日別アーカイブ: 2014年8月24日

【食】14年08月24日

朝食、豆腐、チキンナゲット、ご飯、トマトとオリーブ油漬けサーモンのせトマトとチキンナゲットとレタスのサラダ。
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昼食、餃子、サツマイモ、ささみのチキンナゲット風、ゴマネギ豆腐、トマトとツルムラサキのおひたし。
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夕食、カレーうどん。
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【日記】14年08月24日 体重60.7kg

深夜、足の中指を蚊に刺され、朦朧としながらかゆみで目を覚ます。
別室まで行って痒み止めを塗る。
プィ〜ンと蚊が飛び回る音にずっと半覚醒状態でイライラしている。。
五時起床。

五時九分より公園を五〇分ジョギング。
もう、秋の香りがちらほら。
もうセミが大音響で鳴くこともないが、地響きのように重低音で地面から響いてくるような粘り強さを感じたりもする。
Gentle Giantのアルバム「Acquiring the Taste」を聴きながら走る。
悪くはないけれども、一回聴いただけでは判読しがたい難しさ。

午前中、漫画のシナリオ。
午後、DVDにて映画鑑賞してから外出、一七時半より三鷹のクロッキー会。
自分のクロッキーの、いつまで経っても上手くならないそのもどかしさに、イライラする。
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二一時半に帰宅。

二二時半就寝。


こんなもの食べた!・・・14年08月24日

こんな映画を観た!・・・14年08月24日
【映画】『ゴジラ(デジタルリマスター版)』:DVDで鑑賞。

こんな本を読んだ!・・・14年08月24日
【本】『千年万年りんごの子(全3)』田中相
【本】『All You Need Is Kill』桜坂洋

【本】『千年万年りんごの子(全3)』田中相

リンゴ農家に婿入りした主人公は、あやまって自分の嫁に禁断のりんごを与えてしまう、それは村に伝わる秘密の祭儀のはじまりだった……という話。

ラストはいわゆるハッピーエンドにならなかったが、昨今の「愛が勝つ」ような個人的恋愛の勝利へ安易に至らず、しかし愛が負けたわけではなく、主人公はじめ周囲の人たちがこの出来事によって得ることができた、(諦念にも似た)ほんの少しだが地に足の着いた安らぎを見ていると、作者の誠意を感じる。

それは漫画の表現とも連動していて、漫画的な醍醐味である、ダイナミックな飛躍、高揚感と、「言語化できない」心の動きを表現する繊細な表現の対立が、ラストにおけるファンタジーとリアルの戦いと同じく拮抗している。

この漫画で描かれていることは東北の村の秘密の祭儀についてでだが、寄る辺もなく佇んでいる主人公が自分の居場所を見つけようとする行為が、普遍的なテーマにつながっていて、読んでいる僕は、翻って自分のこと、この世界のことに思いを馳せている。

……本当に漫画がうまいひとだなあ。

【本】『All You Need Is Kill』桜坂洋

異星から来た敵と戦う主人公が時間をリプレイする能力を身につけ、何百回と時間を繰り返し少しずつ成長しながら人類を勝利へと導く話。

ハリウッド映画版を先に観て、遅れて原作小説を読了。
映画版、小説版、それぞれいいところと悪いところがあって甲乙つけがたい。

映画版の方が設定が整理されていて飲み込みやすいが、そのぶんラストが冗長になっている。
しかしストーリーテリングや映像的な面白さは当然ながら小説版より上回っている。

小説版はプロットとキャラクターと世界観がそのまま投げ出されたような印象。
ラノベなので重厚なつくりではなく、「小説」としては物足りない。
ラストは映画版と逆にあっさりスパッと切っている。
映画版ほど楽天的なハッピーエンドではなくてややリアル寄りだ。

ちなみに僕の好みは、映画版。

【映画】『ゴジラ(デジタルリマスター版)』

水爆実験で生まれた怪獣ゴジラが東京を襲撃する話。

老人「あれはゴジラかもしれん……」
若い女「まーた、おじいさんのいつものやつが始まった! そんな言い伝え本当にあるもんかよ」

ゴジラが現れた漁村での会話(意訳)が新鮮。
今、ゴジラという言葉をそんな意味に使うやりとりはゴジラ映画が公開されていないパラレルワールドの日本に行かないとあり得ない。
それほどまでにゴジラは日本で架空怪獣のアイコンとして浸透している。

出現したゴジラを退治しようとしたことが逆に怒りに火をつけ、ゴジラは東京へ襲来する。
自然を無理にねじ伏せると、それが数倍になってこちらに跳ね返ってくる。
そして最後は、水爆で生まれた怪獣を水爆以上の兵器によって倒そうとする。

兵器はいったん使われると歯止めが効かない。
目の前の不幸をどの程度として捉えるか。
目の前の不幸をなくすための行動(戦争)が、より大きくエスカレーションして跳返ってこないか……現在も続く人類の普遍的な問題。

しかし、そんなことを、この時代にこういう映画が作られたことを忖度(そんたく)しながら観ないと、苦痛で観ていられない。
だって今の基準からすると、演技もわざとらしいし展開もモタモタしているし……

最後、骸骨が出てきたときは失礼ながら笑ってしまった。