八時半時起床……八時間半睡眠！
じゅうぶん以上寝ているはずなのに身体が動かない。
首の筋がおかしい……寝違えたうえ寝過ぎで体調が悪い。
朝から漫画のペン入れ。
一一時家を出て自転車で歯医者に向かう。
歯医者の治療費五四〇〇〇円！
支払おうとすると財布の中には五〇〇〇〇円しかない。
四〇〇〇円足らず、いったん歯医者から出て銀行や郵便局を駆けずりまわり何とか残りをかき集めて渡す。
風が強く吹いている。
帰宅して漫画のペン入れ。
あまりの風の音のうるささに窓を締めて作業。
夕方散歩してマクドナルドで夕食購入。
やっぱり風が強い。
二一時まで仕事して、読書してから就寝。
なかなか眠れず一時半まで布団の中で起きている。
突然、天啓のようにイエス・キリストとアインシュタインが同一人物だということを閃く。
僕は動揺を隠せない。
なるほど我々の常識からするとあの奇跡に見えるみわざは特殊相対性理論で全て説明できるのだ！
イエスは弟子たちに言われた。「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」（聖書／マタイによる福音書から引用）
光速に近づくことによって限りなく身体が引き伸ばされた状態であれば、らくだすら針の穴を通ることができる（と僕は夢の中で得心している）。
イエスはアインシュタインをこの世界に遣わすことによって、自分の言葉を完結させようとしたのか。
* * * * * *
夢の中で何か出来事が起こったというより、僕が考えているだけの状態が続いている。
夢の中ですごいことを知ってしまったので早く皆に話さなければ！と興奮している。
八時半時起床。
昨夜は二三時半に眠ったのでざっと九時間睡眠。
六時に目覚ましがなったのだが、眠気で起きるどころではなく、仕事部屋から寝室に速攻引き返して布団に潜り込んでしまった。
部屋片付けの後、漫画のペン入れ。
五時一七分より公園を三九分ジョギング。
今日は空気がひんやりとしている。
鬱蒼としたおばけの森を走る。
夕方の地平線から地面や幹を照らす太陽光が眩しい。
Pink Floydのアルバム『Animals』を聴きながら走る。
このアルバムはきらめくPink Floydのアルバム群の中で盲点のように印象が薄い。
帰宅した後もずっと漫画のペン入れ。
二〇時過ぎ業務スーパーへ買い物。
漫画のペン入れえを二二時に終えて寝室に移動、読書。
午前〇時就寝、なかなか眠れない。
朝唐突に覚醒し眠れなくなり仕方なしに布団から出る。
四時半起床。
ここ数日朝起きることが困難で苦しんでいたのに今日は逆に眠れず苦しい。
睡眠がコントロールできず、いつも振り回されている。
六時頃から漫画のペン入れ。
作業しながらもときおり眠気に襲われるが、いざ仮眠を取ろうとすると眠れない。
放送大学で録画した「ヨーロッパの歴史（主にローマ、キリスト教史中心）」の授業を流しながら作業している。
中世のカトリック教会の傲慢さに憤慨。
一五時前に眠くなってきて仮眠。
一七時一一分より公園を四二分ジョギング。
どんよりとした空の下。
Pink Floydのアルバム『The Wall』を聴きながら走る。
陰鬱な曲ばかりで気が滅入る。
一八時作業を終え、寝室に移動してＤＶＤで映画鑑賞。
『コロニア』
二一時から読書、二三時就寝。
六時起床。
七時から漫画のペン入れを始める。
八時一二分より公園を四一分ジョギング。
ドラマチックな雲、隙間から見える青空。
Pink Floydのアルバム『The Final Cut』を聴きながら走る。
あまり印象に残らない。
ずっと漫画のペン入れを続ける。
賽の河原のように同じ作業が無限に続くのかと思うぐらい、遅々として進まず。
一五時に昼寝。
毎朝駅のアナウンスをしながら僕んちの前を歩く青年が、今日は大声で数を数えながら帰宅していた。
「６３３６！ ６３３７！ …………」
いったい何を数えているのだろう。
一秒にひとつ数が増えるとして一時間で三千六百だから、二時間近く数え続けてるってこと？
一八時半に作業終了。
夕食後、一九時からＤＶＤで映画鑑賞。
『トリプルＸ』
二一時半から読書、二三時半就寝。
親しい人をうっかり殴り殺して山に捨ててきたことを隠しながら生きていくのはつらい。ふとしたことで思い出し罪悪感でいたたまれなくなる。もう自分は普通の人生に戻れないのか。何度も何度もこれが夢だったらと思う。
そんな夢から目覚めたときの喜びといったら……そんな爽快な朝。
四時半目を覚まし、仕事部屋に移動。
ネットを見ていると眠くなってきたのでまた布団に戻る。
目覚ましが鳴ったので六時起床。
朝から仕事部屋にこもって漫画のペン入れ作業。
一六時五〇分に自転車で外出。
少し赤みがかっているが青空、風が心地よい。
一七時一五分からユナイテッド・シネマとしまえんで映画鑑賞。
『 LOGAN/ローガン』
二〇時前に映画館を出て、最寄り駅前のショッピングモールで買い物して二一時頃帰宅。
遅めの夕食をとってから二三時就寝。
六時起床。
布団から出た直後の耐えられないほど強い眠気にダウン、気を失って仕事部屋の机でうつ伏している。
八時頃から漫画のペン入れを始める。
なかなか進まない。
今回から漫画作業をフルデジタルに移行、ネームからペン入れ仕上げまで作業を全てパソコン上で行っているだが、作業時間が倍以上かかっている。
手順を覚えるのに時間がかかるのは仕方がないけれども、それ以外のスペックのこと（拡大縮小、画像のよみこみ）に時間をとられてしまうことがやっかい。
他の人はいざしらず、僕がフルデジタルにするにはまだパソコンと液晶タブレットの性能が追いついていないと考えるべきなのか。
一四時一五分に外出。
猛烈に晴れた空、夏のように暑い。
新大塚の図書館に寄ってから、ＪＲで大塚駅から巣鴨駅へ移動。
巣鴨駅前のルノアールでミステリーの読書会。
課題図書はアガサ・クリスティー『書斎の死体』
一七時半に会場を出て移動、四谷三丁目駅で下車し四谷デッサン会に参加。
二一時会場を出て帰宅。
二三時半就寝。
六時起床。
耐えられないほど眠く、仕事部屋の机でうつ伏し気を失う。
六時間半ではまだ睡眠不足感が強い。
七時間以上は眠りたい。
朝から漫画作業。
放送大学の歴史学系の授業をずっと流しながら仕事している。
「アナール派」という言葉がサラッと出てくる。てか頻出する。
アナールアナールってあまりに自然にアナールが出てくるので、僕も日常でうっかりアナールを使ってしまいそうなのでアナル！ アナール。
一六時過ぎに自転車で三鷹へ向かい、クロッキー会に参加。
うっかり財布を自宅に忘れてしまい、お金を借りる。情けない。
懇親会に参加。
（ここでもお金を借りる）
アニメーターの青年がぼやいている。
「アニメ会社に就職したのに、給料が●万円しか出なくて生活できないから生活保護を申請しに市に行ったら受理された。ただし半年経っても昇給するあてがないなら転職することを勧める、って言われた」
とのこと。
日本って家電とか物があるものに対してはお金を払うけれども、僕らみたいな絵を描く人に対しては、頭の中のことだから材料費安くで済んでしまう……今まで努力してきた能力に関して無理解だから困る、みたいな話を皆で話している。
そんな中、ＴさんがスタジオＧで社員募集しているから応募するつもりとのこと。
年齢制限なし、給料が月二〇万円台。一般社会では底辺だが、アニメ業界の中では好待遇だ。
「それはチャレンジするべきやろ！」
と僕はそそのかす。
二二時半、会場を出る。
寒い夜道を自転車で走る。
二三時半帰宅、午前〇時半就寝。
六時起床。
「ＪＲ最寄り駅〜ＪＲ練馬春日町駅〜……」
毎朝七時に家の前を大声で駅アナウンスしながら歩く青年、今朝は大江戸線の駅名をＪＲの沿線として述べていくトリッキーな放送をしながら通り過ぎていく。
朝から漫画作業。
九時一〇分より公園を四二分ジョギング。
晴天、しかし空気は冷たい。
いつも前を通る近所のゴミ焼却場の改装工事が後楽園ゆうえんちみたいになってきた。
Pink Floydのアルバム『A Momentary Lapse Of Reason』を聴きながら走る。
冒頭はいい。その他はあまり印象に残らない。
ずっと部屋にこもって仕事。
昼間、光が丘のマクドナルドで昼食を購入するため外出。
一八時半に作業を終わらせる。
一九時からDVDで映画鑑賞。
二二時から読書。
二三時半就寝。
六時起床。
眠気に勝てずしばらく机の前でウトウト。
シャワーを浴びて朝食後イラストの下描きの続き。
完成させて編集者にメールで送る。
八時三六分より公園を四三分ジョギング。
はっきりしない天気。
Pink Floydのアルバム『A Momentary Lapse Of Reason』を聴きながら走る。
モンヨリとした曲ばっかりで印象に残らない。
午後、編集者から返事が来たのでイラストのペン入れそして仕上げ。
イラスト完成の後、引き続き別件の漫画の仕上げ。
夕方から外出、池袋のユニクロで服の買い物。
一八時まえ池袋のラーメン屋「ベジポタつけ麺えん寺」で夕食。
こってりとして胃がもたれる。
お腹が苦しいので池袋のミスドに寄って二〇時頃までひと休み。
帰宅して寝室で読書していると猛烈な眠気に襲われたので早めの二二時就寝。
