カテゴリー別アーカイブ: 備忘ログ|こんな映画を観た!

映画の見方がわからない人が感想を書いています。ばんばんネタバレしていきますよ〜!
フェイバリット映画は『遊星からの物体X』。
時々アニメやドラマやドキュメンタリーの感想も入ります。
(特に記載がない場合はDVDでの鑑賞です)

【映画】『ちはやふる 上の句』:試写会で鑑賞

日本映画特有のコメディ描写のわざとらしさが何とも言えない。
(『桐島、部活やめるってよ』も当時はわざとらしく感じたけれども、今思い返すと日本映画のなかでは随分自然に作られたものだった)

ハリウッド映画だとここまで思うことは少ないのだが、それは言語や人種が非日常過ぎてどこがリアルなのかわかりにくいから?
それとも日本映画(あるいはドラマ)特有の演出がそう思わせる?

もっと映画を観ればわかるのだろうけれども、最近の日本映画を見ることが結構苦痛だったりする。
後半持ち直して面白くなるのだが、そうなると逆に
「じゃあ何で最初から自然に出来ないんだ!」
と怒りがこみ上げてきたりする。


【映画:アニメ】『蒼穹のファフナー EXODUS(14~26)』

後半、計算通りに着地した部分と、手を広げすぎてフォローしきれなかった部分が見事に分かれている。
モーセのエジプトから脱出したことをモチーフしているにしても、フェストゥム、竜宮島、新国連、人類軍もはや四つ巴のクライマックスがテンコ盛りしすぎて、メインプロットからはみだしている。
どう考えても尺足りないな〜。
倍の長さのアニメの内容を詰め込んていて、もったいないもったいない。





【映画:アニメ】『蒼穹のファフナー EXODUS(5~13)』

カノンというキャラクターが、健気で感情移入してしまう。
ビックリするぐらいによく動く。
僕がアニメを観なくなってから(そもそも定期で観ていたのは小学校低学年ぐらいまで)随分経つが、低い制作費でこんなに動きまわる時代になったのか、と感慨深い。





【映画:アニメ】『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』

本作も四年前『蒼穹のファフナー』シリーズ鑑賞に続いて観たはずなのに、ほとんど記憶に残っていない。
最後まで観たところで、なるほどこれが『蒼穹のファフナー EXODUS』第一話に続くのか!と普通に納得する。

ところで残っていたデータから再生された人間を本人として受け入れる不思議。
デジタルデータで再生可能なら同じ人間を複数作ることができるし、そもそもデータを複製される前の本人は完全に死んでるのではないか。

なお僕の頭のなかでは本作『HEAVEN AND EARTH』の記憶データは壊れていた模様。


【映画:アニメ】『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』

『蒼穹のファフナー』の前日譚。
この物語ラストからの続きとして『蒼穹のファフナー』第一話を観ると号泣してしまうよ!
逆に観たから答え合わせみたいになってしまい「なるほどなるほど」と納得して終わってしまった。
もったいないことだ。


【映画】『ブラック・スキャンダル』:試写で鑑賞

エンタメとしてはじゅうぶん以上満足できた。

よく出来ているのだが、この映画の中で問題が解決してしまって鑑賞後に残るものが少ない。
言いたいことが映画内でほぼ言い尽くされて、こちらが口を出す余地がないのだ。
テイストは全然異なるけれど、僕の中では先週鑑賞した『ブリッジ・オブ・スパイ』と似たような印象。

食事中、ジョニー・デップがジョークか本気かわからないことを言って相手がビビるパターン……マフィア映画でよく観るアルアルだ!

僕も似たような経験をしたことがある。
レストランでとある男性を取材したときのこと。
最初は名乗っていなかったが、相手はヤクザだということに途中から気付いた。
ヤクザが話すことには
「俺、このレストランによく来るんだよ」
「前もさ、トラブル中の相手の組員と話しあうためにこのレストランで待ち合わせしたんだ」
「俺が遅れて入ったら、相手の男が座っているのが見えたの。俺、後ろから近づいて灰皿を手に持ちガーン!と殴ってやったんだ」
「そしたら脳天から噴水みたいにピューと血が吹き出したんだ」
と楽しそうに僕を指さし、
「そう、まさに君が座っている席」
どういう顔をしていいかわからず、僕はヘラヘラと笑った。

力を持った相手は支配力を顕示するために、相手が笑っていいものか真顔でいればいいのかわからないことを好んで言うものだ。
目上の偉い人の親父ギャグもそういうものなのだろう。


【映画:アニメ】『蒼穹のファフナー (全26話)』

今月初めに続編『蒼穹のファフナー EXODUS』の四話まで観たところ、前作のつながりで不明な点が多すぎいったん中断、翌日から無印に戻って鑑賞し直すという僕プロジェクトを開始することに。
一週間かけて『蒼穹のファフナー』ようやく全話鑑賞終了。

ファフナーにフェストゥムのスフィンクス型ってファ行の名前が頻出しすぎだろ。
僕も名前をファフファフォフォフに変えようかと思った。

初鑑賞時、前半の演出が冗長で物語世界に入りにくかったことを思い出す。
ところが一二〜一五話ぐらいから目に見えて面白くなる。
プロット自体は最初から決められているだろうし、そこから大きな飛躍はない。
物語の演出が変わったのだ。
特に竜宮島でカズキがカノンを説得するシーンは白眉。
ロジックの組み立てのうまさに唸る。
さらに演出(特にシナリオ)にてらいがなくなり、エモーショナルさを隠さなくなる。

ラストに近づくに連れさらに物語の密度が高くなる。
第二四話は、(僕はノートにメモしながら鑑賞しているのだが)通常一話あたりページ三分の一ほどのメモ量がゆうに二ページを超える。
アカネのフミヒコに対する最後の一言で涙が決壊。
初鑑賞時もずっとすすり泣きながら観ていたっけ。

よし、このあとはスペシャル番組と劇場版を観るだけ!
ってEXODUS観るためまだあるのかよ、ハードル高い!


【映画】『ブリッジ・オブ・スパイ』:ユナイテッド・シネマとしまえんで鑑賞

素人目には破綻が見つからず、本当によく出来ている。
しかし、現実と理想の葛藤、キャラクターの矜持などいろんなことが納得いきすぎて、クライマックスに至る盛り上がりが答え合わせみたいになっている。
すべて言語化できるような内容。
深いことが描かれているのに、次の日には忘れてしまう。

それがエンタメ映画そのものだと思うしそれを否定はしないが、僕にはあまり引っかからない映画だった。


【映画:アニメ】『蒼穹のファフナー EXODUS(1~2)』

TSUTAYA DISCAS(レンタルDVDの郵送サービス)で予約していたDVDがようやく手元に……以前より話題になっていた今作を観てビックリ!
なんと前作から連続して続いているストーリーで、四年前鑑賞したうろ覚え程度の僕の記憶では太刀打ち出来ない代物だった。
誰と誰が誰で、どうなってるんだ。
用語もさっぱり覚えていないよ……
ということで、前作から戻って鑑賞し直すことにする。

しかしここまで記憶があやふやだと、映画はもちろん書籍も過去の出来事も、僕にまつわるいろんなことすら忘却の彼方に消えているということ。
そして僕にとって覚えていないことはないことと同じだから、いろんなものを世界から消していったようなものだ。
空恐ろしくなる。



【映画】『ポエトリー アグネスの詩』

この映画監督の作品は、どうも飲み込みづらい。
感動的ではある(エモーショナルに訴えかけてくるものはある)のだが、ラストのシークエンス、主人公の詠む詩と映像で説明されている事象が、どういう時間軸でどうクロスしているのか、論理的に把握できなかった。
評価の高さから推察するに、それは監督のせいでなく僕の低い映画偏差値のせいだと思う。
なにか出来事が進行していても表面的に起こっていることしか僕は理解できない。
作り手側の意図まで辿りつけない。

この映画で僕が理解できている部分は氷山の一角で、その下にこそ僕の理解できなかった本質的な何かがあるのだろう。


【映画】『 けんかえれじい』

「すっぽん」とか「OSMS団」とか「昭和白虎隊」とか漫画みたいな名前の登場人物……どう理解したらいいものかわからない。

ラスト、とある人物の行動により主人公は上京を決意するが、途中で映画中に出てきたらしいその肝心の人物が誰なのかわからなかった。
白黒だから情報量が少ない……ということもあるが、そもそもどういうベクトルで物語が進んでいるのかわからなず、何もひっかからないから、誰が何をしようと意外でもなんでもない。
茫然としてただ画面を観ているだけ。

僕の映画偏差値が低いせいでどうもすみません。


【映画】『ウェディング・バンケット』

主要登場人物がそれぞれ持っている思惑が微妙にずれ、変奏曲をかなでるように物語が紡がれていく。
心の揺れの繊細な描写は観ていて気持ちがいい……キャラクターの心理描写の見本のようだ。
喜劇的な描き方だが、見方を変えると悲劇に変わる……レイ・クーニーの笑いの理論を裏返しにして実践しているようだ。

ところで中華民国は本当にあんな結婚式を挙げるのだろうか? 
いくらなんでも赤裸々すぎるだろう。
親戚や友達がいるなかで新婚夫婦がベッドインみたいな盛り上がり、恥ずかし過ぎる。


【映画】『6才のボクが、大人になるまで。』

ブッシュ大統領のイラク派兵、オバマ氏の大統領選や『ハリーポッター』シリーズなどそのときの流行っていることと、ある家族のうつりゆくさまを重ねあわあせている。

いくつかの偶然が重なって、絶妙のバランス、完成度のある映画となっている。
これはこれで申し分はないけれども、僕は個人的にこの予定調和があまり好きでない。
こういうコンセプトの作品にありがちな、(必然的にこうなってしまう)起伏に乏しさは否めない。
唐突に大病で死んだり、殺人事件に巻き込まれたり、宇宙人に誘拐されたり、頭上に隕石が落下したりはしない……前半の連続性を崩すような出来事は起きないのだ。
そんな定石を翻すような奇跡があればよかったのだけれども、まあ、それは求め過ぎということか。

主人公は男前に成長したけれど、お姉さんは残念だったね。


【映画】『ヴィンセントが教えてくれたこと』:試写で鑑賞

ビル・マーレイ演じる人嫌いの主人公が隣に越してきた少年と交流を重ねることで、少年も、ビル・マーレイも成長していく……ような話かと思って観たら、だいたいそんな話だけれどもそこまでストレートな話でもなかった。

ビル・マーレイは己のエゴを越えるようなことをしない。
酒場に連れて行ったり、競馬に連れて行ったり、売春婦に相手をさせたり、自分の好きなことに少年を付きあわせているだけ。
最後まであまり成長してないように思える。
そこら辺がリアルといえばそうなのだが……だったら何を教えてくれたんだ?……タイトルについての疑問が浮かぶ。

ラスト、学校の課題の「身の回りの聖人」についての発表会、少年はビル・マーレイについて皆の前で公演するわけだが、いくら何でも「聖人」は言い過ぎ。
最後の発表の日にも、能動的に来るわけでなく引っ張ってこられただけだし。

少年が聖人であるとした根拠の一つにベトナム戦争の英雄だった、ってやっぱりアメリカはすごいな。
戦場で戦友を救ったにしろ、武器を持ってベトナム軍の中に突入しているわけだから……
その理屈で言えばエノラ・ゲイの乗組員だって聖人だ。


【映画】『となりのトトロ』

久しぶりに鑑賞。大人になって初めてかもしれない。
十代後半の少年時代は『AKIRA』に熱狂していたたので、
「何だこんな子供向け!」
と特に感慨もなかったのだけれども、いま観返すと十代の頃の風景を思い出し、ノスタルジックに胸が締め付けられそうになる。
いまそこにいる瞬間はその場所と時間の価値が完全にはわからないのだと実感。

そういえば初めて観たときは
「何で(大人は)ネコバスやトトロが見えないんだろう?」
不思議に思ったが、今観ると僕も見えない側になっていて少し戦慄する。
結婚もせず子供もいないのにひねた大人になってる自分発見!


【映画】『ジュラシック・ワールド』:ユナイテッド・シネマとしまえんIMAXシアターで鑑賞

いろんな恐竜や生物の遺伝子をハイブリッドして架空の生物を作ったら、それは恐竜と言わず怪獣という。
もはや恐竜パークである必然性がない。
何ならフェアリーやペガサスやケンタウルスを出してファンタジーワールドにすればいい。
実際に存在した恐竜が実はこんなにすごい能力を持っていた……『ジェラシック・パークシリーズ』はそういう現実と空想の中間で遊んでいたのに、それを超えるようなことをしてしまったら本来持っていた面白さの本質からずれてしまう。