日別アーカイブ: 2014年6月7日

【食】14年06月07日

朝食、豆乳とフルーツグラノーラ、サーモンと豆腐と海藻とトマトとサラダ菜のサラダ。
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昼食、ペヤングやきそば、スモークチキンとトマトとホウレン草のサラダ。
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夕食、チキンナゲット、トマトとソーセージとレタスのサラダ、ハムとアボカドのバルサミコ酢和え。
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【映画】『R100』

前半は映画として成り立っている。
特に仕事場に現れた男が主人公をベッドの隙間に引きずり込むシーン、SM嬢が職場のトイレに現れるくだりまでは普通に面白い。
それが独創的なものかどうかはともかくとして、そのまま「普通」に面白いものは出来たのでは?
この展開がストレートに進んでいったらどうなるのか観たかったが、そんな「普通」のものを松本人志氏が作ることはないのだろう。

一見すると主人公がプレイによって「徐々に」現実から異世界に引きずりこまれていったように見えるがそうではない。
冒頭シーンで通行人が主人公とSM嬢のプレイを無視して空気のように扱っているということは、もっと最初、秘密クラブに主人公が訪れた時点から主人公はそういう異世界に取り込まれている。

強い物語性がない。
植物人間状態の妻、義父、息子、勤め先……人間関係にそれぞれ一見「ぽい」エピソードが挿入されているが、それが何かを象徴的に浮かび上がらせることはなく単なる設定。

SMというよりただの暴力行為。
痛み以上の複雑な感情がそこにはない。
そもそもSとMは区別できるぐらい単純なものなのか?

一〇〇歳を超えなければ理解できない内容とは思えない。
R100というRはどういう意味?
想像もできないぐらいエロくもなく暴力的でもなく半社会的でもない。
松本氏が幾度となく「自由にやれない」と嘆いているテレビ業界と同じ、ノリだけで作っている。
ここで描かれていることは三〇年以上前、筒井康隆氏がやったことばかり(の劣化版)。
この映画から新鮮さを何も感じ取れなかった。

ベートーヴェンをもっと効果的に使えなかったのか?

【本】『冒険ルビ』手塚治虫

なんかすごいラストだった。

友だちのY君がビル管理人のバイトをやっていたとき、「このビルのテナントの鍵を全部渡せ!」とヤクザに恫喝された。
Y君は管理会社の上司に相談してその件は何とか事なきを得たのだが、そのときにヤクザの言い分が
「ワシはY君を試そうと思ったんや」
「Y君がワシの口車に乗ってそんな悪いことをする男やないってわかってた」
……いけしゃあしゃあとのたまっていたらしいのだが、この漫画はまさにそんな感じのラスト。

宇宙人から不思議なヘルメットとスーツをもらった小学生のルビオとクリコは宇宙怪物ゾンダと戦う。
アニメを原作とした漫画、タイアップで幼年誌に三本同時連載されたが結局アニメ化されることなく失意のうちに打ち切られたのこと。
手塚治虫漫画全集『ふしぎなメルモ』には 『小学一年生』版が併録されている。そのあとがきにて原稿を紛失してしまって一番面白くないものだけが残っていた……とのこと、おそらくこの本に収録されたもののほうが手塚氏のお気に入りなのだろう。
面白いかどうかは別にしてラストにはビックリさせられた。

【本】『流星王子』手塚治虫

タイトルから流星王子という異星のプリンスが活躍する物語かと思いきや、そういうタイトルの映画にエキストラ出演しているイガグリ頭の太っちょ少年が主人公。ただし、少年の正体は……というところでちょっとしたひねりがある。

併録された『おお! われら三人』のほうが、完結してはいないがキャラの立ちかたという意味で面白かった。
これから、というところで残念ながら打ち切られておしまい。

【本】『大地の顔役バギ』手塚治虫

表題作『大地の顔役バギ』は雑誌の休刊で未完となっている。
動物と人間のそれぞれアウトサイダー同士が、より悪いものと対決するというシリーズもの。似た運命を背負っているものは種を越えて共感できるという手塚氏独特の動物観。

併録作『緑の果て』
種子を植え付け子孫を増やそうとする植物の惑星に不時着した人間、主人公を本当に好きになった植物のとった行動は……
人間は自分がよかれと思ったことを相手にしがちだが、本当に好きな相手なら意を汲んだ優しさをかけてあげることができるのだろうか。優しさというより想像力の問題かもしれないけれど。

【日記】14年06月07日 体重62.3kg

五時起床。
悲しげな雨が降り続いている。

朝食、豆乳とフルーツグラノーラ、サーモンと豆腐と海藻とトマトとサラダ菜のサラダ。
相変わらず体調が悪い。
水のような下痢が続き、ちっとも安心できない。
昼食、ペヤングやきそば、スモークチキンとトマトとホウレン草のサラダ。

今夜は上京してきた父が泊まりに来るというのだが、連絡がない。
一週間前に母から
「夜行く、夕食はいらない」
とだけ連絡があった。
来るなら来るであらかじめスケジュールを連絡してくれてもいいのに……僕はずっとイライラしている。
夕食、チキンナゲット、ハムとアボカドのバルサミコ酢和え。

夕食後の一八時半頃、唐突に父が家に来る。
一緒に食事を誘われたが、僕はもう食べたと断ると、父は一人で飲みに行く。
あらかじめ言ってくれたらスケジュール合わせたのに……何故一方的なのか。

DVDでこんな映画を観た!
『R100』

こんな本を読んだ!
『冒険ルビ』手塚治虫
『流星王子』手塚治虫
『大地の顔役バギ』手塚治虫

二一時、酔っ払って顔が赤くなった父が帰宅。
少し会話をしてから二二時頃、父を僕の寝室に案内して僕は仕事部屋に布団を敷いて潜る。
少し本を読んでから二三時就寝。