【映画】『ラストベガス』

まだまだわしらも若いもんには負けないぞ、ちょっとどんくさい所もあるけどそこもまた味なのだ!
という感じで老人四人組がトラブルを乗り越え活躍するのだが、そこにギミックはない。
例えば物語を通して主人公たちが妙にモテるのだが、そのモテかたが年の功(スキルやエピソード)だったり何か理由があるわけでなくなく、単に性的魅力があるからモテたりする。
彼ら(マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クライン)がハリウッドスターという名声でモテるというのならまだわかるが、ただの一般的な年寄りなのに、何故?
チンピラの若者に絡まれたときは、相手をパンチで叩きのめす。
年をとっても格闘技を続けていたようなエピソード、偶然、ギミックなど……説明はない。
入ってすぐに腰をおろして参加したカジノで大儲けすることも……説明はない。
(本当にただ単に大当たりするだけ!)
無条件で世界中が彼らを応援する、そんなパラレルワールドに迷い込んだような印象……これはまぎれもないSFだ。

僕もあと三〇年たったらこういう映画を楽しめるようになるのだろうか?
今の気持ちとしてはこういう映画を楽しめるような年寄りにはなりたくないけれども。

そもそもこういう映画を観に行く人がいるというこの現実世界……これはまぎれもないSFだ。

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