日本)(沼津行) 97.8km
|  05:55-07:42[107分]
|   ↓
◇熱海 ≪直通≫ [2分待ち]
|  東海道本線(東海)(沼津行) 21.6km
|  07:44-08:05[21分]
|   ↓
◇沼津 [3分待ち]
|  東海道本線(東海)(浜松行) 239.8km やや前・やや後
|  08:08-10:16[128分]
|   ↓
◇浜松 [4分待ち]
|  東海道本線(東海)(豊橋行) ↓ 中・後
|  10:20-10:54[34分]
|   ↓
◇豊橋 [9分待ち]
|  東海道本線(東海)特別快速(大垣行) ↓ 前・後
|  11:03-11:57[54分]
|   ↓
◇名古屋 6番線着・13番線発 [9分待ち]
|  関西本線(東海)快速(亀山行) 59.9km
|  12:06-13:09[63分]
|   ↓
◇亀山(三重) [5分待ち]
|  紀勢本線(鳥羽行) 42.5km
|  13:14-14:30[76分]
|   ↓
◇多気 ≪直通≫ [3分待ち]
|  参宮線(鳥羽行) 15.0km
|  14:33-14:53[20分]
|   ↓
■伊勢市

東海道線の車内は帰省客でごった返し、浜松から名古屋間は座ることができない。
トイレ前がとくに混んでいて、入るために一時間近く並ばなければならない。
移動中に読書しようと大量の本をザックの中に入れてきたにも関わらず、座席に座るとここちよい振動、眠気に襲われずっとまどろんでいる。

気が付くと伊勢市に着いている。
駅を出るともう夕方、駅前からバスに乗って伊勢神宮の内宮に向かう。
駆け足でお参り。
僕にしては珍しくお守りを買う。
(理由あってのことだが)
伊勢内宮を出て、おかげ横丁を歩く。

2014-12-27-15.36.08

2014-12-27-15.45.43

2014-12-27-16.02.00

うどん屋「ふくすけ」にて昼食、めかぶのせ伊勢うどん。
茶屋でおやつ、赤福ぜんざい。
あわただしくバスに乗り、伊勢市駅前へトンボ返り。
アーケード街の中にあるゲストハウスにチェックイン。

2014-12-27-18.48.35

宿の近所の銭湯へ。
脱衣場に入ると、中から裸の女の子が飛び出してきて驚く。
その後ろから全身刺青のお父さんらしき人が出てきてさらに凍りつく。
ひさびさの湯船に浸かり、つかのまの安らぎ。
露天風呂に入ろうと外にでると、屋根に穴を開けたようなスペースにわびしい湯船。
ひとり湯に浸かって星の見えない空を見上げる。
涙が風に吹かれ斜めに零れ落ちる。

2014-12-27-17.57.49

帰ってきて、宿の人達と鍋を囲む。
自分のコミュニケーション出来なさぶりに、ここまでくると個性だ!とさえ思う。
自衛官候補生の少年はまだ一〇代、ニコニコ笑っている。
お酒を飲むと僕は少しだけ陽気になる。
明日は始発で出て紀伊半島を一周するつもり、早めにベッドに潜り込む。
二二時半就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月27日

【食】14年12月26日

朝食、ゴマキャベツサラダ、ご飯、ハンバーグ、味噌汁、生ハムとソーセージとイカ天ぷらと煮玉子とアボカドのサラダ。
2014-12-26_072039.jpg

自宅にて忘年会、馬肉の刺し身などいろいろ。
2014-12-26_123206.jpg

2014-12-26_124510.jpg

おやつ、クリスマスケーキ。
2014-12-26_151359.jpg

2014-12-26_152400.jpg

【日記】14年12月26日 体重59.5kg

六時起床、やっぱり定刻に起きることがつらい。
ちょっとしたことで崩れた生活のリズムをなかなか元に戻せない。
今日は自宅で忘年会、朝から部屋を片付けたり、買い物に行ったり、予約したケーキを取りに行ったり。
一二時過ぎに集合、夕方までワイワイ騒ぎ、お酒を飲んだりしているうち酔っ払って思考能力がなくなってしまう。
明日は実家へ向かうのに用意もせず、全てそのままにして二二時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月26日

【食】14年12月25日

朝食、おにぎり、イカの天ぷらとソーセージと生ハム、マグロとアボカドとトマトとレタスのサラダ。
2014-12-25_091918.jpg

昼食、ハンバーグ、キャベツのゴマサラダ、ご飯、ゆで卵とトマトとソーセージと生ハム。
2014-12-25_140156.jpg

おやつ、スイートポテト。
2014-12-25_130659.jpg

夕食、ヨーグルト、豆乳にフルーツグラノーラ。
2014-12-25_181043.jpg

【映画】『インデペンデンス・デイ』

・可視化した都市サイズのUFO。
・コンピューターウィルスによって宇宙人を倒す。

この二点が公開当時、斬新だった。

しかしその他の価値観や見せ方は既存のハリウッド映画を一歩もはみ出していない。
既視感のある見せ場を当時の最先端の技術で映像化し、職人的なテクニックで物語をコラージュしたような……それはそれで一級品だが、ビッグバジェットSF映画のパロディのようだ。

宇宙人の捕虜を必要以上にどつきまわす、ウィル・スミスの粗暴な行動にイライラする。
第二次世界大戦中、日本軍が捕虜の扱いが悪かったことを欧米人が非難するなら、こういう見せ方でカタルシスをつくるなよ!
フィクションであれ観客が心地いい描きかたなわけで、こういう行動をアメリカ人がどこか許容しているということではないか。
(今ならイスラム圏に対して)

【日記】14年12月25日 体重59.5kg

三時前、悪夢にうなされ汗びっしょりで目覚め、眠りに戻ることが困難になる。
ひたすら悶々としながら夜明け前にようやくまどろみ、朝八時に起床。
相変わらず一日のリズムが狂っている。
漠然とした不安感でパニックになったようになって何も手に付かない。
とりあえずなにかしなければ、と昼日中から映画を観る。
しかし事態は好転しない。
何も出来ないまま二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月25日

こんな映画を観た! 14年12月25日
【映画】『インデペンデンス・デイ』:DVDで鑑賞。

【食】14年12月24日

朝食、ハッシュドポテト、おにぎり、イカの天ぷら、小籠包、ゴマネギ豆腐、豚肉と白菜のミルフィーユ、海鮮マリネ。
2014-12-24_054241.jpg

大塚駅近くの麺屋「帝旺」にて昼食、特製漢方油そば。
2014-12-24_134529.jpg

2014-12-24_133745.jpg

おやつ、クリスマスケーキ。
2014-12-24_152408.jpg

夕食、味噌汁、ハッシュドポテトとイカの天ぷらとソーセージ、まぐろとアボカドとトマトとレタスのサラダ、ご飯、牛カルビ焼き。
2014-12-24_200548.jpg

【本】『暴露:スノーデンが私に託したファイル』グレン・グリーンウォルド

米国家安全保障局(NSA)によるサイバースパイ行為を暴露したスノーデン氏。
年収二〇〇万ドルの仕事を投げ打ちアメリカを捨ててまで何故こういう行為をしたのか、彼の動機がはっきりとわからない。
政府の情報公開問題と戦い続けた著者グレン・グリーンウォルド氏は困惑している。

スノーデン氏は当初、ジョセフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』(リンク)の影響を挙げ、神話に慣れ親しんだ自分が人間として取るべき行為を考えて……と語っていたが、グリーンウォルド氏がそこでもうひと突っ込みすると、実はゲームの影響だと言い出す。
自分の力だけで敵に挑んでいく姿勢、正義感……ゲームが描いている思想のバックグラウンドに共感したとのこと。
もともとスノーデン氏は日本語を学んだり、NSA在籍時に日本で働いていたり、日本文化に傾倒していたらしい。
インターネットやいろんな本を立ち読みしてみると、『鉄拳』など日本のゲームキャラクターに共感したと話しているようだ。

現代的といえば現代的だが……いままでの価値観でスノーデン氏の動機に必死に辻褄を(整合性を)合わせようとしている、グリーンウォルド氏の姿勢が興味深い。

【映画】『ガガーリン 世界を変えた108分』:新宿シネマカリテにて鑑賞

何と……映画の長さは一一三分! 
ガガーリンが人類初の宇宙飛行士として打ち上げられて帰還するまでの一〇八分を、ヒッチコック『ロープ』のごとくリアルタイムで描いた映画かと思っていたらそうではなかった。
ドキュメンタリー風でもなく、今流行りのPOV方式でもなく、打ち上げのその日の出来事をガガーリン自身の半生を回想を交えて描いた比較的オーソドックスな作りの映画だった。

ガガーリンの人間的な部分は断片的に伝わってくるけれども、彼が他の人よりどんな部分で抜きん出てどんな理由で選ばれたのかはあまりはっきりしなかった。

【日記】14年12月24日 体重59.5kg

五時起床。
八時に家を出て、新宿へ向かう。
上映前から劇場前で並び、『ガガーリン 世界を変えた108分』:新宿シネマカリテで鑑賞。
鑑賞後に移動中、新宿駅で線路にiPod touchを落とし、駅員さんに拾ってもらう。
自分が生まれ落ちたことがごめんなさい的なクリスマス。
新大塚駅で下車、図書館で本の返却貸出。
通りがかかった、大塚駅近くの麺屋「帝旺」にて昼食、特製漢方油そばを食する。
麺がベチョベチョしているが、まあまあおいしい。
さらに光が丘の図書館にも寄って本の返却貸出。
……疲れきって帰宅。

いろいろ考えているとなかなか眠れず、午前〇時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月24日

こんな映画を観た! 14年12月24日
【映画】『ガガーリン 世界を変えた108分』:新宿シネマカリテで鑑賞。

こんな本を読んだ! 14年12月24日
【本】『暴露:スノーデンが私に託したファイル』グレン・グリーンウォルド

こんな夢を見た! 14年12月24日
【夢】僕はとある外惑星を探査している。

【夢】僕はとある外惑星を探査している。

僕にそれを命じたのは『2001年宇宙の旅』でモノリスを作った宇宙人のような存在。
宇宙人の超科学によって作られた宇宙服を僕は着用している。
一見すると宇宙服とわからないような、普段着とゴム手袋レベルの軽い装備だ。
槍のように隆起する山脈の岩壁を両手でしがみつきながら慎重に降りていく。
ゴム手袋が何かに引っかかって切ないか、僕はずっと気にしている。

惑星の軌道は恒星から遥か遠く、光がわずかにしか届かない。
真っ暗な星空、アンモニアとメタンの薄い大気はマイナス一〇〇度以下。
岩壁の降りた底は廃墟のようだ。
地面に何か落ちている。
下向きに被せられていている人工的な網のようなもの。
近づいて中を覗くと、コスモスに蝶々が凍りついたように静止している。
この惑星はもとは地球のような気候だったのだが、急激に冷えてこういう星になったということがわかる。
周囲を見渡すと、そこは田畑の跡のようで、前に道路があってマンションもそびえている。
自分が立っているその場所は、僕の実家の前にあった田んぼだったのだ。
(ちなみにその田んぼは潰されて今は駐車場になっている)
あぜ道を通り実家へ向かう。
実家に到着すると、建て直す前の古い家の形で残っている。
あまりの寒さで時間が凍り、過去と変わらない姿で保存されているのだ。
中に入ると、そのまま全てが昔のまま止まっている。
ある夜、寒さで凍りついてそれからそのままになっているのだろう……布団の中で眠ったままになっている家族がそこにいる。
泣きそうになりながら、家族の寝顔を見て歩く。

【食】14年12月23日

朝食、サーモンとセロリと玉ネギとシーフードのマリネ、小籠包、おにぎり、スイートポテト、ぬか漬け、生ハムとトマトとゴマワカメキャベツサラダ。
2014-12-23_095355.jpg

昼食、ゴマネギ豆腐、豚肉と白菜のミルフィーユ、ご飯、ハッシュドポテト、チキンレッグ、サーモンとトマトと玉ネギのサラダ。
2014-12-23_131625.jpg

おやつ、ヨーグルト。
2014-12-23_154119.jpg

夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。
2014-12-23_183827.jpg

【日記】14年12月23日 体重59.0kg

九時起床。
布団から出ることが出来ず、現実の境界線でまどろんでいる。
まどろみの中で、漫画の取材と世界の終わりの夢を交互に見ている。

午前、ドラッグストアと業務スーパーで買物。
スピードを上げ自転車を漕いでいると、刃のように冷たい風が露出した肌を切り裂く。

生活のリズムが一定にならず、常に不安定で四苦八苦している。
布団に潜り込んでも前日眠りすぎて寝付きが悪く、ずっと深夜まで暗闇と格闘している。
午前〇時過ぎ就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月23日

こんな映画を観た! 14年12月23日
【映画】『いつか晴れた日に』:DVDで鑑賞。

【日記】14年12月22日 体重59.2kg

朝帰りのため起きることができず、昼の一二時過ぎ起床。
二日酔いで、かすかな頭痛と全身に残る疲労。
それでも午後、ジョギングへ向かう。

一五時一四分より光ヶ丘公園を三六分ジョギング。
寒さに慣れてきたようで、以前ほどつらくなくなってきた。
(冬が好きでないことには変わりないけれども)
Mike Oldfieldのアルバム「ubular Bells」を聴きながら走る。
透き通ったベルの音が、冬空に響く。
頭上の枯れ木の梢が呼応して揺れている。

二日酔いが消えていないのに走ったためか、意識の表面に澱のようにこびりつく眠気。
映画を見ている途中、睡魔の度重なる攻撃に我慢できなくなり、寝室へ向かう。
二一時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月22日

【食】14年12月22日

昼食、おにぎり、ハンバーグ、味噌汁、ゴマワカメキャベツサラダ。
2014-12-22_132623.jpg

おやつ、ヨーグルト。
2014-12-22_162952.jpg

夕食、味噌汁、トマトと生ハムのサラダ、ご飯、小籠包、ぬか漬け、スイートポテト、焼き鯖、サーモンとセロリと玉ネギとシーフードのマリネ。
2014-12-22_183236.jpg

【日記】14年12月21日 体重59.2kg

疲れで目覚めることができず、七時半起床。
ちょっとイレギュラーなことがあるとすぐリズムが狂うことが僕の悪いところ。
遅れを取り戻すため、ずっと仕事。
昼過ぎに原稿を完成させ、脱稿。

一五時三〇分より光ヶ丘公園を二六分ジョギング。
The Enidのアルバム「Touch Me」を聴きながら走る。
シンフォニックな電子オルガン、行進曲のようだ。
林の中の道無き道を落ち葉をまき散らし走っているとなにかの英雄のようだ。

一八時半よりいつも参加しているクロッキー会の忘年会。
知らない人が多く、人見知りの僕からすればリラックス出来ない場だが、頑張って挨拶して話を聞こうと努力する。
帰るタイミングを逃し、朝まで残っている。
アルコールと眠気で後半はずっと朦朧として夢うつつだ。
始発で帰宅、家に着くともう朝六時、すぐに布団へ潜り込む。
いつも帰ってきてから自分がしでかしたことを後悔するので、なるべく思い出さないよう努力する。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月21日

【食】14年12月21日

朝食、小籠包、おにぎり、ハッシュドポテトと煮玉子とソーセージと焼き鮭、トマトと生ハムとレタスのサラダ。
2014-12-21_084432.jpg

昼食、トマトと鶏モモのガーリック炒め、味噌汁、おにぎり、ゴマキャベツサラダ。
2014-12-21_133952.jpg

クロッキー会の忘年会にて夕食、鍋やパエリアなどいろいろ。
2014-12-21_223130.jpg

2014-12-21_190638.jpg

2014-12-22_005258.jpg

【食】14年12月20日

朝食、おにぎり、味噌汁、サツマイモ、トマトとイカのオリーブ油煮、生ハムと煮玉子とトマトとレタスのサラダ、キャベツとワカメのごま塩サラダ。

2014-12-20_043729.jpg

昼食、ネギ豚冷かけうどん、サツマイモ、トマトとイカのオリーブ油煮のせ生ハムとトマトとレタスのサラダ。
2014-12-20_121317.jpg

新宿のバーガーキングにて夕食、黒バーガーセット。
2014-12-20_172837.jpg

【日記】14年12月20日 体重59.5kg

深夜、悪夢から目覚めて汗びっしょり。
布団の中で眠ろうと努力するがかえって目が冴えて眠れなくなり、四時前に布団から出る。
朝から原稿のペン入れと仕上げ、一五時にいったん中断して外出。

駅までの道、パラパラと雨が降っている。
大塚の図書館で本の貸出返却、そのころには雨が本降りになっている。
埼京線で新宿へ、駅から降りると怒涛の土砂降り。
割れたiPod touchの液晶ガラスを替えるため激安修理店へ向かう。
ホームページの地図が、丁寧に説明しているにもかかわらずわかりにくい。
地図通りに向かうと激安修理店はなく、焼肉店の裏口に出てしまうのだ。
間違ったのかと思って、裏口前で行ったり来たり。
意を決して裏口から入ると、奥の掘りごたつの客席でパソコンを広げている男性がいる。
その客席が激安修理店の店舗だったのだ。
男性はちょっと片言で……なるほど日本人じゃないから地図の説明が微妙にわかりにくかったのか、と納得。
僕の持っているiPod touchの型が古いためここでは修理できないとのこと。
混乱したきもちのまま、店を出る。
道路に跳ね返る雨で靴と膝をびしょ濡れにして歩くうち、気持ちが下がっていく。
新宿靖国通りのバーガーキングで夕食、黒バーガーが美味しかったので少しだけ救われた気持ちになる。
そのスピードで帰宅。

疲れきってゴロゴロしていると時間が過ぎていく。
二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月20日

こんな本を読んだ! 14年12月20日
【本】『南シナ海 中国海洋覇権の野望』ロバート・D・カプラン

【本】『南シナ海 中国海洋覇権の野望』ロバート・D・カプラン

一九世紀末のカリブ海と、いまの南シナ海の似ているところ/似ていないところ……中国台頭によって変化した南シナ海の状況が、初心者の僕にもわかるようやさしく解説されている。

シンガポール、マレーシアが独裁ゆえに発展したこと。
悪い独裁者の見本だったフィリピンのマルコス政権。
人民を弾圧するが経済は発展させた中国共産党。
独裁からソフトランディングして民主主義に向かった台湾。
南アジアは独裁のいいところとわるいところを比較研究できるような場所のようで、その描写の中から著者の「西洋の民主主義信仰」への懐疑が散見できる。

あとがきでも触れられていたが、日本に対する興味の無さか、日本に対する記述が少なく、あっても反日的な(アメリカのリベラル派の典型的な主張を鵜呑み)記述になっているところが気になる。

シンガポールの独裁者リー・クアンユーの自伝を読んでみようと思う。

【食】14年12月19日

朝食、おにぎり、煮玉子とトマトとソーセージ、味噌汁、サツマイモ、青椒肉絲、キャベツとワカメのごま塩サラダ。
2014-12-19_065438.jpg

スシローにて昼食、いろいろ。
2014-12-19_120341.jpg

2014-12-19_121536.jpg

2014-12-19_122312.jpg

おやつ、スイートポテト。
2014-12-19_132132_HDR.jpg

夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。
2014-12-19_185559.jpg

【日記】14年12月19日 体重59.6kg

八時起床。
仕事をするためのエンジンがなかなかかからない。
気分転換にひさしぶりに外出、回転寿司屋「スシロー」で昼食、買い物して帰宅。

昼過ぎようやく机に向かう。
夕方ようやくラフが完成、続けて下描きまで仕上げてから確認してもらうため編集へ送る。
明日は早くから仕事をするつもりなので、早めに布団に入る。
なかなか寝付くことができず、本を読んでいると眠くなってきて午前〇時前就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月19日

【食】14年12月18日

朝食、味噌汁、おにぎり、トマトとベーコンのサラダ、ゴマネギ豆腐、ハッシュドポテトと焼き鮭とソーセージ。
2014-12-18_090926.jpg

昼食、ゴマネギ豆腐、トマトとソーセージと煮玉子のサラダ、青椒肉絲、キャベツとワカメのごま塩サラダ。
2014-12-18_143143.jpg

夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。
2014-12-18_173436.jpg

【日記】14年12月18日 体重59.3kg

昨夜、遅くまで外出していた疲れで熟睡できず、浅い眠りのまま布団の中で寝たり起きたりを繰り返している。
疲れが溜まりすぎ、布団から出ることができない。
いつもより三時間遅れの八時過ぎにやっと布団から出ることができる。

一日中、朦朧としていて頭が働かず、仕事に集中できない。

一三時一三分より光ヶ丘公園を三三分ジョギング。
真昼なのに、外は凍えそうに寒い。
火星の昼ってこんなのだろうか。
Zamla Mammaz Mannaのアルバム「Familjesprickor」を聴きながら走る。
民族音楽とJazzが混然として織りなす、一瞬不協和音かと思うとそれは次のメロディーの音階だったり、技工的に素晴らしいが、僕レベルの素人だと楽しめるまでいかず、少し悲しい。

二三時半就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月18日

こんな映画を観た! 14年12月18日
【映画】『王立宇宙軍 オネアミスの翼』:DVDで鑑賞。

【映画】『王立宇宙軍 オネアミスの翼』

学生の頃、友だちに勧められて観たとき、ピンとこなかった。
今回観直してもやっぱりピンとこなかった。
だけれども単純に面白くない、と言ってしまうには言い切れない……変な噛み切れなさが口の中に残る。
作っている人たちの志の高さはわかるのだけれども、理屈が先に出すぎていて面白さがついてこられずにいる印象だ。

暗殺者から逃げるシークエンスは、メリハリがなく唐突に始まったり終わったりを繰り返す。
僕と映画の間で感情移入ポイントのズレのようなものがあり、それが違和感になって、主人公が逃げているシーンも、夢の中のように身体がうまく動かないもどかしいものとして伝わってくる。

映画全体に(おそらく意図的でない)夢の中のような浮遊感で満ちている。
意図の消化不足のせいだろうか……しかし今の基準から見てもじゅうぶん高い技術で作っている。
その高い技術力を持っても到達できなかった志の高さということか。

そこまでの志の高さに当時どこまで勝算があったのかわからないけれども、それでも戦いをいどむ姿勢に対しては凄みを感じる。