【本】『レオちゃん』手塚治虫

漫画は、内容とあまり関係なくコマ割りの大きさと読みやすさが比例することを確信(少なくとも手塚氏は)。
『ジャングル大帝』のタイアップで掲載された他愛のない読み切りオムニバスだが、このぐらいコマ割りが大きければ幼年向けなのに読んでいてちっとも苦痛でない。じゅうぶん楽しむことが出来た。
八ページといえどもノリにノッていたこの頃の手塚氏が一本五時間で仕上げてしまったということにも驚愕。手塚氏には驚かされてばかり。