こんな夢を見た!」カテゴリーアーカイブ

これは僕の見た夢の話で、実在する人物や団体に一切関係がありません。

【夢】帰宅すると自宅が大学のヤリサーの家飲みに使われている。

僕は怒り狂ってヤリサー連中を追い出す。
一人だけ残ったやり捨てされた女子が泣きじゃくっている。
彼女を慰めていると窓の外から変な声が……ベランダでヤリサーの誰かが連れてきた犬が放置され、腹を空かして鳴いている。
しゃぶしゃぶの鍋の残りの肉をすくって床において犬に食べさせていると、最初は喜んでいたのに途中から食べなくなる。
「美味しくないのか?」
犬をよく見ると、床に落ちた肉を見てしかめ面をしているのは、昨日僕が現実で会ったアメリカ出身イラストレーターのトムだった。

【夢】横浜に住んでいる漫画家さん宅に友達を連れて遊びに行く

彼女(漫画家さん)は最近売れっ子になったらしく、自宅の周囲の土地を買い取ったとのこと。
私道の周囲をコの字型に家が囲んでいて、一番奥が本宅、私道の両サイドに別宅が並んでいる。
僕らは離れのプレハブの別宅(大学の部室のようなイメージ)に通される。
宴会が始まる。
いつの間にか集まっているのは、大学時代の友達のような設定になっている。
深夜まで続いた宴会、僕はうとうとし始める。
寝転んだ僕の上に布団がかけられる
漫画家さんが飼っている犬が布団の中に入ってくる。
さらに猫が、僕と犬の間に入ってくる。
僕は動物が嫌いなのでいやだなあと思っていると、突如ピカッと光って僕犬猫が合体する。
僕は漫画に出てくるヒゲモジャのドロボウのような面構えのドジなヒーローになっている。

どうやら僕は漫画の主人公になってしまったようだ。
僕はいつの間にか漫画を読んでいて、そのヒーロー(自分)が登場する漫画を読んでいる。
藤子・F・不二雄氏が生前描いていた最後の作品で、『ウメ星デンカ』を彷彿とさせるドタバタギャグコメディ。
パラパラめくって読んでいると、本の中のいろんな展開を僕は体験する。
学生サークルを装った宗教組織と戦ったり、
ナチスのような格好をした洗脳された巨漢に襲われたときは、逆に相手を洗脳して自分が鳥だと思い込ませて窓から飛び降りさせたり……等々。

物語中に時折、横浜の漫画家さんとその家族が登場するので、最初の夢の続きであることを確認できる。

【夢】僕はジャングルを歩いている。

一人で歩いているのか他に誰かと歩いているのかはっきりしない。
時折、上空から俯瞰の視点が入り、自分が超巨大な遺跡の上を歩いているということがわかる。
遺跡の上に鬱蒼と樹が生い茂っていてジャングルのようになっている。
現実っぽく作られているが、ここは仮想現実のゲーム空間のようだ。

崖に到着する。これ以上先に進むことができない。
崖の側面に人を模した巨大な立像がなかば埋もれるように刻まれている。
突き出された立像の手の上に僕は乗ってみる。
どういうギミックなのかガッチャンガッチャン音を立てて立像の上半身が動き始める。
空を飛ぶように感じる、浮遊感のある動き。
少し離れたところに見えている向こう側の崖の上で、僕を差し出すように手が止まる。

その崖も大きな遺跡の一部で、凹凸のある側面に空洞が複数ある。
その空洞のひとつに入ると、観光客相手のカフェが営業中。
メニュー表にはエスニック料理が並んでいて、客は変わった形のフルーツを食べている。
店を切り盛りしている女性が僕に話しかけてくる。
「四時までに手の上に戻らないと今日最後の便が出るよ」

さっきの立像の手の上に他の観光客と一緒に僕が乗ると、浮遊するような優雅な動きで(けれどガッチャンガッチャン音を立てて)手は最初に訪れた崖に戻る。

【夢】FF最新作をテストプレイする。

VR技術を駆使した現実と全く変わらないリアルさで僕は大層驚く。
スタート直後、チョコボの前に水の入った洗面器が置かれ、水の中に顔を入れて三分間息を止めるイベントが始まる。
FFの架空世界に存在する部族の通過儀礼のようなものだ。
僕は一分ぐらいで耐えらきれず顔を上げてしまい、それ以上ゲームを進めることができない。

【夢】僕は高校の修学旅行で浅草に来ている。

(ちなみに本当の高校修学旅行は長野へスキー、これは架空の記憶)
僕とクラスメイトは浅草の百貨店に入るため裏口に並んでいる。
百貨店の裏には空き地があって、真ん中に看板が立っている。
看板は向こう側を向いている。
「何が書いてあるんだろう!?」
ワクワクして看板の向こう側に回ってのぞきこんだら「建設予定 ラーメン屋」とのこと。
「普通やん」
皆でガッカリする。

並びながらその場にいたクラスメイト(小学校のとき一緒のクラスになったことのある奴)に
「お前のことは前からずっとムカついてたんじゃ!」
高校になった僕が思い出して怒り爆発、罵倒しはじめる。

  *  *  *  *  *  *

目覚めた後、
小学校のとき以来喋ってないやつのことをそんな根に持つか!?
と我ながら思う。

【夢】上京して一番最初に住んでいた沼袋のアパートを、僕は久しぶりに訪ねる。

アパートは廃墟と化していて、アパート裏の空間がジャングルになっている。
建物の隙間から日光が差し込み、生い茂る樹々を極彩色に照らしている。
アンズやアケビなど果実がぶら下がっている。
ひとつもぎ取って齧ると口蓋に広がる刺激的な甘味。

甘酸っぱさで、これが夢であることに僕は気づく。
「目覚めたらこの風景を忘れてしまう! ちゃんと記録しとかなくちゃ……そうだ写真を撮っておこう!」
バシャバシャとカメラ撮影を始める。
このあたりから現実と夢の境界線が曖昧になり始める。
布団に横たわって眠る僕と撮影している僕と認識が交互に繰り返し、最後に強く眠りから現実に引き戻される瞬間、
「目覚める前に夢だと気づいてよかった!」
安堵しながら撮影した画像をパノラマで見返しているうちにそれ自体が夢だということがわかり、僕は落胆する。

【夢】修学旅行で山荘に宿泊。

自由時間に僕と友達は山荘の外を散策している。
山荘は急な斜面の上端に立っている。
斜面は数十メートルぐらいの高さの谷になっていて、向こう側斜面のこちらと同じくらいの高さから上は森になっている。
その森の中からちぎれたライオンの腕がポーンと飛んでくる。
見ると、森の中から何匹かライオンが出てきてこちらを見ている。
(ライオンの腕が飛んできたのはライオンによる威嚇行為?)
やおら斜面を駆け下り、こちらに向かって走ってくる。
僕らは慌てて山荘に戻ろうとする。
斜面の端にある山荘はいつの間にか押入れになっていて、押入れの二段目には布団がたくさん積んでありその奥に通路が見えている。
その通路目指して押し入れに入ろうとするが、布団が雪崩のように崩れ落ち、中に入ることができない。
ライオンは背後から迫ってくる。

【夢】二畳ぐらいのスペースの周囲をベニヤで囲んだだけの仕事部屋を、月一四万円の家賃で借りている。

端っこの方には隙間があってアクリル板を立てかけてある。それで窓のつもり。
仕事しながら僕は
「やべ! 大学入試の願書出さなきゃならないから早く卒業証明書もらいに高校へいかなきゃ」
とパニックになっている。

アクリル板の向こうに夜空が透けて見えている。
流れ星が見えたので僕は外に出る。
次から次へと満天の星空からすごい量の星が流れ落ちていく。
空にある全ての星が流れていく勢いだ。
「ああ、こんなすごい出来事が起こっているから、きっと朝が来たら人類は滅んでしまうんだろうな」
僕は根拠のない不安感でいっぱいになりながらずっと空を見上げている。

【夢】僕はマツコ・デラックスの楽屋で彼女(?)が戻ってくるのを待っている。

楽屋に戻ってきてすぐにマツコは服を脱いで全裸になり、さらに背中のチャックを開けて肉襦袢を脱ぐ。
マツコはメディアに出るときだけあの格好で、楽屋では中肉中背の男だった。
そしてマツコがこちらを振り返ると……その顔は同じおねぇキャラのクリス松村。
混乱する僕にマツコは
「わからない? マツコのマツは?」
雷に打たれたように僕は衝撃の事実を知る。
(シャマラン監督映画で世界の秘密を知った登場人物のごとく)
クリス松村の松(マツ)がマツコのマツだったのだ!
クリス松村は、肉襦袢を着るとマツコ・デラックスに変身するのだ。

肉襦袢を脱いで汗塗れのマツコ(クリス松村)に
「乳首を吸いなさい!」
と命令される。
夢の中で僕は
「乳首はちょっと……金玉ならいいのですが」
と墓穴を掘るようなことを言っている。
それから熱く金玉へのこだわりを僕は語りだす。
(現実の僕は金玉のこだわりがあるわけでなく、何故そんなことを言い出したのか思い返すと意味不明)
マツコ自身は金玉に関しては特に興味がないみたいで、この話は曖昧なまま終わる。
そして目覚めたりまた眠ったり、夢と現実の境界線が曖昧になっていく。

【夢】僕は世界を揺るがす真理を知ったようだ。

突然、天啓のようにイエス・キリストとアインシュタインが同一人物だということを閃く。
僕は動揺を隠せない。
なるほど我々の常識からするとあの奇跡に見えるみわざは特殊相対性理論で全て説明できるのだ!
 
イエスは弟子たちに言われた。「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」(聖書/マタイによる福音書から引用)

光速に近づくことによって限りなく身体が引き伸ばされた状態であれば、らくだすら針の穴を通ることができる(と僕は夢の中で得心している)。
イエスはアインシュタインをこの世界に遣わすことによって、自分の言葉を完結させようとしたのか。

  *  *  *  *  *  *

夢の中で何か出来事が起こったというより、僕が考えているだけの状態が続いている。
夢の中ですごいことを知ってしまったので早く皆に話さなければ!と興奮している。

【夢】リンゴをハンバーグにするテクニックを学ぶ講習会。

調理室で生徒を前にして講師が説明している。
リンゴの皮を剥き表面を荒い大根おろしでギザギザにして放置、酸化してリンゴは変色していく。
真っ黒に変色したリンゴを講師は指差し、
「ほらハンバーグみたいでしょ」

「そんな頓智みたいなことしてどうすんだ」
と僕は呆れ返る。

【夢】ゆるやか〜なゾンビが大流行している。

みんな人間としての意識を持っているのに身体だけゾンビになってしまっている。
僕はまだゾンビになってない。
「噛むの我慢してね!」
と(夢の中で)付き合っている彼女に頼みこむが、彼女は我慢できなくなって時折僕を噛もうとする。

人間はバームクーヘン並みに美味しそうに見えるらしい。
逃げる僕は(ゾンビに無理難題頼んだ自分が悪い)と思っている。

窓やドアを開けっ放しにして眠っているうちにベッドから外にはみ出した手を噛まれ、起きたらゾンビになる事件が頻発している。
街を俯瞰で見ると、家々は大学の学祭の模擬店のようなあるいは夜店のような、ベニヤ板で囲ったペラペラの家が並んでいる。

【夢】僕は友達とカラオケに行く。

僕のミスで床に注文した料理を床に落としてしまう。
同行した人に滅茶苦茶怒られる。
ひたすら謝るが許してもらえない……何度か目覚めるが眠るたび再開してその続き。
塔みたいな建物のてっぺんの部屋。

フロントに電話をかけて中華料理を再注文したら
「エビの大きさは何センチですか?」
と聞かれ、拾ったエビをはかり
「一二センチです」
と答えたことが妙に印象に残っている。

  *  *  *  *  *  *

……午後に人と会うことで緊張していたためか、今日おこるであろう出来事を予言したような不吉な夢だった。
ちなみに登場人物は今日会う予定だった人達と同じ。

【夢】僕は大学の入学式に出席している。

通常の大学時代の夢と違ってそれが明確に現在進行中の出来事で
「こんな年齢で入ったら僕だけ浮いて馴染めないんだろうな〜」
「今日映画の予約をユナイテッド・シネマとしまえんでしていたのに説明会で観られない」
などと思ってる。
入学式のあと老女性教授に呼ばれ、同じ科の生徒がゼミの教室に集められる。
ゼミで使うプリンターの購入費を徴収される。

偏差値五〇ぐらいの大学で、
「全く受験勉強しないで入ったからまあこんなもんか」
と僕は諦観している。
この大学で僕は文化人類学の研究をするつもりだ。
興味はあったけれども勉強したことのないジャンルの学問をこれからちゃんとやり通せるか不安。
隣に外国人(白人)の生徒が座っている。
英語で話しかけてくるが意味がわからず、僕はあたふたしている。

老女性教授の配ったアンケート書類を生徒が記入している。
僕以外の生徒はもう仲よくなって喋っている。
僕だけがポツンと座っている。
失敗したなあ……と思いながらひとり帰宅。
ぼんやりしながら歩いていると、私立大学の初年度学費(入学費含む)を払うほどの経済的余裕が自分にないことに気づく。

  *  *  *  *  *  *

目覚めた後、
「ああ夢でよかった。朝からユナイテッド・シネマとしまえんで映画の予約をしていたんだ。大学の入学式に出ていたら映画鑑賞できないところだった」
僕は胸をなでおろす。

【夢】僕は狭い通路のような倉庫で片付けをしている。

その日は大晦日。
至る所に本がうず高く重なっている。
RPGのダンジョンのように細長い通路から何本か分岐して狭い部屋が飛び出していて、そのうちの一つの中に僕は入り、片付けをしながら年越しをすることになる。
部屋には扉がなく、通路と隔てているものはない。
時折、通路を行き来する人たちに挨拶をする。
そのうちの一人はタレントの伊集院光氏だ。
壁に立てかけられた本を整理していくと、壁はなく向こう側の通路が見えてきて、この通路自体が本でできていることに気づく。
きりがないので一休み、水木しげる氏の描いた怪談漫画を僕は読み始める。
ちなみに現実の僕は水木しげる氏の漫画を読んだことがない。
その漫画は、バスを舞台にした実話のような内容で、僕は読んでいる間に本と現実の区別がつかなくなっていく。

(怪談漫画の内容)
深夜、高速をバスが走っている。
サービスエリアにバスは停車、僕はバスから出てお土産屋に入る。
バスが発車しそうになり僕は慌ててバスに戻る。
精算しないで持ってきたお土産を手に持っていることに僕は気づく。
防水性の紙袋で、おせちに入っているようなエビが力なく中で動いている。
僕はお土産屋の人が追ってくることを怯えている。
僕は手鏡でバスの背後をチラチラ盗み見ている。
いつしか外は夕方、後部座席の後ろから夕日が差しこんでいるのが見える。
バスから逃げるように降り、僕は実家に駆け込む。
母親がおせち料理を作っている。
僕は証拠隠滅を図るため
「このエビを使ってくれ」
と訴えるが、エビ料理はすでに完成しているため母は乗り気でない。

怪談漫画を読みながらなんて恐ろしい内容なんだと僕は震えている。
紙袋に入っているエビがピクリと動くたびに恐怖で背筋が凍る。

【夢】昼過ぎ、僕はスタジアムのようなところにいる。

S(僕と付き合っている彼女)と何かの試合を観戦しようとしている。
試合は始まるまで余裕があり空腹だったので、Sと会場を出て店を探す。
外へ出ると地方都市のようで、何もない平地にまばらに建物が立っており、建物の向こうに水平線がチラチラ見え、ここは海の近くだということがわかる。
海産物系の飲食店はないかとウロウロしている。
なかなかいい店が見つからない。
寂れた飲食店街を歩くと、店舗が飲み屋ばかりでことごとく閉まっている。
少し離れた角に雰囲気のよさそうな店の看板を発見したので、角を曲がりぐるりと入り口まで歩くと思いのほか大きな店。
外に値段表記のない高級店のようだ。
意を決し入店すると個室に通され、
「ああこれは超がつくほどの高級店だ!」
Sさんの手をひっぱり裏口から逃げ出す。
さらに歩いていると琵琶湖と書かれた看板を見つけ、道理で海産物系飲食店がないはずと納得する。
相当大回りに歩いたようで、ようやくさっき入っていたスタジアムが見えてくる。
知り合いがいたので話しかけると餃子の美味しい店があるとのこと、薄暗い通りを歩いて行く。
道の上に屋根があって、昼間なのに夜みたく暗い。

【夢】偉大な音楽家バッハに三人の弟子がいたことを知る。

僕はテレビのドキュメンタリーを観ている。
番組に寄ると、一番若かった弟子は最近まで生きていたという。
彼は戦前日本に訪れてそのあと、戦争の激化で出国できなくなったとか。
クラブで毎晩、陸軍将校にピアノを教えて糊口を凌いでいたとか。
バッハ弟子にピアノレッスンを受けた将校もすでに死んでしまったが、その将校が使っていたクラブはまだ残っており、しかも当時のママが存命し経営していると知る。

ルポルタージュに書こうとして、僕と相方の中村好夫はクラブへ取材に向かう。
クラブは六本木の古びたビルの一番上の階、階段でしか登ることが出来ない。
通路には荷物が積まれており、人の出入りは少なそうだ。
クラブというが普通のマンションの住宅のようで、奥の部屋はママの寝室になっている。
ママは九〇歳を越え病気がち。
何かの病気の治療中なのだろうか頭蓋骨がない。
むき出しになった脳は半透明のプラスチックで覆われ、ママはその上からピンクのナイトキャップをかぶっている。
中村好夫は寝室にこっそり侵入、ナイトキャップの替えを発見しふざけて被り走り回る。
僕はゲラゲラ笑いながらそのさまを写真撮影している。
ママの前では真面目な振り。
僕たちは雑誌の取材であることを隠し、個人的に興味あるていでインタビューしている。

僕たちはママに気に入られる。
ママは入退院を繰り返し、なかなか次に会う約束を取り付けることが出来ない。
そんなある日、クラブに訪れたとき手に持っていた雑誌をママに読まれてしまう。
そこにはママの記事と、ナイトキャップの替えを被っておどけている中村好夫の写真。
しかしママは読んだことを隠し、怒りもしない。
僕はママの感情を推し測れず困惑している。

  *  *  *  *  *  *

脳むき出しの描写は三日前に読んだ『AKIRA』、
バッハのくだりは一週間ほど前に「タイムボム」のニックがバッハの子孫だとネットで知ったことからだと推測される。

【夢】僕は地元に帰郷、実家に滞在している。

実家は建て替える前の二〇年前の古い家。
夜、母が買い物に出かける。
母は股関節を悪くしているのに、夜外出していいものなのだろうか……心配して様子を見に外へ出る。
(現実は、去年の手術で悪化した股関節は回復した)
母はピンクのナイトキャップを被り、さっそうとキックボードを蹴って出発する。
ボードの後ろにロープで結わえ付けたカートを引きずりながら、見る見る暗闇の彼方に小さくなっていく。
唖然として家に戻りテレビを観ていると、解説者が「年輩女性が夜間買い物出る五つのメリット」を述べている。

1:ナイトキャップを被る……ヘルメットの代わりになる
2:キックボードに乗る……弱った足腰に最高の効果
3:夜に買い物に行く……紫外線を浴びずに済む
4:暗い道を通る……夜は人が少なくかえってぶつかりにくい
5:カートをロープで引っ張る……手を使わずに済む

そういうものかと思い、でも心配になってこっそり母が買い物に行ったスーパーへ向かうと、途中で何か事故が起こったみたいで大騒ぎになっている。
ごった返す人混み、もしかして母が……と思い心配になるが、なかなか母は見つからない。
と、視界の端にピンクのナイトキャップ。
母とすれ違った。
母は青ざめた顔で実家に向かい「歩いて」帰っている。
母は僕に気付いていない。

【夢】僕は旅行で東京を訪れている。

自分の年齢ははっきりしない、シチュエーションもわからない。
新宿のような高層ビル街に行き、馴染みのビルに入り屋上下の展望階から街並みを見下ろす。
夕方。
次第に外が暗くなっていく。
エレベーターで下り、慌てて宿屋に戻ろうとする。
気がつくと市街地から離れたところにある部落の道を歩いている。
家と家のあいだは鬱蒼とした樹が生い茂っている。
もうほとんど夜、樹でできた暗いトンネルを抜けると川に出る。
宿屋へ向かう吊橋が向こう岸に向かって垂れ下がっている。
吊橋は縄に板を敷いただけの粗末なもので、足元の隙間から暗い水流が見える。
吊橋を渡りしばらく歩くと宿屋に到着する。
民宿であり、僕が小学校低学年のとき夏休みに訪れた親戚の家に似ている。
夢の中の自分はこの民宿が元々親戚の家だったと確信している。
宿屋の前に見覚えのある川が流れていて小魚が泳いでいる。
近づくと水中からオタマジャクシが飛び上がり、僕の足の甲の上で跳ねる。
宿屋の中はさびれている。
僕の部屋に宿が好景気のときに購入したものだろうか、不釣り合いに巨大なテレビが中央に鎮座している。
テレビの前面、液晶の上に大きくAQUOSと刻印されており、画面そのものより目立っている。

【夢】ドラキュラ城に招待される。

京都の郊外、西山の頂上のはるか上にドラキュラ城が浮かんでいる。
僕と友達は、阪急電車の桂駅を降り、国道九号線を西山に向かって歩いている。
「どうやってあそこまでいけばいいのだろう?」
上空のドラキュラ城を見上げながら不安に思っていると、せむし男(ドラキュラの従僕)が迎えに来る。
せむし男は僕らの腕をつかみ、上に引っ張り上げる。
すると不思議なことに僕らは空にふわりと浮かび、ドラキュラ城まで歩いていくことができるようになる。

城の主、ドラキュラ伯爵は僕たちを歓待してくれるが、僕はそのことを疑っている。
(ドラキュラが何の見返りもなしにこんなことをするわけがない)
しかしそのことを口に出して言うことができない。

夜中、友達は皆ひとりひとり部屋を割り当てられる。
真っ暗な部屋で一人寝ていると、僕の枕元にドラキュラが立っている。
僕になぞなぞを出す。
ぼんやりと子供が読書している映像が僕の頭に浮かび
「さあ、この子がサイコロを振ったら何の目がでるでしょう?」
僕は答えることができない。
そして朝になると一緒に来た友達がひとり死んでいた……

  *  *  *  *  *  *

夢から目覚めて気づく。
「本を読んでる(四でる)だ!」

【夢】不動産屋さんが僕の家(集合住宅)に訪れる。

「生活音がうるさい!と下の階の人から苦情が来たのでしばらく生活を一緒にします」とのこと。
それから一週間、滅茶苦茶気を遣いながら不動産屋さんと生活する。
不動産屋さんとずっと一緒では緊張して普段通り行動できないし、
そうなると普段の生活音がうるさいかどうかもわからないのでは……
と僕は疑問に思っている。

【夢】猫と蛇を足したような新種の生き物が発見される。

アナコンダのような長い胴体の前端に猫の上半身、後端に猫の下半身。
僕の周囲で蛇のように蠕動するその生き物に恐怖を感じ、僕はブロック塀を上って逃げようとする。
僕の乗ったブロック塀の周囲を何重にもとぐろを巻く猫の胴体、その後ろを後ろ足と尻尾が追いかけている。
そのとき!
僕のうなじに激痛が走る。
蛇が鎌首をもたげるように浮かんだ猫の上半身が、背後から僕に噛みついたのだ。
僕は大きな悲鳴を上げて目覚める。

【夢】僕は修学旅行で山沿いの漁師町に来ている。

しばらく前に大地震があったようで廃墟のようになっている。
半壊した家の中をのぞいてみると、少年が一人で住んでいる。
家は半分海に浸かっており、少年は魚を釣って食いつないでいるとのこと。
両親を失い学校にも行かず、ここ数年彼は暮らしているのだ。
僕は少年をなんとかしてあげたく思い、
「僕が君を引き取って育てるから安心しな。いちおう教師の免許を持っているから勉強も教えることができるよ。わからないところあるかもしれないけど僕も一緒に勉強するから」
と声をかける。
少年は喜んで飛びついてくる。
途端に周囲がおしっこ臭くなる。
長いことお風呂に入っていないからそれも当然だ、と僕は思う。
しかしよく見ると、僕に身体を押し付けながら感極まった少年がお漏らししていたのだ。
小便は止まらず流れ続ける。
(自分自身の尿意とごっちゃになっている)

アスファルトの代わりに石畳を敷き詰めた町を通る。
このあたりは地震の被害が特にひどかった地域のようで今もゆるやかに建物が倒壊中だ。
上から石片がパラパラ落ちてくる。
見上げると、街の一角が逆さまにぶら下がっている。
褶曲した地層が、⊂という字みたく反り返っているのだ。
建物も道路も今にも落ちてきそうな状態で頭上に広がっている、僕はいつの間にかその下を歩いている。
ほんの僅かな震動で崩れそうで、僕はゆっくりその場を立ち去ろうとする。
と、逆側から老人がこちらにむかって歩いていくるのが見える。
老人は手に刃物を持っている。
避けようとして僕が歩く方向を変えると、老人も微妙に方向を変え僕に近づいていくる。
背後は逆さまになった街角、前は老人。
僕は逃げようとして速度を上げる。
老人はゆっくりと歩いてこちらに向かってくる。
しかし、アキレスと亀のように僕と老人の距離は狭まるばかり。
追いつかれそうになる。

【夢】僕は古い山荘に住んでいる。

(現実の僕が住んでいる自宅の最寄り駅、この中の夢ではその近くに山があり)三〇分ほど山道を上がった山頂近くの斜面に山荘は建っている。
山荘の下の樹々は低く平地まで見晴らしがよくて、遠くの道路を自衛隊の戦車が列で走っているのが見える。

ベランダから下をのぞくと線路がある。
山頂から麓に向かってケーブルカーが通っており、その線路の上に僕の山荘が建てられているみたいだ。
線路の上でひなたぼっこをしていると、ズルズルと麓へ向かって僕は滑り降りていく。
山の中腹より下まで降りると、ふもとがさらにはっきり見えてくる。
先ほど平地を走っていた戦車の一台がとまって若い自衛官の姿が降りてくるのがはっきりと見える。

いつのまにか線路は途切れている。
果樹園とも林ともつかない場所を僕は滑り降りている。
周囲を見回すと、いつも使っている山荘へ向かうルートは別の山頂に向かう山道を見つける。
山の中腹を横切り産廃処理場を越え、今まで使ったことのない山道にたどり着く。
道が臭い。
ハエが飛んでいる。
周囲のむき出しになった地面の上に糞尿がなすりつけられているようだ。
我慢して山道をしばらく登ると僕の山荘が見えてくる。

【夢】ロッカーを開くと、こぶし大のセミの幼虫が入っていて僕は驚く。

パンパンに膨れた幼虫は今にも破裂しそう。
ちょんと触ると背中が勢いよく裂けて白いセミが飛び出す。
脱皮を始めたようだ。
並んでいる横のロッカーを次々に開いていくと同じようにセミの幼虫が入っている。
健康診断かスポーツジムかさだかでないが場所は更衣室のようだ。

【夢】僕は友達を生きたままゴミ袋に入れっぱなしにしている。

ふとしたことで思い出し、万一逃げ出されでもしたら困ると念のため上からハンマーで滅多打ちにして殺す。
本当に死んでしまったのか怖くて確認しないまま、不法投棄されたゴミ山に、友達の入ったゴミ袋を紛れさせ逃げ出す。
罪の呵責で震えるようにながら、あの懐かしい日常はもう戻ってこないんだ……と悲しくなる。

【夢】ひとつの教室の床につき巨大な紙を一枚ずつ敷いて色を塗っている。

焦げ茶に白を混ぜた色。
おそらく僕が芸術大学に在籍した頃の話。
刷毛で均一な色でみんな一斉に塗っているが、僕が塗った箇所だけ白が混じったり濃すぎたりムラになっている。
必死に他人に合わせた色を塗ろうとしてまだ乾いていない部分から絵の具を薄く伸ばしてくるがなかなか混じらない。
内心焦っている。

【夢】僕は修学旅行中、宿泊先に台風が直撃する。

宿舎は(僕が四月に訪れた会津さざえ堂と同じ)中央に螺旋状の階段がある構造で、僕の寝室は最上階の部屋。
夜、強風にあおられ宿舎が螺旋状に大きく回転する。
部屋で寝ていると大きく上下し、クラスメイトは悲鳴を上げている。
宿舎が中央からポッキリ折れしまうのではないか、そんな恐怖で眠れない。

目覚めると台風一過、周囲を見回すと空気が澄んだ山奥の村。
夕方から体験学習のため映画撮影に参加、僕のクラス全員でエキストラで学校の生徒役を演じることになる。
この映画は画期的な資金の節約法が導入されていて、セットも何もない空間で役者は演じ、編集段階で校舎や教室をCGで足していくという。
撮影が始まり、村外れのグラウンドで教室があるつもりで学校生活を演じ始める。
僕は離れたところから撮影風景を見ている。
同じように隣で見ている男子クラスメイトに話しかける。
「昨日、あまりに揺れたから螺旋状の階段が右回りから左回りにひっくり返るかと思った」
僕の行ったことが思いのほか受けてクラスメイトは大爆笑、
「声が入った!」
と撮影クルーに怒られる。

【夢】「私はどうせクリント・イーストウッドの操り人形なのよ!」

泣きじゃくる女性と僕は駆け落ちする。
そんな彼女はクリント・イーストウッドの娘。

彼女から聞いた話によると、映画監督クリント・イーストウッド氏は新しい子供ができるたび、肛門から手を入れて装着する(いっこく堂状態)らしい。
何人もの子供がそのために生まれさせられ彼の手のスペアになっているとのこと。