月別アーカイブ: 2013年6月

【夢】村田らむ氏が滝壺に落ちるのを編集の長島さんが目撃。

村田らむ氏はライターでイラストレーターで漫画家の器用貧乏な人。
長島さんは僕の担当でもある編集者。わんわん泣きながら僕を呼びに来る。
僕は最初、半信半疑だったが、下流に村田さんが普段持ち歩いてるテレビのリモコンが流れてくるのを見つけ、慌てて助けに向かう。
水中に手を突っ込むと村田さんの手が握りかえしてきて引っ張り上げようとするが、手がどんどん伸びて伸びて……途中で目覚める。

しばらくぼーっとしながら、あのあと村田さんが助かったのかどうか気になっている。

【日記】13年06月のこと

6/1
体重65.3 kg
朝六時起床。
疲れが取れない。
朝食、シソとニンジンとタマネギとサーモンのサラダ。
午前、新宿の世界堂にて画材を買い物。
昼食は食べずに、豊島園へ向かう。

ユナイテッド・シネマとしまえんにて映画鑑賞
『グランド・マスター』
隣席の老人は地鳴りのようないびきだった。僕もルドヴィコ療法みたく脚や肘をひねって眠らないよう努力していたのだが、終わりそうで終わらないエンディングで一瞬意識が飛んでしまう。カンフーについての映画にこんなべっとりとした演出をつける意味がわからない!

ユナイテッド・シネマとしまえんにて落としたiPod touchが届けられていたので、これからも頑張って生きていくことにする。
夕食、光ヶ丘の焼肉店ふじ咲にて、焼肉たっぷり。
午前〇時まで資料を切り抜いてから、就寝。

読んだ書籍
『悪の対話術』福田和也
対話によって自意識を客観的に捉える重要性が、コミュニケーション全般ひいては人生まで達するということを示唆される。他人を意識し過ぎると行動が自縄自縛になりがちだけど、何も考えず無防備でいるよりはいいよね。僕もしんどいけど頑張る。

6/2
体重64.9 kg
朝七時起床。
納豆の中の豆になったような、そんな今朝の眠気。
朝食、ソーセージ四本、トマトとシソとタマネギとニンジンと生ハムのサラダ。
昼食、焼き鳥八本、トマトとレタスとサーモンとシソのサラダ。
午後から下井草の図書館へ資料を借りに行く。
ついでに業務用スーパーで買い物して帰宅。
僕が何故、浮世絵とか日本の絵が嫌いなのかわかった。幽霊が出てきそうだからだ。間違いない!
夕食、牛乳、生ハム。茹でソーセージ四本、ブロッコリとタマネギとニンジンとサーモンのサラダ。
すべてが虚無に包まれている。

読んだ漫画
『よつばと!(12)』あずまきよひこ
陰影を線で丁寧に描きんだ背景に引き込まれる。本編を何度も読み返す。絵の指向性と物語が一致している。

読んだ書籍
『オタクアミーゴスの逆襲』岡田斗司夫 眠田直 唐沢俊一
情報の増加、機器の発達、文化の発展/退潮、人間の経年変化などをオタク第一世代がどう現状認識しているのか、鼎談が興味深い。僕が積極的にオタクアミーゴスイベントに参加していたのは九七年だからもう一六年も前になるのか。

DVDにて映画鑑賞
『過去のない男』
冒頭、主人公の顔が包帯でぐるぐる巻かれて隠れていたので、何となくタイトルを『顔のない男』と勘違いしてしまう。ちなみに主人公にとっての過去は値打ちのないものだったが、過去って本来もっとかけがえのないものじゃない?

6/3
体重65.2 kg
朝七時起床。
朝食、焼き鳥八本、トマトとシソとサーモンとタマネギとレタスのサラダ。
午前中、西友とユニクロへ買い物。
昼食、チョコ蒸しパン半個。
午後から大掃除。
片付けに明け暮れる。大量の大型ゴミを出して部屋が綺麗になったら旅立ちだ!
夕食、マグロとアボカド丼、鴨のスモークとタマネギとトマトとレタスのサラダ。

読んだ書籍
『亜空間要塞』半村良
『発狂した宇宙』『お聖どん・ アドベンチャー』『タイムスリップ大戦争』など彷彿とさせる。SFであることを登場人物が自覚した行動、SFという概念がある程度定着した状況でこの作品はうまれたのかな。SF的な状況が一回転以上進んでいる現在ではこういうメタなものは陳腐化しているような。

DVDにて映画鑑賞
『戦場でワルツを』
フラッシュアニメ風の映像、興味深く画面の隅々まで凝視する。映像の特異さと、ドキュメンタリー風物語の関連性は理解することができず。

6/4
体重64.6 kg
朝七時起床。
朝食、スモークサーモン、煮玉子、鴨のスモークとシソとトマトとタマネギとレタスのサラダ。
昼食、インド料理サモミ(ジャガイモ)、梅しそ鶏ももパスタ。
夕食、トマトとホタテとレタスのサラダ、肉団子一〇個。
ひどい欝で一日何もできない。
午前〇時半就寝。

読んだ漫画
『パーム(3~5)』伸たまき
絵が好き。物語についてはもっと読んでみないとわからない。『クラウド・アトラス』みたいになるのかな、と想像してみたり。

読んだ書籍
『亜空間要塞の逆襲』半村 良
前作からさらにメタ度が増して今作の主人公は半村良氏自身。前作の登場人物に誘われ異次元を旅し、SFのNW運動の中心人物(現実世界の知り合い)と邂逅。リアルタイムで読んでいない僕からすると(ある程度当時の状況を知識で知ってはいても)、この作品を書いた半村氏の真意はわからない。円熟期に至る前、自分の枝を広げようとして書いたものかと想像してみる。

6/5
体重64.3 kg
朝八時前起床。
睡眠は七時間は必要みたいだ。
朝食、今日は控えめに。煮玉子、スモークサーモンとトマトとレタスのサラダ。
午後から図書館と買い物。
昼食、みたらし団子二本。
夕食、ニンジンとタマネギと生ハムのサラダ、サーモンイナダネギトロ丼。

何もやる気が起こらない。

二三時半就寝。

読んだ漫画
『パーム(6~7)』伸たまき
絵はかなり好き。こういう類の物語をあまり読まないので、どういう楽しみ方をすればいいのかこの段階ではまだわからない。

読んだ書籍
『およね平吉時穴道行』半村良
初読から二五年以上経過。今読み返すとデビュー作『収穫』に、その後の作品に共通する大きな存在に翻弄される市井の人というテーマが内包されていると気付く。『妖星伝』や『平家伝説』より直接的に。大学の同級生の林くんも、僕にプログレッシブ・ロックを薦めるため大いなる意志に導かれ生を受けたのかもしれない。

DVDにて映画鑑賞
『トゥモロー・ワールド』
あまりにしつこく長回しでカメラが追ってくるので、撮影している人がなにか重要な役割を持っているオチかと思った。この映画は、一度目に観たときはよく出来ているけど普通と思っただけだったが、数年ぶりにいま観ると、把握できる情報量が増えるだけでなく物語の没入度がさらに増すことを実感。赤ん坊の鳴き声が響きわたるシーン、周囲に静寂が広がり十字を切ったり手を差し出す人びとを観ていて涙がこみあげてくる。自分にとって重要な映画/小説は再鑑賞/再読しないと。一度目は確認しかできないな。

6/6
体重64.3 kg
早起きどんだけムズカシイねん。思い起こせば小学校低学年の頃からいつもチャイムギリギリに間に合うよう起きてたわ。生まれて今まで早寝早起]

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