【映画】『武器人間』

武器人間が『電人ザボーガー』『太陽の星アステカイザー』『ロボット刑事K』などを彷彿とさせる七〇年代の低予算特撮に出てくる怪人のようなデザイン。
二〇一〇年代の昨今だと一回転してちょっとかっこよく感じる。

お約束とはいえこういうモキュメンタリー映画は、誰がどうやっていつまでカメラを回し続けるのかという問題が浮上する。
こんな戦場で何故そこまでしてカメラを回し続けなければらなないのか。
最後はカメラマン自体が拘束されて手術台の上、どうするのかと思ったら
「こうやって映すのか」
て他の人が替わりに映し始めることに無理やりさを感じる。
(ギャグ寄りになってしまう)
そしてこの映画もやっぱり、カメラが映し続ける映像の最後と出来事(物語)のラストのリンクがずれ、完全な問題解決を観ることができないまま終わってしまう。