【夢】二〇〇〇年前後のこと、僕は六本木の繁華街裏通りのビルで管理人のバイトをしていた。

そのビルはフィリピンパブ、ロシアパブ、ホストクラブ、キャバクラ、カジノ(非合法)などのテナントが入っていた。一緒に働いていた当時の相方中村好夫はビル乗っ取りをたくらんだ悪いヤクザに拉致監禁されたことがあった。(ここまで実話)

経緯は覚えていないけれど、現在管理している不動産会社に呼ばれて久しぶりにそのビルに行ったら、僕が当時寝泊まりした仮眠室がそのまま残っていて、
「そういやここに編集者を呼んでよく打ち合わせしたな〜この机でネームを描いたな〜」
と懐かしく思い引き出しを開けたら、当時僕が描いていた原稿用紙が入っていた。

その前後から尿意を催してきて
「すいません、ちょっとトイレ」
と布団から出てトイレに行き、また布団に潜り夢に戻ろうとしたらなかなか眠れない。
「不動産会社の人待たせてるのに〜」
と焦るほど目が冴える。

夢だから戻らなくていい、と気づくまで結構時間がかかった。
今朝の午前二時の出来事。