日別アーカイブ: 2014年6月16日

【食】14年06月16日

朝食、マグロ刺身こんにゃく、チキンナゲット、ご飯、マグロの時雨煮、生ハムとアボカドとトマトとレタスのサラダ。
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昼食、トマトと生ハムのサラダ、煮玉子と舞茸とチャーシュー入りベトナムフォー。

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夕食、豚軟骨ベーコンとトマトとレタスのサラダ、サーモンとセロリと新タマネギのマリネ、豆乳にフルーツグラノーラ。

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【本】『ルードウィヒ・B(全2)』手塚治虫

手塚氏は天才を描くのがうまい。自分と重ね合わせて描くからだろうか。
主人公ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは理想主義、芸術を至高のものと考えている。
「ルートヴィヒ」と名の付くものを憎む貴族フランツは現実主義、芸術を何かをなすべき手段として用いる。二人の対立を軸に物語は進むはずだったが、手塚氏の逝去により未完に終わる。

最後回は手塚氏が末期癌で入院して代筆せざるを得なかったとのことだが、本人とアシスタントの絵の差がわからない。いい意味で解釈すると極めて汎用性の高い絵柄ということなのだろう。

【本】『プライム・ローズ(全4)』手塚治虫

はるかな未来の地球、戦争しているグロマン人とククリット人はお互いの国の王子と王女を交換する。元はグロマン王女だったエミヤが主人公。しかし対比して描かれるはずのピラール(元はククリット王子)が、中盤から登場するタンバラ・ガイのキャラクターによってうまく機能しないまま物語が終わってしまう。
手塚氏の考えによると、イースター島には二つの民族が敵対していて、戦争で勝った民族が負けた民族を奴隷にしてモアイを作らせた。モアイのような無意味なものを強制的に作らせることにより反逆を殺ぎ、民族淘汰に利用したのだ……そんなこの物語のキーとなるはずだったエピソードも途中で放棄されている。
『ブルンガ2世』『未来人カオス』『アポロの歌』など手塚氏の漫画に繰り返し現れる、人間を試し駒のようにもてあそぶ超越した存在が今作にも「悪魔」として登場する。この未来世界の創成に関わる「悪魔」とも決着をつけることはない。
いろんな伏線をほったらかしてタイムマシンでなかったことになりました!というラストに憮然としてしまう。

手塚氏いわく「SFを意識して描くと、必ずといっていいほど失敗する」ので、今作は「SFをあまり意識しないで描こう」としたとのことだが、読んでみると出だしからいかにノリノリのSF。だから失敗した?

P.S.グロマンって言葉、よく考えるとすごい。

【本】『地球大戦』手塚治虫

併録作『ワンダーくん』ともに動物が活躍する未来SF。五〇年代に描かれたものでコマ割りと絵の密度が高くて読みづらい。
表題作『地球大戦』、悪液を注射されたら悪人になるという設定が面白い。
ウラメシアという名前の国、特に幽霊と関係がない。せっかくだから引っ掛けたらよかったのに。
ラスト一ページまで主人公及び日本はのっぴきならない状況に追い込まれ、もうどうしようもないと思ったら何とラスト数コマで強引なハッピーエンド! 

【映画】『プラトーン』

理想に燃える主人公がベトナム戦争に従軍。戦争の現実を知るにつれ自身の決断が揺らいでいく……
悪そうな顔の奴が悪いことをする、わかりやすい善悪二元論。エンタメなのに社会派を気取っているのが鼻持ちならない。
ラスト、主人公はカタルシスと引き換えに理想を失い、現実に取り込まれてしまう。
あまりに単純な決着の付け方に、ヘリで撤退する主人公を、悪い上司の軍曹が中盤のデフォーの再登場みたくまだ生きていて、ゾンビのように襲いかかる……そんなエンドロール後の展開を期待してしまう。

【日記】14年06月16日 体重62.6kg

五時起床。
意識レベルが低く、起きてからずっと机の前でグダグダしている。

五時二一分より公園を三六分ジョギング。
Rick Wakemanのアルバム「The Myths And Legends Of King Arthur And The Knights Of The Round Table」を聴きながら走る。

朝食、マグロ刺身こんにゃく、チキンナゲット、ご飯、マグロの時雨煮、生ハムとアボカドとトマトとレタスのサラダ。
昼食、トマトと生ハムのサラダ、煮玉子と舞茸とチャーシュー入りベトナムフォー。
いつも通り睡眠をとっているのに今日は何故か一段と眠気が強い。
寝たり起きたりをずっと繰り返している。

夕食、豚軟骨ベーコンとトマトとレタスのサラダ、サーモンとセロリと新タマネギのマリネ、豆乳にフルーツグラノーラ。

DVDでこんな映画を観た!
『プラトーン』

こんな本を読んだ!
『ルードウィヒ・B(全2)』手塚治虫
『プライム・ローズ(全4)』手塚治虫
『地球大戦 』手塚治虫

二二時就寝。