月別アーカイブ: 2014年5月

【夢】僕は美術系「高校」受験の進学塾へ通っている。

父親の友達にお絵かき教室の先生がいて、その先生の勧めで、僕に美術の英才教育を受けさせることになった。
しかし問題は僕の年齢……現在の歳のままなのだ。
高校受験する中学生に混じっておっさんが同じように勉強する姿は滑稽。
自分を客観視して恥ずかしい気持ちになる。
模擬試験を受けることになり、後ろの席に座っている少年と話をする。
その少年は僕のことをおっさんと気づいていない。
ちょっと老け顔の同い年の生徒だと思っている。

試験が終わり、予備校を出て彼と山道を歩く。
山頂のひらけたところに出る。
森に囲まれた広場にまばらに研究棟がある私有地で、いろんな種類の猿が放し飼いにされている。

叫び声が聞こえる。
すごい勢いで男が走っており、少し遅れてゴリラが追いかけてくる。
男は僕らの目の前でゴリラに捕まって惨殺される。
いったんここに入った者は敷地内から出ようとすると殺されることを僕たちは知る。
僕たちは施設を管理するヤクザに命じられ、猿の面倒を見ることになる。
ここで働いている人たちは、僕たちと同じ経緯で集められたみたいだ。
一緒にきた少年の姿が見えなくなったので、僕は敷地内を歩いて探している。
敷地内に鉄条網で仕切られているゾーンがあって、その中に入ると見たこともないぐらい多くの霊長類がウロウロしている。
その中の一匹のゴリラが、少年の変わり果てた姿であることに気づく。
この場所に長居しすぎると猿に変化してしまうのだ。

【食】14年05月22日

朝食、野菜ジュース、ズワイガニとチーズのパスタ。
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昼食、ソーセージ入りアボカドクリームパスタ、チーズとトマトとシーチキンとジャガイモのオーブン焼き。
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夕食、麻婆豆腐、塩鮭、ビーフシチュー、シソとサーモンと玉ネギとコンニャクとソーセージとトマトとレタスのサラダ。
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【映画】『捜索者』

死人があきらかに動いている! 呼吸していてるからそういう演出かと思った……この映画が作られた頃はまだ死人の演技のノウハウがなかった?
主人公の気持ちがよくわからない。人種差別的な(今の時代から観ると不必要に露悪的な)行動をするがその説明がない。この作品はクレジットされていないが何かの続編で、前作にて主人公がインディアンに特殊な拷問をされたトラウマかと疑ってしまう。
数年がかりで探索して見つけたインディアンにさらわれた姪を
「お前はもうインディアンだ!」
と銃を向ける心理が特にわからない。
リアルタイムで七〇年前に観ればわかったのだろうけど、時代の波にさらされてぼやけている印象。

【日記】14年05月22日 体重62.8kg

こんな夢を見た!
僕は美術系「高校」受験の進学塾へ通っている。

五時起床。
今日は晴空で嬉しい。
朝食、野菜ジュース、ズワイガニとチーズのパスタ。

七時九分より公園を四三分ジョギング。
Yesのアルバム「90125」を聴きながら走る。
すごく八〇年代っぽくて普通。
あまりピンとこないYesをピンとこようと思って聴き直してみたけどやっぱりピンとこなかった。
キーボードのリック・ウェイクマンはお気に入りなのに……
もう少し時間を置いてまた聞き直そう。

今日は仕事に入るため、資料の書籍をずっと読んでいる。
昼食、ソーセージ入りアボカドクリームパスタ、チーズとトマトとシーチキンとジャガイモのオーブン焼き。
午後、時折空に不穏な暗雲が立ち込めたりもするが、夕方までに天気は持ち直す。
窓の外をチラチラ見ながら読書。
夕食、麻婆豆腐、塩鮭、ビーフシチュー、シソとサーモンと玉ネギとコンニャクとソーセージとトマトとレタスのサラダ。

DVDで、こんな映画を観た!
『捜索者』

映画鑑賞中、何度も眠気に襲われる。
寝室で読書していると本格的に眠くなってきたので早めに二二時就寝。

【食】14年05月23日

朝食、豆腐、麻婆豆腐、チーズとトマトとシーチキンとジャガイモのオーブン焼き、シソとサーモンと玉ネギとコンニャクとソーセージとトマトとレタスのサラダ、野菜ジュース。

昼食、豚角煮とワカメそば、生ハムとコンニャクと玉ネギとソーセージとトマトとレタスのサラダ。
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夕食、鶏モモのトマト煮、ジャンボ餃子、ビーフシチュー、シソとサーモンと玉ネギと海藻とレタスのサラダ。
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【本】『巨獣めざめる (上下)』ジェイムズ・S・A・コーリイ

物語になかなか入っていけず上巻の四三〇ページは苦痛でしかなかった。下巻に入り物語が大きく動き始めてホッとした。ラストはSFらしいSF。
キャラクターが定型的・記号っぽいと思ったら、実際、RPGの設定として温めていたものを物語に膨らませたものとのこと。
費用対効果でいえば、それなりに面白い結末に対してそれまで我慢しなければならない展開が長過ぎる。
ぎりぎり得したかな?

【日記】14年05月23日 体重62.6kg

五時起床。

それなりに睡眠をとっているはずなのに、身体から眠気がなくならない。
やっぱりもともと七時間半ぐらい睡眠をとらなければならない身体なのかもしれない。
仕事が忙しかった頃、平均睡眠時間が四時間前後でよく生活できていたものだ。
朝食、豆腐、麻婆豆腐、チーズとトマトとシーチキンとジャガイモのオーブン焼き、シソとサーモンと玉ネギとコンニャクとソーセージとトマトとレタスのサラダ、野菜ジュース。

七時一三分より公園を三五分ジョギング。
若干霞んでいて陽の光が少ないぶん、肌寒い。
Amon Düül IIのアルバム「Tanz der Lemminge」を聴きながら走る。
特に何も印象に残らない。普通。

午前は資料の書籍を読んでいる。
昼食、豚角煮とワカメそば、生ハムとコンニャクと玉ネギとソーセージとトマトとレタスのサラダ。

一四時半自転車で外出。
一五時一五分よりユナイテッド・シネマとしまえんにて、こんな映画を観た!
『ブルージャスミン』

買い物して帰宅。
夕食、鶏モモのトマト煮、ジャンボ餃子、ビーフシチュー、シソとサーモンと玉ネギと海藻とレタスのサラダ。

こんな本を読んだ!
『巨獣めざめる (上下)』ジェイムズ・S・A・・コーリイ
『そよ風さん』手塚治虫

眠気が強く、読書に集中できないので二一時前就寝。

【食】14年05月24日

朝食、ジャンボ餃子、ビーフシチュー、トマトとソーセージとレタスのサラダ。
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昼食、焼きそば、フライドポテト、チキンナゲット、シソとサーモンと豆腐と海藻 とレタスのサラダ。

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夕食、アボカド、ゴマネギ豆腐、新ジャガと新玉ネギのチーズベーコンコンソメ炒め、デミグラスハンバーグ、コンニャクとソーセージとトマトとレタスのサラダ。
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【映画】『汚名』

イングリット・バーグマンとケーリー・グラントの口吻は妙にそそられる。ふたりとも鼻が高いのでくちばしのように鼻と鼻をこすりつけ、つつきあっている。
SNSや携帯で密な意思の疎通を要求されかってなく空気を読むことが重要視される現代からみると、登場人物同士のありえないすれ違いにイライラ! イライラ!
素人の女にそこまで要求させるアメリカの秘密機関の雑さ、死んだら責任は誰が取るのか……などいろいろな疑問は残るが、時代を越えて面白い映画であることは確か。

【本】『レオちゃん』手塚治虫

漫画は、内容とあまり関係なくコマ割りの大きさと読みやすさが比例することを確信(少なくとも手塚氏は)。
『ジャングル大帝』のタイアップで掲載された他愛のない読み切りオムニバスだが、このぐらいコマ割りが大きければ幼年向けなのに読んでいてちっとも苦痛でない。じゅうぶん楽しむことが出来た。
八ページといえどもノリにノッていたこの頃の手塚氏が一本五時間で仕上げてしまったということにも驚愕。手塚氏には驚かされてばかり。

【本】『どろんこ先生』手塚治虫

手塚氏には数少ない学園モノ……というより教師モノ。
手塚氏の弱点はいくつかあるが、記号的でない身の回りの日常/リアルを蓄積させていくものがそのうちのひとつ。サービス精神が旺盛ということもあるだろうけれども、リアルさよりもドラマチックな方向へ物語が進みがちなので、ふとした感情や機微は、大きな物語の流れの中に吸収されていく。そういう要素は無いというわけではないが、大きな要素ではないようだ。
せっかく学園モノっぽい微妙な心の機微で登場人物が揺れる展開から始まっても、最後はフィクション色が強いオチになってしまい、どうもしっくりこない。

【日記】14年05月24日 体重62.7kg

五時起床。
朝食、ジャンボ餃子、ビーフシチュー、トマトとソーセージとレタスのサラダ。

七時八分より公園を四〇分ジョギング。
Anekdotenのアルバム「Gravity」を聴きながら走る。
浮遊感のある曲が多く、心地よい。
銀河の彼方の惑星を走っているかのような感覚。

朝から漫画の原稿。
ちょっと作風を変えて描いているので、最初のフォーマットが完成するのに時間がかかりそうだ。
昼食、焼きそば、フライドポテト、チキンナゲット、シソとサーモンと豆腐と海藻とレタスのサラダ。
夕食、アボカド、ゴマネギ豆腐、新ジャガと新玉ネギのチーズベーコンコンソメ炒め、デミグラスハンバーグ、コンニャクとソーセージとトマトとレタスのサラダ。

こんな本を読んだ!
『レオちゃん』手塚治虫
『どろんこ先生』手塚治虫

DVDで、こんな映画を観た!
『汚名』

二二時就寝。

【映画】『愛は霧のかなたに』

二、三年前からTSUTAYA DISCASを利用している。興味をひいた映画をスナック感覚でサクサク予約、観終わるたび新しいDVDが送られてきて探す手間いらずで重宝している。
しかし何でもかんでも予約し過ぎて溜まった未鑑賞の映画が二〇〇本ほど、もはや送られてきても何故自分がこれを借りようとしたのかわからなくない。

この映画も送られてくるまで恋愛映画と思っていて、パッケージの、マウンテンゴリラを抱きしめるシガニー・ウィーバー氏の写真を見てギャフン! 霊長類観察に命をかけた女性生物学者の実話を映画化したものだった……

危機に陥ったとき流れる音楽が電子音なのが八〇年代っぽい。ピコピコピコピコ♪

最初はどうしても主人公に感情移入してしまうから、自然保護区に住むゴリラを執拗に襲い続ける現地人に怒りが向けられる……が、よくよく考えてみると、どうして現地の人がそうせざるを得ないのか、という視点がすっぽり抜けているような。
ゴリラ狩りを禁止したり許可したりが行き当たりばったりの政府なら、現地人はゴリラを密猟することがいけない理屈もわからないだろうし、そもそも地元に産業がない。
この映画で描かれている白人は自分の気持ちを押し付けるだけで、どうして彼らがそんなことをするのか根本的に理解しようとしない。日本のイルカ漁に反対してシー・シェパードが和歌山の太地町で行っている活動みたいなもの。
「私のゴリラを返して!」ってお前のものじゃないよ! 
行き過ぎた部分も含め彼女の行動をどちらかと言えばよきこととして描いている映画の姿勢に感情移入できない。

それはともかくとしてジャングルでシガニー氏が実際のゴリラの群れと触れ合うシーンはスリリングだった。映画の撮影それ自体をドキュメントとして観たい。
とくに威嚇して雄叫びをあげるボスゴリラの迫力ときたら……と思って調べたらこちらのほうは人が入ったぬいぐるみの特殊効果。これはこれですごい技術だ!

【本】『漫画生物学』手塚治虫

筒井康隆氏の『私説博物誌』、あるいはカート・ヴォネガット・ジュニア『チャンピオンたちの朝食』を思い浮かべる。
気持ち程度に解説をつけて、生物の話をお題にしたショートストーリー(小咄)のオムニバスが主体。
後半の「漫画天文学」は六〇年前に描かれた天文学が、現在とずいぶん違うことに感慨深い。
現在では赤色巨星は恒星の最終段階直前なのだが当時は生まれたばかりと思われていた、金星は霧と雨に包まれている星だと思われていた、などなど。
学習誌に連載していたせいかコマ割りが細かくて読むことに骨が折れるが、絵は可愛らしくまとまっていてショートストーリーも完成度が高く、読んでいてお得感がある。

【日記】14年05月25日 体重63kg

五時起床。
朝食、かけうどん、ソーセージとコンニャクとレタスのサラダ。

七時二三分より公園を三八分ジョギング。
気持ちのいい青空。
Annie Haslamのアルバム「Annie In Wonderland」を聴きながら走る。
去年初めて聴いたときはあまりピンとこなかったが、聴き返してみると悪くない。

ブログのシステムに不調があったので、問題解決のためにいろいろ調べたり直したり……無駄な時間で一日が潰れる。
昼食、豆腐、野菜ジュース。
夕食、豚丼、サーモンとトマトとレタスのサラダ。

DVDで、こんな映画を観た!
『愛は霧のかなたに』

こんな本を読んだ!
『漫画生物学』手塚治虫

読書していると眠くなってきたので、二二時過ぎ就寝。

【食】14年05月26日

朝食、豚丼、サーモンとトマトとレタスのサラダ。
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昼食、自家製チャーシュー、塩ラーメン、サーモンとコンニャクとソーセージとトマトとレタスのサラダ。
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夕食、グリーンカレー(ライス抜き)、フライドポテト、チキンナゲット、ソーセージと海藻とレタスのサラダ。
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【映画】『アマデウス』

「モーツアルトを殺したのは私だぁ〜!」と叫ぶ冒頭。しかし話が進むに連れミステリ的な殺人の話ではなく、そういう比喩だということがわかってくる。それを「自分が殺した」というにはお前、牽強付会過ぎるだろ。
『ムーラン・ルージュ』を観たときも冒頭でユアン・マクレガー自身は嘆き歌かもしれないけどお前の個人的な話でこちらには関係ないだろ!と思ったのだが、似た印象。
モーツアルトの才能を妬み羨む宮廷のベテラン音楽家が嫌がらせをするが、音楽の力によって打ち負かされる……の繰り返し。
つまらないかというとむしろそうではなく、『アラビアのロレンス』か!というぐらいの長さ一八〇分ディレクターズカット版だったが、長さを感じさせないほど面白くはあった。

【日記】14年05月26日 体重62.7kg

五時起床。
朝食、豚丼、サーモンとトマトとレタスのサラダ。

七時九分より公園を四二分ジョギング。
霞む空、太陽が所在なさげに光っている。
Anyone’s Daughterのアルバム「Piktors Verwandlungen (Remastered)」を聴きながら走る。
ドイツのシンフォニック・ロックがぼんやりとした印象の空の下、林の中を駆けるその雰囲気とマッチして、自分の中で盛り上がっている。

今日は一日漫画の下描き。
新しい絵柄の試行錯誤で一日が過ぎていく。
昼食、自家製チャーシュー、塩ラーメン、サーモンとコンニャクとソーセージとトマトとレタスのサラダ。
夕食、グリーンカレー(ライス抜き)、フライドポテト、チキンナゲット、ソーセージと海藻とレタスのサラダ。

DVDで、こんな映画を観た!
『アマデウス』
ちょうど三時間。長い!

二二時就寝。

【食】14年05月27日

朝食、フライドポテト、チキンナゲット、サーモンとコンニャクとトマトとソーセージと海藻とレタスのサラダ、豚丼。
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昼食、ジャージャー麺、新ジャガとベーコンとチーズのオーブン焼き、シソとサーモンとレタスのサラダ。

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夕食、ソーセージとトマト、焼き鮭、ゴマネギ豆腐、ターツァイのタイ風炒め、宇都宮餃子。
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【映画】『ペット・セメタリー』

原作小説を読んでいないので、映画を観ただけの感想。
●そもそもペット・セメタリー(ペット霊園)を通り抜けてその奥へ行く話で、ペット・セメタリー自体は関係ない。
●僕が猫嫌いだから余計思うのだろうけど、臭いにおいのする猫が生き返ってうれしいのか。
●主人公が学ばなさすぎる。
●ジャンル映画だから仕方ないのかもしれないが、個人が解決できる範囲を超えた不穏なこと(死体が転がっていたりする)が起こっているのに、何故警察を呼ばないで自分ひとりで解決しようとするのか。

【本】『ふしぎなメルモ』手塚治虫

TVアニメが先にあってのタイアップ漫画。
あとがきにて、最初は『ママアちゃん』のタイトルだったが商標登録を先に取られていてので、途中で名前をメルモに変えた。「“メルモ”ということばには何の意味もありません。ただ登録していない語呂を探し出しただけです。」とのこと。
手塚氏の譲ることが出来ない部分がどこにあるのか、漫画を描くという行為そのものに熱心だけれどもその核心の部分がよくわからなくない。
それも含めて手塚氏の韜晦(自分の本心などをつつみ隠す)趣味なのかもしれない。

【本】『紙の砦』手塚治虫

あくまでもカッコ付きの「自伝的な」作品集。
あとがきでも書いているが、手塚氏は自分自身を漫画の中のキャラクターとして頻繁に漫画に登場させているのだが、そのキャラクター自体をパブリック・イメージとしての手塚氏として読者が同一視している……それを利用した私小説っぽいフィクションのようだ。
過剰なまでに饒舌に物語る手塚氏だが、自分語りに関しては屈折している印象。

【本】『サスピション』手塚治虫

コミックモーニングの創刊時など、比較的新しい(全集前期が編まれた当時からすれば)作品が集められた短篇集。
絵が相当新しい。ほぼ現代と変わらないと言っていいほど。
物語の作り方は、何でもかんでも放り込んでいた密度の高いものから、ワンテーマで細かい演出を重ねていくタイプのもの中心へ変化している。そして間違いなく面白い。
しかし読者に対するサービス精神や、人間に対するシニカルな視点それに対する逆説的な優しさ、など根底のものはデビュー前後から変わっていない。
普遍的なもの、変えなければならないもの……その二つについて考えさせられる。

【本】『新宝島』手塚治虫

コマ割りが大きかったので思っていたより読みやすかった。
その後の漫画のようにコマの切り替わりが激しくない。
同じカメラが登場人物についてきて連続した動きを映し続けるかのようにゆるやかに漫画が進む。
場面転換が少ない。
そういう漫画の文法的なもの異常に、物語部分、ラストの夢から現実に向かう部分が、現代漫画へつながるリアリズムを象徴しているようで興味深い。
(夢オチのような)定型的なフィクションからの脱却、文語から口語へと漫画が変わったかような。

【日記】14年05月27日 体重63.1kg

五時起床。
外は陰気な小雨が降り続けている。
朝食、フライドポテト、チキンナゲット、サーモンとコンニャクとトマトとソーセージと海藻とレタスのサラダ、豚丼。
明るくなってくると、雨がやみ、日が雲間から顔を出す。
一日、ずっと漫画の下描き。
昼食、ジャージャー麺、新ジャガとベーコンとチーズのオーブン焼き、シソとサーモンとレタスのサラダ。
午後から外出。
大塚の図書館で資料を借りてから池袋の世界堂で買い物。
そのあと大泉学園の歯医者で治療。
もう二ヶ月、まだ歯の痛みが消えない。
練馬高野台駅から歩いて帰宅、途中で食材の問屋で買い物。
曇り空。暑い。雨上がりで湿気が多く、汗ばむ。
夕食、ソーセージとトマト、焼き鮭、ゴマネギ豆腐、ターツァイのタイ風炒め、宇都宮餃子。

DVDで、こんな映画を観た!
『ペット・セメタリー』

こんな本を読んだ!
『新宝島』手塚治虫
『ふしぎなメルモ』手塚治虫
『紙の砦』手塚治虫
『サスピション』手塚治虫

本を読んでいると睡魔に襲われ、二二時半就寝。

【食】14年05月28日

朝食、チキンナゲット、生ハムと煮玉子とトマトとレタスのサラダ、ご飯、ソーセージとターツァイのタイ風炒めと宇都宮餃子。
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昼食、きしめん、生ハムと紫キャベツとソーセージとトマトとレタスのサラダ。

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夕食、グリーンカレー(ライス抜き)、タイ風鶏モモバジル炒めとトマトとキュウリ。
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【映画】『アルファヴィル』

ウルトラセブン第43話『第四惑星の悪夢』、ロボット長官の話はこの映画の影響を受けていたと聞き、前から観よう観ようと思っていたのだが……
セットを使わずカメラワークだけでパリを未来都市に模して撮影しているとのことだが、今観ると、六〇年代のパリにしか見えなくて、なのに登場人物が銀河だの人工知能だの言うコントにしか見えない。時代と(人生においての)時期を間違って観るとこういうことになるのか。

なおストーリーはほぼ理解できなかった模様。

【本】『ユニコ(全2)』手塚治虫

ユニコというキャラクターを中心にして織りなす人間ドラマ。
物語技巧が冴えに冴えわたっていて背筋が冷たくなるほど。『火の鳥』や『ブラック・ジャック』にも匹敵する、もっと知られていい傑作だと思う。
しかし、全ページに渡っている通常ページの外に無限に広がるコマを示唆する漫画演出、効果のほどがよくわからない。