日別アーカイブ: 2014年6月14日

【食】14年06月14日

朝食、ご飯、ササミの塩麹炒めを添えた生ハムとトマトとレタスのサラダ、チーズかけジャガイモとサーモンのコンソメ炒め。
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平塚八幡宮近くのラーメン屋「矢口家」にて昼食、ラーメン。

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夕食、セロリとニンジンと玉ネギとマグロとタコのマリネ、豆乳にフルーツグラノーラ。

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【映画】『勝手にしやがれ』

白黒の映像は観ている側と画面の中で起こっている出来事との距離を遠く感じさせる。
自分の身近にないことだと思って感情移入することが難しくなる。

ものすごく短いジャンプカットの多様、細かく震えるように見える。
痙攣している役者が多いと最初は本気で思ってしまう。

主人公は刹那的に犯罪を重ね、警官を殺し、逃亡して女の家を転々と泊まり歩いている。
禅問答みたいな会話。
「何故見つめているんだ?」
「見つめているからよ」
こんな禅問答みたいな会話しながら刹那的な犯罪を繰り返すから、アホなのかかしこなのか、そのギャップが理解し難い。
それなのにクライマックス、女が男を裏切り警察へ密告するあたりはその意味不明さが逆にリアルで不思議。
そもそも男女間で起きる出来事が不合理で理解し難いものだから?

【本】『時が新しかったころ』ロバート・F・ヤング

恐竜時代の地層に人間の化石を発見された。トリケラトプス型のタイムマシンで調査に向かった主人公は、二人の子供(姉弟)に出会う……

自分は一読して、これは作者のヤング氏が現実に実現できない少女趣味を、SFというギミックをつかって達成しようとするリアリティのない話だ、とため息をつき本を置いた。
『夏への扉』を初めて読んだ頃の僕なら、抵抗もなくこの物語を受け止めることができたのだろう。
しかし今の僕がこの物語を肯定することはかなりの困難。
ご都合主義でがっかりするのは、隔絶するほど離れた時代や場所で暮らしている人類の行動パターンや外見が同じなことなどのセンス・オブ・ワンダー部分でなく、恋愛に対しての作者のヤング氏が持っている浅薄な姿勢。まるで中学生のようにてらいがなくすれっからしていない。

しかし時間を置いてもういちど読み返してみると泣けて仕方がない。特にクライマックスからラストに向けてのエピソードが僕の心の奥底に強く訴えかけてくる。
この「てらいのなさ」こそがヤング氏の最大の弱点であり、そして魅力なのだろうと思う。

全く、大人になるに従ってつまらないものの見方になるものだ……先入観と偏見の濁った眼で初読を楽しめなかった自分に失望する。

【日記】14年06月14日 体重62.2kg

五時にいったん起床するが、このところ続けての睡眠不足で行動できず布団に潜り込み二度寝、六時一五分に今度こそ起床。

六時一四分より公園を三一分ジョギング。

Renaissanceのアルバム「Scheherazade And Other Stories」を聴きながら走る。

朝食、ご飯、ササミの塩麹炒めを添えた生ハムとトマトとレタスのサラダ、チーズかけ玉ネギとジャガイモとサーモンのコンソメ炒め。

さっき階下の住人がピアノの練習を始めた。今朝は結構早い段階で即興演奏になってピアノをバンバン叩いている。こらえ性がない人っぽいな〜……一年以上練習して一曲もちゃんと弾けないのな!

以前から行くつもりだったと美術展のスケジュールを確認すると、明日で会期終了だということに気づく。
明日は知り合いの結婚式でドタバタするので、急遽思い立ち家を出る。
電車で二時間かけて、平塚駅到着。
気持ちのいい青空。
日差しは強いが、風は涼しくて心地よい。
真夏になるとこうはいかない。
今が一番いい季節なのかもしれない。
駅で地図を見るとそんな遠くないところに美術館があるので、歩いて向かう ことにする。
途中でラーメン屋を見かける。
平塚八幡宮近くのラーメン屋「矢口家」にて昼食、ラーメン。
スープは美味しかったが、無印のラーメンはシンプルに具材がほとんど入っていない。
煮玉子やチャーシュー、ネギ入りも食べてみたかった。
一三時半、平塚美術館に到着。
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「石田徹也展」鑑賞。
アイデアや世界観に深みはあるが、描き込みやマチエールに関しては淡白。
VOCA展に出展した作品には大きな画面ならではの迫力で見応えがあるが、全体的に大きさの割に密度が低く、エスキースをそのまま拡大してキャンバスに描いただけの印象。
画集で眺めるのとあまり変わらない。
ずっと興味を持っていた作家なだけに少し落胆したが、刺激になったのも確か。

往路はJRだったが、復路はバスに乗り本厚木駅ヘ向かい小田急線で帰宅。
駅前のショッピングモールで裾上げしたスーツを受け取り、買い物。
夕食、セロリとニンジンと玉ネギとマグロとタコのマリネ、豆乳にフルーツグラノーラ。

DVDでこんな映画を観た!
『勝手にしやがれ』

こんな本を読んだ!
『時が新しかったころ』ロバート・F・ヤング

寝室で読書していると面白くてなかなか中断できず、二三時頃に就寝。