日別アーカイブ: 2014年12月30日

【日記】14年12月30日 体重59.2kg

八時起床。
起きやすいように暖房をつけているとかえって眠気を誘う。
五時にセットした目覚ましを消したまま意識を失い、気が付くと八時。
すっかり外は明るくなっている。

午前中はホームページの更新作業。
午後に姉が自室に上がってきたので、昨日と同じく再びiPod nanoの使い方を教えている。
再生ボタンを覚えることすら難しいなんて、どれだけ生きていくことが困難なんだ。
雨宮処凛の言う「自身の生きづらさ」とは違うレベルのことだけれども。

一四時五九分より家を出て、墓地公園を目指し五六分ジョギング。
普段通らない墓地の側道を降り、山道を下って、高速道路下へ降りる。
道無き道の草むらを抜けると服と靴下がひっつき虫まみれになっている。
Mike Oldfieldのアルバム「Ommadawn」を聴きながら走る。
鐘の音がオレンジ色の夕日と重なって物悲しい。
物悲しい旋律に包まれ、墓地から淀川を見下ろしながら、ひたすらひっつき虫を服から剥がしている……

二三時就寝。

               ◇

こんなもの食べた! 14年12月30日

こんな映画を観た! 14年12月30日
【映画】『普通の人々』:DVDで鑑賞。

【映画】『普通の人々』

慎重な演出で、登場人物全員それなりにリアリティを持って描いているのだけれども……
母親が次男にストレートな愛情を持つことができず拒絶する様子があまりにも尋常でない。
あたかも主人公側(父親と息子)の敵のように描かれていて、母親の内面が最後までうかがい知れないままだった。

父親と息子は成長(変化)するが、母親は変化を拒否し(実際に公言し)去っていく。
解決しないまま、そんな現実を突きつけて物語は終わる。
これもひとつのリアリズムの形だろうけれども……到底「普通」じゃなさすぎる。
そういう「普通」でない人も含めてタイトルの『普通の人々』という意味なら、たしかにそうだ。