月別アーカイブ: 2015年8月

【日記】15年08月01日(土) 体重60.3kg

何時間寝ても眠いので、けっきょく睡眠時間というより僕が朝に弱いということなのだ。

四時四五分起床。

五時四分より光ヶ丘公園を二九分ジョギング。
地平線ぎりぎりに真っ赤な太陽が浮かんでいる。
最悪の体調、歩くよりも遅いスピードで走る。
老人や主婦が歩いて僕を抜いていく。
This Heatのアルバム『Deceit』を聴きながら走る。
よくわからない。

午後は読書そして漫画のネーム。
一六時外出、サウナのように熱気が身体を包み込む。
新大塚の図書館に寄ってから四谷へ向かい、クロッキー会に参加。
どう形をとるか線を引くか考えながら手を動かしていると途中で頭が痛くなってくる。
線も形もヘロヘロ。
あと何十年続けたら自動的に手が動く領域に入るのだろうか。
漫画家や画家がよく言う「絵を描いていて楽しい」ゾーンなんて滅多に入らない。
いつも無理して絵を描いている。
ほんのたまに、一年に何回か絵の中に入り込んで恍惚が訪れる瞬間があるが、それのためにその数百倍、数千倍の苦痛の時間をすごさなければならないのは馬鹿げている……と、我ながら思う。
二二時帰宅、二三時就寝。

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【本】ラディゲ『ドルジェル伯の舞踏会』

僕には、一九二〇年代と言う時代か、フランスという場所か、ラディゲ氏という作家の個性か……そのどれが理由かわからないが、どこまでが意図的なのかわからなかった。
物語が心の動き中心に描かれてはいるが、リアリティを感じることができず観念的に思える。

そのあと、ラディゲ氏によって先行して書かれた『肉体の悪魔』を読んで少し理解が進む。
『肉体の悪魔』がA面ならこれはB面の関係。
あちらはリアルタイムの心情の変化を描いていて(ルポルタージュや実況中継のように)、こちらはチェスのようにコントロールされた状況下での心情の変化を描いているのだ。

【日記】15年08月02日(日) 体重59.7kg

ひとりとかふたりならどうってことないけれど、多人数と接した翌日は必ず人酔いになって昼過ぎまで……場合によっては数日間具合が悪くなる。

寝苦しくて睡眠不足気味。
四時四五分起床。

五時一〇分より光ヶ丘公園を二九分ジョギング。
Tom Newmanのアルバム『Fine Old Tom』を聴きながら走る。
……あまり印象に残らない。

あまりの暑さに、仕事部屋で仕事をしたらパソコンが壊れる(五年前暑さでハードディスクが焼けた)かもしれないので、仕事机をエアコンのあるリビングに移動する。
リビングの掃除をしていると昼近くまで時間が潰れる。

午後から外出、四谷の読書会へ。
課題本はラディゲ『ドルジェル伯の舞踏会』。
この本単体では言わんとすることがわからなかったので、『肉体の悪魔』を図書館で借りてきて比較して読むと少し理解が進む。

人酔いを避けるため、懇親会に参加せず帰宅。
二一時半就寝。

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【本】根本敬『果因果因果因』

学生の頃いちばん好きだった作家、根本敬氏のフィクション短篇集。
自分が好きだったテイストがフィクションの中にも残っている。
善でも悪でもない世界の底に沈殿した澱の中の混沌とした世界に自分は憧れた。
そして学生時代は傍観者だった自分が時を経て澱の中に埋もれ、いつの間にかリアル世界で根本氏の描くあちら側に片足を突っ込んでいることに気づく。
おそらく根本氏の世界がこちら側に侵食しているのだ。

【本】ラディゲ『肉体の悪魔』

その場の空気を冷凍保存してそのままリアルタイム解凍しているかのような、すさまじい心理的臨場感。
尋常な気持ちで読んでいられない。
自分の心に関してここまで熟知しているということはずばらしいが、恥ずかしげもなくそれを描写するラディゲ氏はある種のサイコパスかもしれないとまでも思う。
僕は……正視できない(だからクリエーターとしてダメなんだ!)

【日記】15年08月03日(月) 体重59.6kg

悲しいとき……セミの幼虫を拾おうとしたらイヌの糞だったとき。

四時四五分起床。
起き抜けは眠くてまともに走れないので、最近は熱いシャワーを浴びてからジョギングに出るようにしている。
それでも眠いのでこの日からさらに洗髪、髭剃りを済ませてから走りに出ることにする。
しかしまだ眠い。

五時一四分より光ヶ丘公園を四〇分ジョギング。
Tom Newmanのアルバム『Faerie Symphony』を聴きながら走る。
FF4のサントラで、ケルト音楽風にアレンジした「FINAL FANTASY Ⅳ Celtic Moon」と雰囲気が似ている。
それよりは現代音楽的だが。

午前中は、リビングに仕事机を移動させたことに付随する自宅の大掃除。
使わなくなった本棚をノコギリで解体しゴミ置き場へ持って行く。

足りないものを買うために、駅前のショッピングモールに向かう。
ついでに大戸屋で食事。
ショッピングモールで買い物してから外にでると、日差しよりも地面から放射される熱気にむせ返る。
道路を避け、公園の樹の下や芝生横を通って帰宅。
漫画のネームを完成させて編集へ送る。
返事待ちの間にDVDで映画鑑賞。
二三時就寝。

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【日記】15年08月04日(火) 体重59.9kg

日の出前後、石段や樹の幹にしっとりした白い羽根のセミが連なってぶら下がっていた。

四時四五分起床。
仕事場に移動するが、昨夜遅くまで読書していたためなかなか目覚められない。
床に横たわったまま眠ってしまう。
しばらく経ってから慌てて起き上がり、ジョギングへ。

五時三四分より光ヶ丘公園を二八分ジョギング。
眠さで走りがぎこちない。
今日は一年に何日しかないレアな日、近所のセミの幼虫がいっせいに脱皮している。
Tony Banksのアルバム『Still』を聴きながら走る。
……普通。

朝から漫画の下描きを描いている。
息抜きにセミの写真を夕方撮影に出たほかはずっとぶっとおし夜まで作業。
寝室で読書していると眠くなってきたので二一時半就寝。

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【本】遠藤周作『イエスの生涯』

一〇代の終わりに読んで以来、数年ごとに読み直している。
キリスト教に対して興味をもつきっかけになった書籍。

イエスがどの程度自分の運命を把握していたのか、コントロール出来たのか、イエスが復活したということが比喩なのか、本当に復活したと弟子たちが捉えていたのか、キリスト教徒からすれば信じることが先なので、それはわかっていた、真実だ、ということなのだろうけれども、実際のところはどうだったのか、どうも飲み込みにくい。
今回の再読でもわかったようでわからなかった。

わからないことに対してはそういうものだと信じなければならない……それが宗教なのかもしれないが、キリスト教徒でない僕にもわかる理屈がないのだろうか。
その理屈を聞いて納得したとき、僕はキリスト教に入信するのかもしれない。

【日記】15年08月05日(水) 体重60.4kg

朝、スーパーにて。
母子が買い物をしていてワンピースを着た幼女が肩紐を一つ外し、片乳首を晒したまま店内を歩いている。
でも駐輪場でお母さんが子供を担いで自転車の後ろに乗せて走ってったときもそのまま肩紐外しっぱなしだった。

四時四五分起床。

五時二五分より光ヶ丘公園を三五分ジョギング。
この時刻から強い日差し。
地面からむせ返るような熱気が上がってくる。
Treesのアルバム『The Shore』を聴きながら走る。
どこか懐かしい、ヨーロッパの民族音楽のような雰囲気。
嫌いではないが、僕にはキャッチーさが今ひとつ足りない。

就寝直前まで仕事、寝室で読書していると眠くなってきたので二二時就寝。

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【日記】15年08月06日(木) 体重60.9kg

今日は一歩も外に出なかった。

今年一番の寝苦しさ、窓を開け放しベランダの近くで寝ていたのに暑い。
布団の上からとびだし(わずかにヒンヤリとした)畳の上をゴロゴロしている。
暑さで消耗、眠ったのにかえって疲れ、定刻通り目覚めることができずに六時起床。
外を見るともう日が高く上っている。
灼熱の太陽の下、ジョギングに出ることは自殺行為。
諦めてすぐに机に向かい仕事を始める。
ガンガンにエアコンの効いた部屋で漫画を描き続ける。
下描きが終わり、夕方からペン入れ。
二二時まで一六時間ぶっ通しで仕事、その後寝室に入るがなかなか眠れない。

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【日記】15年08月07日(金) 体重60.4kg

ミッション・インポッシブルの新作の初日、映画館でチケット予約したら初回朝八時半から……学校の時間割か!

四時四五分起床。
シャワーを浴び食事してから今日はジョギングに行くこともなく七時より仕事。
昨夜のペン入れの続き。

八時にペン入れを中断して外出。
八時半よりユナイテッド・シネマとしまえんで映画鑑賞。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
(一〇日前に映画チケットを予約していた)
往復一時間、自転車で外を走っていると汗びっしょり。

帰宅してエアコンの効いた部屋で仕事の続き。
夕方、息抜きに外に出てセミを鑑賞。
ミンミンゼミとアブラゼミ。
ずっと一日家にこもって仕事をしていると時間の感覚がなくなる。
あっという間に季節が過ぎてしまう。
今日中にペン入れを終わらせるつもりが、ギリギリ終わらず残り数コマを残し二三時就寝。

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【日記】15年08月08日(土) 体重60.5kg

原稿にかかった時間を平均すると、ネームから仕上げまで一ページにつき一〇時間。
ということは一週間漫画に集中すると最大一〇ページ。
(ひとりで作業した場合)

四時四五分起床。

五時一四分より光ヶ丘公園を四一分ジョギング。
Triumviratのアルバム『Old Loves Die Hard』を聴きながら走る。
ELPの一番いい頃のような雰囲気。
バンド構成、アコースティックなものとデジタルなものの融合ということもそうだが、曲のアレンジが非常に似ている。
しかし、パクリというわけでなくこのバンドなりのオリジナリティがあり、そしてキャッチー。
もっとヘビーローテーションで聴いてもいいかもしれない。

帰宅してすぐに原稿のペン入れの続き、すぐに終わらせて原稿をスキャンして仕上げ。
ほぼ(自分の)予定通り一六時前に完成、脱稿。
脱稿後すぐに一六時一五分にため家を出る。
大塚の図書館に寄ってから四谷のクロッキー会に参加。
途中から頭痛がしてきて、クロッキーに集中できない。
早朝から絵を描く仕事をしていたので、緊張する作業をぶっ通しで続けていて脳がショートしたのかもしれない。
二一時会場を出て二二時帰宅、二三時就寝。

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【本】成毛眞『情報の「捨て方」 知的生産、私の方法』

書かれていることがあまりにも功利的過ぎる。
いい、悪いは実は本人の主観でしかないのに、あたかもある種の絶対的な価値観があるように誘導(あるいは錯覚)させている。
意味のない情報のなかでたわむれることに無常の楽しみを見出す人をバッサリ切り捨てるって……人間って有用なことだけで進化したわけじゃなくて、この世界で大切なことは、一見無用に見える九割九分九厘の屍の上に築かれているのではないか。

【日記】15年08月09日(日) 体重60.0kg

ひんやりと冷たい風を感じて夜中目覚め、厚い布団にくるまる。
そんなとき少しだけ秋の気配を感じる。

四時四五分起床。

五時一三分より光ヶ丘公園を四四分ジョギング。
曇天。肌寒いけれども走っていると汗ばみ始める。
夏は、この時間が一番過ごしやすい。
U.K.のアルバム『U.K.』を聴きながら走る。
……印象に残らない。

一六時に自転車で家を出る。
三鷹のクロッキー会に参加。
一年前から平均すると週一のペースでクロッキーを続けて、最近ようやく成果が出てきたように思う。
クロッキーそのものの上達というより、普段漫画を描いているときに手で覚えた感覚が残っているこ瞬間があって、それが少しうれしい。
懇親会に参加、Sくんやモデルさんと話している。
二二時に会場を出て夜の街の底を自転車で進み二三時に帰宅。
今夜も暑くて眠ることができない。

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【日記】15年08月10日(月) 体重59.9kg

外食のラーメンは一ヶ月に一度と決めている。
ラーメンは僕の数少ない楽しみなのだが、ダイエットを長く続けているためか、最近は食べている途中で量を多く感じイヤになってしまう。
ダイエット的にはいいことだが、人生の楽しみがまたひとつ減った。

暑さで眠りが浅く、定刻に目覚ましがなったが活動することができず二度寝、七時起床。
九時に家を出る。
頭上は濁った色の雲に覆われ不穏な雰囲気。
地下鉄で豊島園駅へ、九時半からユナイテッド・シネマとしまえんで映画鑑賞『ジュラシック・ワールド』。
一一時四五分に会場を出て練馬へ移動、ラーメン屋「濃菜麺 井の庄」にて昼食:濃菜つけ麺。
店から出るとポツポツ雨が降り始めている。
練馬の西友で買い物してから帰宅。
夕方、通り雨が過ぎ去ってからジョギングに出る。

一七時二一分より光ヶ丘公園を三八分ジョギング。
雨に濡れた地面から湿度を含んだ熱気が立ちのぼる。
夕暮れ、オレンジ色の太陽が厚い雲間から見え隠れしている。
カナカナカナ……ヒグラシの鳴き声にいざなわれて公園の林に入ると、脱皮の最中のセミが白い姿でぶら下がっていた。
夕日でできたオレンジ色のビームが樹の背景を交差していて、神秘的な光景。
Van Der Graaf Generatorアルバム『Pawn Hearts』を聴きながら走る。
普通。

散らかった自宅を片付け、明日の仕事の用意。
二三時就寝、ずっと寝苦しい。

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【本】アーロン・フリードバーグ『支配への競争: 米中対立の構図とアジアの将来』

ここまで包括的に対中国について書かれた書籍は読んだことがない。
悲観や楽観はなく冷徹に考えうる限りのあらゆる状況について言及されている。
インフラがある程度完成して人口のボーナスが終わった以降の国が発展するヴィジョンを中国が見いだせば、逆に日本がそれを真似て発展するチャンスになるかもしれない。
最終的に中国が民主的国家になれば今抱えている周辺国絡みのトラブルは減るとのことだが、そもそもいまの中国の国是は共産党体制を継続させることなので、中国が中国でなくなるか、今のまま続くか……究極の選択しかない。

【本】金子正晃『デジタルマインドマップ超入門』

アナログ・デジタルのメリット・デメリットがよくわかる。
でも手軽に展開できるという点でいまはアナログに軍配を挙げざるをえない。
まだデバイスは発展途上で、iPadでも手書きの手軽さに及ばない。
コンマ何秒かのレスポンスの悪さが思考を妨げる。

(よくよく考えるとこれはマインドマップの感想であって、この書籍自体の感想ではない)

【日記】15年08月11日(火) 体重59.9kg

無実の罪で二〇年ものあいだ狭い牢の中で過ごす夢を見た。
起きたら自分でシーツをグルグルまきに身体に巻きつけていて身動きが取れなかった。それだけ。

四時四五分起床。

五時一九分より光ヶ丘公園を四一分ジョギング。
Vanilla Fudgeのアルバム『Keep Me Hanging On』を聴きながら走る。

八時に家を出て練馬の耳鼻科へ。
アレルギー注射。
一一時に診察が終わり、大泉学園の歯科へ向かう。
一二時半に治療が終了。
この後図書館や家電量販店に寄るつもりだったが、あまりの暑さに心が折れて帰宅。
文章を書いているとあっという間に時間が過ぎて夕方。

二二時半就寝。

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【本】乾くるみ『イニシエーション・ラブ』

何の前情報もなく(帯もついてなかった)読み始め、甘酸っぱくも悲しい恋愛小説だと素直に受け止めて途中で激しく自分の体験と重ね合わせて切なくなり思い出の人の何人かに電話やメールを送ってしまった。
もう一度読み返してギミックに気づき顔が赤くなった……どうしてくれる! 
最初はタイトルが大仰で「これはない!」と思ったが何回か読み返すとそこにこそ意味があることがわかってくる。
細かい伏線がよく出来ていて読めば読むほど理解が深まる。
読み始めに思っていたような人間の感情の襞に触れる文学、のようなものではない。
細かい情報から状況を読み解くパズルのようなミステリーだ。
こういうジャンルのものに慣れ親しんでいないから、何も疑わずにそのまま受け取ってしまった。

これはこれで一級のエンタメだが、どうも腑に落ちない。
いや正確に言うと腑には落ちるのだが、もう二度と感情移入する対象としてこの物語を読みかえすことができない。
他人に感情移入する心を弄ばれたような気持ち。

【日記】15年08月12日(水) 体重59.7kg

何十匹とセミ幼虫の抜け殻が幹にくっついているような木を見かける。
よくよく考えるとセミの幼虫の寿命は六〜七年なわけだから、地中には今年のセミ幼虫の六〜七倍、何百匹もの幼虫に養分をチュウチュウ吸われているわけだから、木にとってはえらい迷惑な話だ。

四時四五分起床。
今日からシャワーの後にストレッチを取り入れてみた。
少し覚醒度が上がったような気がする。

五時二〇分より光ヶ丘公園を四〇分ジョギング。
かすみがかったようなはっきりとしない空。
地平線の少し上に輪郭のぼやけたオレンジ色の太陽が浮かんでいる。
Greensladeのアルバム『Bedside Manners Are Extra』を聴きながら走る。
悪くはない、好きな部類に入る曲。
繰り返し聴いてみるとよさがわかってくるかもしれない、かすかな希望を感じる。

基本的には仕事。
昼に家を出て、一三時より六本木で試写会。
一五時半に帰宅、仕事の続き。
きりのいい所で終わらせて夕方外出。
成増の図書館で本の貸し借り、コジマ電気で蛍光灯を購入。
一八時過ぎに帰宅すると部屋はすっかり暗くなっていて、蛍光灯の付け替えに難儀する。
二一時半就寝。

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【日記】15年08月13日(木) 体重59.8kg

寝坊して八時間眠ってしまった! 
しかしいつもと同じで寝起きが悪く、体感は変わらず。
ということは七時間以上眠ってもあまり意味が無いってことだ。

枕元の目覚ましを無意識に止めてしまう。
もう一台の目覚ましを遠い場所に置いていたので、気が付かず二度寝。
五時一五分起床。
ジョギングに出ようと外に出るも、小雨が降っていて引き返す。
降ったりやんだりが続き、いつもと比べ涼しい。
(といっても最高気温は三〇度超え)
今日は一日家にこもって仕事。
夕方、下井草の図書館で本の貸し借り、そして市場で買い物。
さすがに夕方は涼しいが、遠出したので汗をかいて気持ち悪い。
中断していた確定申告の続きをしていると、Windowsのアップデートに関係する不具合か、何度もエクセルがフリーズし、その都度やり直し。
三度目で心が折れ領収書を放り出し寝室に入る。
二二時半就寝。

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【本】牧野修『月世界小説』

自分が望んでいた方向に話が転がっていかず、混沌としたまま終わる。
冒頭の面白くなりそうなイナゴのシーン、それ自体は意味がなかったのかあ。
う〜ん。
もう一度、読み返してみよう。

連想したもの、『幻影の構成』『驚愕の曠野』『脱走と追跡のサンバ』『宝石泥棒』

(追記)
読み返して印象が一八〇度逆転、ここまで変わる小説は珍しい。
紛れも無い傑作!

【日記】15年08月15日(土) 体重59.4kg

ジョギング中、公園から帰る途中のキャスター付きの手品の台を押している老夫婦とすれ違う。
婦人が横の戸を少しだけ開いて中をあおいでいる。
通りすがりに隙間を覗くと、犬と目が合った。

深夜、目覚めて眠ることができなくなる。
目覚ましで起きたが、六時起床。

六時四一分より光ヶ丘公園を三八分ジョギング。
雲間にぼんやりした青空のまだら模様、はっきりしない天気。
前夜の雨の影響か、いつもより一時間半遅い時間に走っても涼しい。
このまま秋に向かっていくのだろうか。
Art Bearsのアルバム「The World As It Is Today」を聴きながら走る。
ボーカルの入っていない間奏のピアノの旋律がすばらしい。
サビのメロディーよりここをメインに曲を作って欲しい。

土日は掃除や洗濯や爪切りの日。
朝から各部屋を整理して掃除機をかけて雑巾がけ。
朝から空模様が不安定なので洗濯は諦める。
その他、返事待ちだった原稿を脱稿したり、フランス人の元アシスタントに英語でメールを書いたり……些事で一日が過ぎていく。
二一時半就寝。

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【夢】ロッカーを開くと、こぶし大のセミの幼虫が入っていて僕は驚く。

パンパンに膨れた幼虫は今にも破裂しそう。
ちょんと触ると背中が勢いよく裂けて白いセミが飛び出す。
脱皮を始めたようだ。
並んでいる横のロッカーを次々に開いていくと同じようにセミの幼虫が入っている。
健康診断かスポーツジムかさだかでないが場所は更衣室のようだ。

【日記】15年08月16日(日) 体重59.8kg

頑張って仕事しなければ……ティッシュで花を作る仕事だけど。
といってもその花は、オリンピックのとき新国立競技場のゲートに飾るやつだ。

五時起床。
七時間半眠ったはずなのに、意識が混濁しなかなか目が覚めない。

五時四九分より光ヶ丘公園を四〇分ジョギング。
薄いベールのような雲が頭上を覆っていてはっきりしない天気だったが、公園から自宅へ向かうころには、太陽がかすみをなぎ払い、ギラギラと輝き始める。
Esperantoのアルバム「Danse Macabre」を聴きながら走る。
なかなかに入手困難、二年ぐらいAmazonの中古で値段が下がるのを待って、ようやく二〇〇〇円台まで下がったことを機に購入。
予想していた範囲内の曲が続く。
悪くはないしこれから何度も繰り返して聴くだろうが、まあ普通。
ビックリするぐらい波長が合うことバンドと出会うことって、年に何回かしかない。

漫画のスケジュール、ネームなど練っているうちに一日が過ぎていく。
二一時半就寝。

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【日記】15年08月17日(月) 体重59.8kg

エアコンのある部屋に机を持ってきたけど、もう自分の部屋に戻そうかな。

五時起床。
外は強い雨が降り続いていてジョギングに出ることができない。
ここ数日の冷えこみに今年の夏はもうエアコンを使うことがないと判断。
エアコンのある部屋に持ってきた机を、自分の部屋に戻す。
クロッキー帳を買いに行こうと外を見るが、雨がやんだと思い外にでると降りだす……を何度も繰り返している。
一八時にやっと雨がやみ、晴れ間が広がってきたので、近所の文具店へ行きクロッキー帳を購入。
二二時半就寝。

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【日記】15年08月18日(火) 体重59.6kg

ゾンビみたいに広場にゾロゾロ人が集まってきて、変なピアノ音が流れてきてなんか気持ち悪い儀式が始まるなあと思ったら、ラジオ体操だった。
まあ彼らからしたら気持ち悪いのは囚人みたいな縞模様のタンクトップで走る僕の方でしょうけど。

五時起床。
眠気に負けて真っ暗なリビングで崩れ落ちるように横になり、うたた寝。
目覚めると五時半。

六時四分より光ヶ丘公園を四五分ジョギング。
雨上がりのドラマチックな空。
空気は澄んで、地平線付近にとどまっている積乱雲を切り裂き、黄みがかった朝日が地上を照らす。
映画のワンシーンに匹敵する見ていると涙の溢れてきそうな光景。
Il Rovescio Della Medagliaのアルバム「Contaminazione」を聴きながら走る。

部屋の模様替えが一段落ついたので、自分の仕事に集中しようとする。
プリンターの調子が悪い。
マニュアル通りにチェックしていると、すさまじい叫び声を上げ紙を挟んだまま止まってしまう。
買って二年八ヶ月経つので、仕方ないといえば仕方ないのだが、それにしても今年はノートパソコン、液晶タブレット、仕事の根幹を成すデジタル機器が故障して、自分の大切な何かが経年劣化しつつあるような気がしてならない。
二三時就寝。
寝苦しくて何度も眼を覚ます。
台所でお茶を飲んでいると、寝ぼけて床に少しこぼしてしまう。

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【日記】15年08月19日(水) 体重59.1kg

セミの死骸を拾うため近所をうろつき回る。

四時五〇分起床。

五時二一分より光ヶ丘公園を四一分ジョギング。
漆喰で塗り固めたような圧迫感のある空。
東の地平線の周辺にオレンジ色の亀裂が入っている。
Magmaのアルバム「Slag tanz」を聴きながら走る。
他のアルバムと同じな印象、違いがわからない……四〇年以上変わらないってすごい。
個々の曲の区別もつきにくい。
数度繰り返し聴いたぐらいでは把握できない。

一日漫画のプロット作りとネーム。
僕はもう何年同じ作業を繰り返しているんだろう。
二二時就寝。

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【日記】15年08月20日(木) 体重59.3kg

夏の最後のあがき。

寝苦しい。
夜中何度も目を覚まし、台所でお茶を飲む。
四時五〇分起床。
シャワーを浴びストレッチ、ジョギングへ行こうとして外を見ると悲しい雨が降っている。
諦めて部屋にこもっている。
昼前雨がやんできたので業務スーパーで買い物。
それ以外は外出しないで漫画のネーム。
二二時就寝。

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【日記】15年08月21日(金) 体重59.4kg

一四歳ぐらいから成長していない。
二〇歳の青年と話していて自分がバカみたいに思ってしまったマイッタネ!

四時五〇分起床。
もうこの時期、外は真っ暗、少し肌寒い。
七月前半は四時頃から明るくて、七時前後に走ると暑さで汗まみれになってしまう。
仕方なしにこの時刻(五時前後)にジョギング時間をずらしたというのに、それから一ヶ月で暗くて寒い。
早起きして外を走ると、一週間単位で季節の移り変わりが実感できる。
若い頃からこういう生活をしていたらもっと人生が充実していたのに。

五時二六分より光ヶ丘公園を四三分ジョギング。
真っ白なのっぺりとした空。
Amon Düül IIのアルバム「Tanz der Lemminge」を聴きながら走る。
何度聴いてもひっかかりどころがない。
もっと昔からこういう曲の周辺を聞いてくればわかったのかもしれないが……感覚的なものは慣れが重要な要素を占めるのだな。

朝からネーム。
午後から漫画家志望の青年が家に遊びに来る。
夜、光が丘駅前のサイゼリアで一緒に食事。
二一時帰宅、二二時就寝。

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