日別アーカイブ: 2014年8月10日

【日記】14年08月10日 体重61.1kg

六時起床。
目覚ましをセットし忘れ、五時に起床できず。朝から損した感に打ちひしがれている。

外は雨が降ったり止んだり。
轟音を立てて雨が降りみだれたかと思うと、日差しが照らしたりする不安定な空模様。
こまごまとした雑務だけで一日が過ぎていく。

夕方、雨が一瞬やんだその瞬間、家を出る。
外は風が吹きすさみ、中央線のダイヤは乱れている。

三鷹のクロッキー会に参加。
クロッキーが一向にうまくならなくてもどかしくてイライラする。
もっと絵にまじめに向かい合わなければ。
クロッキーが終了してから、懇親会に参加する。
コラアゲンはいごうまん氏のことで少しだけ盛り上がる。
アニメーターからイラストレーターに転身した人と話している。
彼は、人物デッサンのため東京にある様々なクロッキー会に合計三〇〇回以上も参加したとか……

二三時半帰宅、一二時半就寝。


こんなもの食べた!・・・14年08月10日

こんな本を読んだ!・・・14年08月10日
【本】『世界が終わってしまったあとの世界で(上下)』ニック・ハーカウェイ

【本】『世界が終わってしまったあとの世界で(上下)』ニック・ハーカウェイ

文明が滅びつつある世界を描いたIF小説かと思って読んでいたら、上巻のラストから怒涛のセンス・オブ・ワンダー爆発な展開、一気にハイブローな世界観のSFに変わる。

物語とは往々にして自分探しの象徴であることが多いが、この物語はあるポイントを越えると、主人公の行動が比喩でなく本当の意味の自分探しに変わる。
上巻に描かれていたことが、その一点を越えてから読み直すと違った風景に見えるSF的にも物語的にも途方もない仕掛けだ。

饒舌過ぎてわかりにくい部分もあるが、全部通して読むと理解できるようになっている意外と親切設計。

青春一八切符で大阪から東京へ帰る鈍行の一〇時間ですら、読み切ることができないほど長くて重い内容だったが、そのスリリングな体験は何ものにも代え難かった。