月別アーカイブ: 2017年1月

【日記】17年01月01日(日) 体重61.8kg

九時起床。
新年から朝寝坊、実家なのか大阪なのかとりあえず寒すぎる。

いつまでたっても母が起きてこないので、部屋をのぞきに行くと大晦日に張り切り過ぎてぎっくり腰で歩けなくなったとのこと。
朝食はなく、昼過ぎにおせち料理を母以外の家族で食卓に並べる。
姉と姉夫と両親が揃ってから一二時前に遅い食事。

一三時四二分より公園を五三分ジョギング。
晴れ空、正月だが日差しは暖かい。
心地よく走っていると時折肋骨に痛みが走る。
実家に帰ってこの二日間無理をしてジョギングをしたせいか、一週間前にぶつけた肋骨の調子が悪い。
New Trolls:1973のアルバム『Atomic System』を聴きながら走る。
いい意味でも悪い意味でもキャッチー、何かのサントラみたいな印象。

昨日から一月四日のグループ展に出展する絵のラフをずっと描いているが、決定的なアイデアが出ない。
しばらく書いていなかった日記をブログにアップして、夕方、絵の作業に戻るがまだ決定的なアイデアが浮かんでこない。
ずっと悩んだままタイムアウト。
二三時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月02日(月) 体重61.8kg

八時時起床、また朝寝坊で九時間以上眠ってしまった。
くしゃみすると胸に激痛……肋骨の痛みがひどくなってきたので、しばらくジョギングを休むことにする。

朝から絵のラフ。
何枚描いてもアイデアが浮かばないのでウトウトして寝落ち。
今日は合計一〇時間以上眠っている。
昼過ぎ、気分転換に画材(シャーペンやペン画のインク)を購入するため駅前(西武百貨店)へ出る。
ずっと住んでいたら連続性があるのだろうけれども、上京してたまに帰ると駅前も住宅地も変わり果てて、故郷感が希薄になっていく。
帰宅しても相変わらずアイデアが浮かばずイライラ。
夕方、ようやくこれしかないと言う方向性が固まったので絵の下描きを始める。
深夜、空腹で仕方ないのでモチを焼きぜんざいを作って食べる。
二三時就寝。

この日ほか記事一覧


【夢】昼過ぎ、僕はスタジアムのようなところにいる。

S(僕と付き合っている彼女)と何かの試合を観戦しようとしている。
試合は始まるまで余裕があり空腹だったので、Sと会場を出て店を探す。
外へ出ると地方都市のようで、何もない平地にまばらに建物が立っており、建物の向こうに水平線がチラチラ見え、ここは海の近くだということがわかる。
海産物系の飲食店はないかとウロウロしている。
なかなかいい店が見つからない。
寂れた飲食店街を歩くと、店舗が飲み屋ばかりでことごとく閉まっている。
少し離れた角に雰囲気のよさそうな店の看板を発見したので、角を曲がりぐるりと入り口まで歩くと思いのほか大きな店。
外に値段表記のない高級店のようだ。
意を決し入店すると個室に通され、
「ああこれは超がつくほどの高級店だ!」
Sさんの手をひっぱり裏口から逃げ出す。
さらに歩いていると琵琶湖と書かれた看板を見つけ、道理で海産物系飲食店がないはずと納得する。
相当大回りに歩いたようで、ようやくさっき入っていたスタジアムが見えてくる。
知り合いがいたので話しかけると餃子の美味しい店があるとのこと、薄暗い通りを歩いて行く。
道の上に屋根があって、昼間なのに夜みたく暗い。

【日記】17年01月04日(水) 体重62.0kg

七時起床。
ペン画の続き、朝、絵に微修正を施し完成。
一〇時前に家を出て阪急電車に乗り会場である塚口駅近くのピッコロシアター横の喫茶店に搬入。
グループ展を企画した近藤宗臣(芸大時代同じ油絵科だった友達)に絵を託し帰宅。
昼過ぎ、姉と両親とで近所をドライブ。
最初カラオケって言われたのでゾッとしたけれども、姉と過ごす時間が最後になるかもと思い一緒に車に乗る。
幸いカラオケへ行くことはなく、建設中の高速道路を見て墓地公園で高槻をながめ一周り、ショッピングモールに寄ってドーナツを食べてから帰宅。
夕方、眠気に襲われ自室で遅めの昼寝。
映画を観て読書して二三時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月05日(木) 体重61.8kg

目覚ましが鳴り布団から出るが、あまりの寒さに起きることを断念、また布団に潜り込む……
もうこうなったら風呂場に目覚ましを置いて面倒でも起きるようにしなければ。

八時起床。
朝から漫画のプロットをパソコンで書いている。
いくつかの企画を並行し、詰まったら次に進む……を繰り返す。

夕方、姉が僕の部屋に入ってきて僕の作業している机にうつ伏していたが、
「お腹が痛い」
とうめき出し外に出ていく。

映画を観てから読書するため布団に潜ると本が面白くて眠ることができない。
上下巻読了して午前〇時半就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月06日(金) 体重62.2kg

六時起床。
せっかく定時に起きたのに、シャワーを浴び部屋に入ると眠くなってきてひょいとベッドに乗った途端意識を失い気がつくと布団のなかそして九時過ぎ。
午前中は、明日帰宅するために部屋を片付け荷物の整理。

急遽、高校の同窓生のMさんと会うことになったので一四時に待ち合わせサイゼリアでお茶。
夕方帰宅、荷物の整理を終えてからDVDで映画鑑賞。
二二時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月07日(土) 体重62.2kg

熟睡できず何度も目を覚ます。
三時四五分起床。
四時四五分実家を出て、キンキンに冷えた夜の底を駅へ向かって歩く。
以下のスケジュールで青春一八切符を使って東京へ向かう。

電車のなかで何冊か本を読むつもりで用意していたが、ディック『高い城の男』一冊に思いのほか手こずる。
一五時半帰宅。
早めの夕食のあと一六時一五分に外出、池袋の世界堂で買い物、新大塚の図書館で本の返却貸出のあと、四谷三丁目駅で下車して四谷デッサン会に参加。
心を閉ざし誰とも交流することなく、二一時に会場を出て二二時前に帰宅。
母と姉にメールを送ってから寝室へ移動。
午前〇時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月08日(日) 体重62.4kg

六時起床。
まだ心なしか肋骨が痛むので、ジョギングは控えている。
九時に外出……想定していたより空気が冷たく外に出たことを後悔する……散髪屋で髪を切り、業務スーパーで買い物してから帰宅。
短くなった髪の毛を染める。
散らかった部屋を片付けて次の仕事の用意。
一五時半に外出、朝よりさらに寒く冷たい雨が傘を差す手に当たり心が挫けそうになる。
新宿へ移動、来週のグループ展のため世界堂で額を購入したあと、三鷹へ向かいクロッキー会に参加。
懇親会に顔を出し二二時会場を出る。
荒れた空から押し寄せる冷たい風雨……冬は嫌いだ。沖縄へ早く移住したい。
二三時帰宅、二三時半就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月09日(月) 体重62.3kg

六時起床。
年末年始で散らかっていた部屋を片付けるつもりだったが、あまりに散らかりすぎて片付けに集中できない。
気分転換に買い物に出たいが、実家から送られてくる荷物を受け取るために外出できない。
昼過ぎ、配達の不在連絡票がドアの下に落ちている。
僕の部屋はリビングから離れていてチャイムが聞こえにくく、玄関が真横にあるのにも関わらずこういうことがままある。
電話して配達に来てもらって外出。
公園前図書館、成増図書館で本の返却貸出のあと帰宅。

その後ようやく気持ちを切り替え片付け、そんなこんなで明け暮れる。
二二時半就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月10日(火) 体重62.3kg

前日早めに布団に入ったにも関わらず午前一時頃に突如目覚め、その後眠れなくなる。
布団の中で苦しい時間を過ごした後、寝室から出て眠くなるまで仕事部屋で過ごすことに。
食事してネットサーフィンしてようやく眠くなってきたのが六時過ぎ。
一時間仮眠を取って外出。

右腕が疼痛でじんじんする。

青春一八切符が余っているのでそれを使って千葉の土気駅ホキ美術館へ行くつもり。
行きの電車、千葉駅近辺で電車の南側に広がる東京湾の向こうに富士山がくっきり見えている。
土気駅で降りてバスに乗る直前に今日がホキ美術館の閉館日と知る!
愕然としながら慌てて予定変更、せっかく千葉まで来たのでいっそ房総半島を一回りすることに。
次に来た電車に乗り鈍行で房総半島をゆっくり移動する。
晴れ時々く曇り、風は強く、窓から見える海の波打ち際、激しい波飛沫が上がっている。
昼過ぎ、館山駅で降りて駅前のカレー屋「MON (モン)」に入りモンカレーを食べる。
これが思いの外おいしかった!
電車が一時間に一本しか来ないので、駅の周りを一周りするが本当に何もなくて途方に暮れる。
風の吹く海辺で彼方に見える富士山を眺めている。
また電車に乗り、千葉に到着するともう一七時過ぎで日も暮れる。
東中野で買い物してからピザ屋で食事、一九時半帰宅。
二二時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月11日(水) 体重63.5kg

八時起床。
前日の睡眠不足で疲れ切って定刻に目覚めることができなかった。

体調がじんわりと悪い。
右腕の疼痛のため、痛み止めを飲む。。

年末に仕上げたネームを直している。
夕方までかかって四ページを直す。
その出来に納得がいかず夜までかかってまたもう一度ネームを直す。
結局四ページのネーム直しで一日が終わる。
二三時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月12日(木) 体重62.6kg

六時起床。
一〇年に一度ぐらい遊佐未森ブームが僕のなかで到来して、部屋でかかる音楽が幻想浮遊系ばかりで常時ふわふわしている。

昨日直したネームを下描きにする作業。

一五時二九分より公園を三四分ジョギング。
青い晴れ空に地平線付近から夕闇の赤が迫る。
New Trollsアルバム『Concerto Grosso Live』を聴きながら走る。
New Trollsといえばバカの一つ覚えみたいに「Concerto Grosso」だが、これはこれで安定して素晴らしい。

夕方下描きを一旦中断、来週からの企画グループ展に向けてラフスケッチを描き始める。
二二時半就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月13日(金) 体重62.5kg

九時起床。
一〇時四五分に外出、一一時半に予約していた大泉学園駅前の歯医者で定期検診。
遅れに遅れて一二時半頃ようやく診察。
虫歯がなくてよかった。
一三時前に上野に向かう。
昼なのにおばけが出そうな不穏な空模様、灰色の低い雲が上から被さってくるかのよう。
国立西洋美術館で「クラナハ展」鑑賞。
ほぼ予想していた通りの内容。
それよりも同時代人の画家として一緒に展示されていたデューラーの上手さに驚愕……クラナハそのものよりデューラーの偉大さを再確認した。

御徒町の牛カツ屋で遅めの昼食をとってから電車に乗って自宅へ、駅前のショッピングモールで買い物してから帰宅。
グループ展に向けてラフスケッチ、いいアイデアが浮かばず七転八倒。
二三時半就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月14日(土) 体重62.9kg

六時起床。

環境を考えてのことだろうけれど、僕の住んでいる近辺ではお湯はガスでなく、ゴミ焼却場でゴミを燃やして作られた熱湯がパイプラインを通って流れてくる。
ゴミ焼却場は自宅から五〇〇メートルぐらいの距離にあるのだが、冬は流れてくる途中で熱湯が冷えるみたいで僕宅に着く頃にはぬるま湯になっている。
寒い冬のシャワーがぬるいと起床のモチベーションも下がる。

グループ展の絵に当たりをつけて絵の下描きを進行させる。
しかし描きながらどうも今ひとつピンとこない。
一四時に外出、新大塚の図書館に寄ってから一五時半より池袋で読書会。
課題図書は山口 雅也 『生ける屍の死』
一七時半に解散、二次会に寄ることなく帰宅して夕食を作る。

夕食:アボカドとトマトと生ハムの冷製パスタ。

冷製パスタはこの一年で二〇回以上食べている。
この世界の食べ物の中で、僕が一番好きなのはうどんだが、暫定次に好きなのは冷製パスタ。
三番目はレバ刺し。

一服してから絵の続き。
どう進めるべきかずっと悩んでいる。
午前〇時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月15日(日) 体重63.2kg

ビンゴ大会で当たった羽根ボウキ。

昔、懇意にしていた女性に包丁で腕を滅多刺しにされる夢を見て絶叫して目覚める。
ちなみに現実世界でもその女性に包丁持って追いかけまわされたことがあるので、今も懇意にしてたら正夢……あるいは夢さえも見ることができない状況になっていたかもしれない。

カマンベールチーズって味が接着剤みたいだ。
逆に言えば接着剤はおそらくカマンベールチーズみたいな味をしているに違いない。

七時起床。
朝からずっと絵の下描き。
しかしその下描きがどうもよろしくないような気がしてきて放棄、全く違う絵を下描きからやり直す。
紆余曲折を経て決定稿の下描きを午前中に完成させ、午後からようやくペン入れ開始。

ノートパソコンの調子が悪いので、初期化して中身を入れ替える。

一八時半外出、キンキンに冷えた空気の底をコートの下に使い捨てカイロを忍ばせ自転車で三鷹へ向かう。
一九時半到着、いつも参加しているクロッキー会の新年会に参加。
そのクロッキー会を主催しているアトリエはアニメ系専門学校出身者が出入りしているため、アニメ関係者が七割、僕のあずかり知らぬところで盛り上がっていた。
全員の自己紹介が終わってから、絵を描かなければならないので二三時に会場を出る。
夜道……気温は低いが風は強くないので、この寒さにはまだ耐えることができる。
午前〇時過ぎ帰宅、午前一時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月16日(月) 体重62.7kg

六時起床。
ひたすらペン入れ。
腕の疼痛が続き、頭が朦朧としている。
ノルマ通り進んでいるにも関わらず、思うような完成度に至らない。
一五時、郵便局に持っていかず締め切りを延ばしてもらい明日送ることに。
一八時に夕食、集中力が途切れて少しボーっとするが、二〇時過ぎからまた机に向かいペン入れの続き。
一時半就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月17日(火) 体重62.6kg

七時四五分起床。
絵の続き。
せっかく締め切りを延ばしてもらったのに、いくら描いてもキリがない。
僕の描き方に問題があるようで、僕のペン画は一枚絵として迫力が足りない。
根本的に方法を変えないとこれ以上描き込んでも同じという結論に達する。
自分の下手さに沈む。
一五時に作業終了、絵を額装して梱包、郵便局で会場へ送る。
その後図書館に寄ってから駅前のショッピングモールで買い物してから帰宅すると一七時過ぎ。
夕食を作りお腹いっぱいになると眠くなってくる。
机周りを片付けて早めに寝室に移動、漫画を読んでいると眠くなってきて二二時半就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月18日(水) 体重62.6kg

明け方、悪夢で目覚める。
そのあと熟睡できず朝まで夢と現を行き来し六時起床。
悪夢から目覚めた後いつもしばらく恐怖で震えているが、朝になるとこんな夢で自分がなぜ怯えたのかわからなくなる。
朝食後、久しぶりにジョギングへ行くつもりだったが寒さのせいか激しい下痢になり断念。

イラストのラフを描いたり、ブログの日記を書いたりしているうちに時間が過ぎていく。
夕方外出、図書館に行く。
冷たい空気が心地よい。
帰りにミスドに寄って大量のドーナツを食する。
最近、食欲をコントロールできない。
夕方までに部屋を片付け、ブログに日記をアップして、寝室に移動。
読書しているうちに眠くなってきて二三時就寝。

この日ほか記事一覧


【夢】僕は狭い通路のような倉庫で片付けをしている。

その日は大晦日。
至る所に本がうず高く重なっている。
RPGのダンジョンのように細長い通路から何本か分岐して狭い部屋が飛び出していて、そのうちの一つの中に僕は入り、片付けをしながら年越しをすることになる。
部屋には扉がなく、通路と隔てているものはない。
時折、通路を行き来する人たちに挨拶をする。
そのうちの一人はタレントの伊集院光氏だ。
壁に立てかけられた本を整理していくと、壁はなく向こう側の通路が見えてきて、この通路自体が本でできていることに気づく。
きりがないので一休み、水木しげる氏の描いた怪談漫画を僕は読み始める。
ちなみに現実の僕は水木しげる氏の漫画を読んだことがない。
その漫画は、バスを舞台にした実話のような内容で、僕は読んでいる間に本と現実の区別がつかなくなっていく。

(怪談漫画の内容)
深夜、高速をバスが走っている。
サービスエリアにバスは停車、僕はバスから出てお土産屋に入る。
バスが発車しそうになり僕は慌ててバスに戻る。
精算しないで持ってきたお土産を手に持っていることに僕は気づく。
防水性の紙袋で、おせちに入っているようなエビが力なく中で動いている。
僕はお土産屋の人が追ってくることを怯えている。
僕は手鏡でバスの背後をチラチラ盗み見ている。
いつしか外は夕方、後部座席の後ろから夕日が差しこんでいるのが見える。
バスから逃げるように降り、僕は実家に駆け込む。
母親がおせち料理を作っている。
僕は証拠隠滅を図るため
「このエビを使ってくれ」
と訴えるが、エビ料理はすでに完成しているため母は乗り気でない。

怪談漫画を読みながらなんて恐ろしい内容なんだと僕は震えている。
紙袋に入っているエビがピクリと動くたびに恐怖で背筋が凍る。

【日記】17年01月19日(木) 体重63.2kg

壮大な寝坊の朝一〇時起床……一二時間近く眠ってしまったのであった!

朝からずっとクイズイラストのラフ作業。
集中できずいいアイデアが浮かばず、机の上の紙は真っ白……仕方なしに夕方気分転換に外出。
(最近こんなのばかり)
近所の回転寿司屋でたらふく食べる。
業務スーパーで買い物して帰宅。
すっかり外は真っ暗。
その後もずっとラフを考えているが、いいアイデアがなかなか浮かばない。
午前〇時頃、寝室に移動。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月20日(金) 体重63.3kg

六時起床。
ギリギリまでラフを描いて九時二〇分に打ち合わせのため出発。
いつもなら自転車で向かうところを天気予報が降雪とのこと、地下鉄で東中野へ向かう。
駅前の珈琲店で編集者Kさんと打ち合わせ。
例のごとくKさんは僕が話している最中に立ち上がってコートを着始め、僕の話は唐突に打ち切られてしまう。
そこまで次のスケジュールが迫っているのか僕と話すのがイヤなのか、いつもながら気になるところだ。
まばらに雪が降っている。
帰宅して部屋の片付け、次の仕事の用意。
夕方、公園前図書館で本の返却貸出。
自転車で走っていると、雹化した雪がコートの前面にパチパチと音を立てて当たる。
帰宅途中でコンビニでお菓子を買う。
ブログに日記をアップ。
寝室で映画DVD鑑賞、読書してから二三時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月21日(土) 体重63.0kg

定刻に起きることができず八時起床、九時間睡眠。
仕事部屋で若干の作業をしてから、一〇時過ぎより寝室へ移動、今日図書館に返却予定の本を読み始める。
ギリギリに読み終えて一六時一五分家を出る。
新大塚の図書館に寄ってから四谷三丁目駅で下車。
一八時より四谷デッサン会に参加。
誰とも目を合わさず心を閉ざしている。
二一時会場を出る。
夜道が冷え切って冷蔵庫の中を歩いているようだ。
二二時帰宅、午前〇時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月22日(日) 体重62.7kg

五時起床。

八時四一分より公園を三六分ジョギング。
気温は二度くらい、寒かったですが走っているうちに暑くなる。
キンキンに冷えた空が青く凍っている。
New Trollsのアルバム『Concerto Grosso No.3』を聴きながら走る。
クラシックでアレンジしたロックと割り切ったベタな展開がクラシックにおけるストコフスキーを彷彿とさせるが、そんな野暮ったいところ含めてこれはこれでとてもいい!

風邪を引いたのかちょっとのどが痛いので念のためしっかりウガイをする。
熱いはちみつ生姜レモンを作りって飲むが、熱すぎと酸っぱすぎで一度に飲むことができない。

一日仕事部屋にこもってイラストの仕事。
夕方に完成、編集にメールで脱稿。

DVDで映画を観て本を読んでから早めに布団に入る。
二二時半就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月23日(月) 体重63.5 kg

のどの痛みに一晩中悩まされ熟睡できない。
咳こそ出ないが本格的に風邪をひいたようで、つらくて定布団から出ることができない。
力を振り絞り七時四五分布団から出る。
シャワーを浴び身の回りの用意をして急いで外出、練馬の耳鼻科に八時半過ぎ到着。
花粉アレルギーの注射ついでに風邪薬を処方してもらう。
昼過ぎ、机でうとうとしていると強い眠気で動けなくなる。
起きた後は薬の効力もあってか鼻水とのどの痛みが少しましになる。。
眠気を振りはらい進行中の漫画下描き。
夕方母親からスカイプで連絡が入り、姉がもう秒読み段階とのこと。
スケジュールが崩れてしまうけれども今週なかばにいったん帰郷することに。
一九時より昨日のDVD映画鑑賞の続き、読書……そして風邪なので早めの二二時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月24日(火) 体重64.8kg

六時起床。
自宅に一日こもりっきりでおとなしく下描き作業。
高速バスの座席をネットで予約。
夕方、気分転換に近所を散歩、ファミリーマートでお菓子購入……
(自分のダイエット意志の弱さ)
下描きを中断して、二〇時頃から明日出発する荷物を用意。
二二時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月25日(水) 体重65.9kg

五時起床。
ギリギリの時間におにぎりを作って弁当箱に入れる。
六時に出発、七時二〇分に大崎駅西口のバス停から昼行高速バスに乗車、一路大阪へ。
富士山がくっきり見える。
清水のサービスエリアで弁当を食べる。
バスに揺られながら前の座席に取り付けられた小さい液晶モニターで映画を観ている。
どういうシステムになっているのかわからないが、しゃっくりみたいに映像が途中で止まって少し戻り止まってまた進みを頻繁に繰り返し、落ち着いて観ることができない。
たった二本を鑑賞するのに六時間近く費やしたうえ体力を消耗。

一五時一五分にバスは梅田スカイビルに到着、そこから阪急電車で移動、高槻の実家には一六時半到着。
夕方両親が帰宅、夕食時に姉の話を聞く。
明日会うことが怖くなる。
空いた時間に少しだけ漫画下描きの続き。

実家のベッドで横になろうとしたら今まで見たこともない大きなカメムシがいて、どうやって外に放り出すべきか悩む。
調べたら「帰化昆虫」とのこと。
南方から荷物にくっついてきたものが最初は長崎いまは大阪の高槻まで生息地を広げているとか。

二二時半就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月26日(木) 体重62.8kg

六時に目覚ましがなったにも関わらず冷蔵庫のように部屋の外が寒くシャワーを浴びるため浴室へ向かうことができず引き返して布団の中に潜り込み、うとうと寝たり起きたりまどろんでいるうちに八時半、母の叫び声「ごはんやで!」でようやく布団から這い出る……結局一〇時間以上寝てしまった。
寝すぎで頭が痛い。

「のぞむ君まだ来ないの早く来て」
朝食後、何度も姉から電話がかかってくる。
一一時前、父に車で送ってもらい、駅前の病院へ。
久しぶりに入る病院の中には喫茶店やレストラン、美容院やコンビニが並んでいて、独立した街のようだった。
(病院は並んでなかった)
姉の病室へ向かう途中で、非常階段のガラス扉の前で看護師と佇む姉を発見。
姉は看護師にせがんでそこに連れてきてもらったようで、
ガラス扉からは病院の外……街の建物の谷間に僕の実家周辺がかろうじて見えていて、姉は僕が来るのをずっとそこで待っていたのだ。
姉がひっきりなしにせがむので車椅子に乗せ下のコンビニへ向かう。
ソーセージとヤクルトを欲しがったので購入、コンビニ内のテーブルで食べようとするが姉は一口食べただけで「いらん」と放り出す。ヤクルトも容器が小さいにも関わらず半分ぐらいで飲むのをやめる。
おそらくモルヒネで朦朧としているせいで意識レベルが低くなり、何かしたいという衝動だけが前面に出て、それが本当に必要かどうか判断する能力がなくなっているのだろうか。
誤ってヤクルトをこぼし、店員さんにテーブル拭きを出してもらう。

病室に戻っても姉は落ち着かず、ひっきりなしにベッドから立ち上がり何処かへ行こうとする。
腎臓の機能が低下しているのでトイレは五分に一度。
そのたびにナースステーションから看護師が飛び出してくる。
献身的な看護師の態度に頭が下がる。

なんで看護師って皆揃いも揃って可愛くて仕事ができて献身的なんだよ。
僕ももう少し若くてイケメンで背が高くてジャニーズに所属しているアイドルだったら盲腸で入院して剃毛されたかった。

姉は昼食をひとくち食べてすぐ看護師を呼び出し、トイレで全部もどしてしまった。
パジャマの下の姉の身体はガリガリに痩せ、昔見たアフリカの飢餓難民のようだった。
それでもベッドに落ち着いていられないようで、腰を下ろした途端すぐに立ち上がり、「ジュースが飲みたい」自動販売機のあるロビーへ向かおうとする。
ジュースを買って病室に持って帰ると一口で飲むのをやめ、またすぐに「ジュースが飲みたい」自動販売機のあるロビーへ向かおうとする。立ったり座ったり。

モルヒネによって人格が壊れていく姉を見るのは辛い。
あたかも人間を演じようとしている人工知能のようで、チューリングテストに合格するかどうかも怪しいレベルだ。
正月にあったときもずっとボーッとしていて自然が定まらず、人格の一部が壊れたような印象があったのけれども、それでも今回に比べるとましだった。
会うたびにどんどんひどくなっていく。

姉があまりにせがむので病室から病棟をいくつもまたいだ場所にあるドトールへ車椅子で連れて行く。
「おかあちゃんや」
姉がドトール前のガラス壁外を歩く僕の母を発見、中に連れてくる。
ハーブティーを姉に買い、病室につれて帰り、その後は母に託す。

ミング阪急高槻内のうどん屋「金毘羅製麺」で遅い昼食。
一五年近く前に香川のセルフうどん店「新宿麺通団」の讃岐うどんに衝撃を受けたものだが、こんな中途半端な街でもそれと変わらないものを食べることができるようになったのか……とまた違う衝撃。
父に頼まれた買い物で阪急電車で梅田へ向かう。
ヨドバシカメラでパソコン周辺機器を購入、とんぼ返りですぐ帰宅。
一七時前に帰宅して、自室で休む。

二一時過ぎ、弟が出張先から実家に寄る。
自宅(岐阜)に帰らず宿泊するとのこと。
深夜まで姉のこと両親のことを話している。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月27日(金) 体重64.4kg

九時起床。
最悪の目覚め、粘りつく眠気……横で寝ていた弟は身支度を終えてとっくに出ていた。
今日は接待ゴルフに行くとのこと。

自室で作業をしていると姉から何度も
「のぞむ君いつ来るの」
と電話が入りイラッとする。

一一時頃病院に到着、病室の前で看護師と歩く姉を発見。
足湯に入れた後、姉が散歩したがったのでナースステーションの周囲を周っているとのこと。
病室に戻ると数人の看護師に囲まれる。
昨晩、姉が目を覚ましてから落ち着かず院内をウロウロした後、病室に戻るのをいやがったので看護師の控室で朝まで過ごしたこと。
ベッドから落ちたこともあり、足の筋肉が衰えて危険なので、姉がベッドから離れたらナースステーションに警報が入る処置をされたこと。
……姉は以前から散歩が好きで寂しがりではあったけれども、モルヒネの副作用と病気への恐怖で、その性向が病的にデフォルメされていてとても悲しい気持ちになる。
自分もいつかこうなるときが来るのだろうか。
そのときそうなってしまった自分を頭に思い浮かべると気が狂いそうになる。

姉は昨日同様落ち着かず、ベッドに腰をおろした途端に立ち上がり、自動販売機と病室の行き来を繰り返す。
そのたびに看護師がナースステーションから飛び出し、僕はすまない気持ちでいっぱいになる。
でも腎臓が悪いので五分毎にトイレに行くのは不可抗力なわけで……姉もつらいだろう。

昼過ぎ母が来たのでみんなでドトールへ向かう。
昨日と引き続き姉にハーブティー(僕はスイートポテト)を買う。

一五時頃病院を出る。
駅前の餃子屋で昼食を食べてから帰宅。
せっかく大きなザックに仕事道具を入れてきたのに、精神的に疲れて何もする気が起こらない。
夕食後、調子の悪い父のパソコンのメンテナンスをしていると深夜になってしまう。
弟が接待ゴルフから帰宅、少し話してから自宅へ向かう。
午前〇時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月28日(土) 体重63.6kg

僕はちょっとしたことですぐ「我ともに世界よ滅べ!!」と強く念じてしまう。
だから逆に、ちょっとしたいいことが起こったときには(僕の念が実現化しなくてよかった)と心底思う。
僕の念が弱いことで世界は救われているのだ。

五時起床。
冷蔵庫のような実家を行き来してシャワーを浴び、朝食を食べ、朝の用意を急いで済ませ、五時五〇分に出発、六時七分の普通電車で大阪へ向かう。
七時前、まだ大阪は暗い。
歩いて梅田スカイビルに到着、昼行高速バスに乗車。
往路は座席の液晶テレビで映画鑑賞時して映像の不安定さに閉口したので、復路はおとなしく読書。
集中して二冊の本を読了。
往路と同様、天気がよく富士山が綺麗に見えた。
一五時過ぎ大崎駅に到着、新宿の世界堂で買い物。
一七時半より新宿三丁目で読書会BtoZに参加。
課題図書はジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』。
概ね好評なようだが、僕はあまりピンとこなかった。
ぼくはいつも少数派で相手にされないですけど、僕はその物語が面白いこととと小説としていびつなことは別に捉えています。この物語はそのギャップが特に激しい、と思いました。『星を継ぐもの』、普通の小説として捉えたら変ですよ!
僕の言うことは相手にされず、落ち込む。
二次会のワインバー、場所が悪く片耳が悪い僕は隣の人の会話を聞き取ることができず、落ち込むばかり。

二二時頃いろいろなことが重なり落ち込みきって帰宅。
帰宅してポストに投函されていた姉からの手紙を発見、罪悪感でいっぱいになってさらにさらに落ち込む。

年始にいやがらず一緒にカラオケに行けばよかった……

2019-06-22-17.43.04

午前〇時就寝。

この日ほか記事一覧


【日記】17年01月29日(日) 体重64.4kg

六時起床。
部屋の片付けをするつもりが頭を切り替えることができず、机の前で長時間ボーッとしているだけで時間が過ぎていく。
ようやく行動開始、机周りだけ片付けを終えて作業を始めようとするともう一六時だった。
自転車で慌てて外出、一路三鷹へ、冬至から一ヶ月が過ぎ現地に到着してもまだ明るくて嬉しい。
クロッキー会に参加。
描きながら足が何度もつって飛び上がり、隣の人に心配される。
懇親会でMさんと話す。

一一時過ぎ、会場を出て自宅へ向かう途中、警察に職務質問される。
自転車登録している場所(自宅)から離れた場所で自転車に乗っていたのでおおいに怪しまれる。
「歩きならともかく自転車なら普通に二〇キロぐらい移動するでしょうが!!」
と頭のなかでずっと反芻していたけれどもあえて口には出さなかった。

午前〇時過ぎ帰宅、一時半就寝。

この日ほか記事一覧