備忘ログ」カテゴリーアーカイブ

あんなことこんなこと、本や映画や夢や食べ物のことなど、様々な日々の出来事を記ログしています。
数年前から物忘れがひどくなってきて、何でもかんでもメモしないと不安になってきました。
ここは僕の第二の大脳皮質、記憶を司る場所です。

【本】『羊たちの沈黙』トマス・ハリス

手詰まりになった連続殺人事件を、収監されている精神科医の殺人犯レクター博士のヒントでFBI訓練生のクラリスが推理していく……

先日映画版を観たので、どういう風にこの五〇〇ページの小説を映画にしたのか確認するため二〇年ぶりに再読。

おそろしく現実感があり、現実世界を再現したかのごとく街、人物、出来事が物語の中に配置されている。
新聞に書かれた記事のような情報の精度……著者は記者、レポーター、編集者の経歴があるという。
が、この物語のキモはクラリスとレクター教授というキャラクターであり、キャラものなのだ。

文章に味わいを求めるというより、新聞の事実の向こう側の現実に思いを馳せるように読む書籍だった。

【日記】14年10月13日 体重57.9kg

五時起床。
今夜から台風が来るということで、朝から雨が降ったり止んだり風が吹いたり世界がいやな前兆に包まれている。
朝からひどい鬱の周期に入り、机に向かったまま汗だけ流れて震えたまま何もできない。

昼、雨が一瞬やんだので、誕生日祝いに近所のしゃぶしゃぶ食べ放題の店へ。
久しぶりに腹いっぱい食べる。
最近、ずっとダイエットで腹いっぱい食べるという習慣がなくなった。
そのせいで満腹感にひどい罪悪感を持つようになってしまった。

午後から部屋を片付けたり、なんとか仕事をする環境にもっていこうとするが、精神に引きずられなかなか体が動かない
最後は酒を浴びるように飲んで、テンションを上げようとするが大失敗。
(と言っても梅酒をおちょこ一杯ぐらい)
ひどい偏頭痛で机に向かっていられなくなり、布団に潜り込む。
二二時半就寝。

誕生日だというのに祝ってくれたのはTwitterのbotだけ!


こんなもの食べた!・・・14年10月13日

こんな映画を観た!・・・14年10月13日
【映画】『夢と狂気の王国』:DVDで鑑賞。

こんな本を読んだ!・・・14年10月13日
【本】『羊たちの沈黙』トマス・ハリス

【食】14年10月13日

朝食、生ハムとアボカドとトマトとレタスのサラダ、ゴマ豆腐、ソーセージとチーズと煮玉子とチキンナゲットとハッシュドポテト。

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昼食、光が丘のしゃぶしゃぶバイキング「しゃぶ葉」にて、牛と豚の食べ放題ランチ。

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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。

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【映画】『夢と狂気の王国』

『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』の製作時期前後に作られたスタジオジブリのドキュメンタリー。

夢は夢だが、狂気というほど狂気でない。
天才のエゴに振り回される「職人/一般人」たちといったところ。

映画としての体をある程度意識しているぶん、NHKのドキュメンタリより情報量が少なく、感覚的。

宮﨑駿氏は仕事場で音楽を聞きながら喋りながら絵コンテを切っている。
(バッハ『ブランデンブルグ協奏曲』を確認)
仕事中もタバコ手放せない。
道でも歩きタバコ。

庵野秀明のアフレコに立ち会う宮﨑氏、感動して涙を流す。

いっぽう庵野秀明氏はクシャクシャの薄ピンク色のカッターシャツで登場する。

高畑勲は、渥美清と菅井きんを足して二で割ったようなルックス。

アニメーター「自分の大切なモノを守りたい人は宮﨑さんのそばにいないほうがいいです」
「上手かったらいいかというとそうでなく、上手いぶんだけ高い要求をされて傷つく」

庵野秀明氏「宮﨑さんは他人を下駄にする」
(他人を踏み台にするとの意)

ジブリの本棚に『マカロニほうれん荘』が並んでいたのが印象的。

【日記】14年10月14日 体重58.5kg

台風で一晩中風が吹き荒れ、何度も目を覚ます。
眠りが浅い。
五時にいったん起きた後、二日酔いの頭痛と寒さで布団に潜り込んで二度寝してしまう。

八時起床。
九時半に家を出て、銀座のApple Storeへ修理したノートパソコンを受け取りに行く。
鋭利な刃物のようなすさまじい青空。
こんなギラギラした青空はここ最近見ておらず、新鮮な気持ちになる。
新宿の世界堂に寄って何も買わずに帰宅。

日々の雑用で一日が明け暮れていく。

一五時五八分より公園を三四分ジョギング。
澄んだ青空、地平線付近は日が傾いて、黄色が増している。
Dream Theaterのアルバム「Images And Words」を聴きながら走る。
以前、聴いたときよりもいい感じ。
むしろ、好きかもしれない。

二三時就寝。


こんなもの食べた!・・・14年10月14日

こんな映画を観た!・・・14年10月14日
【映画】『ザ・ムーン』:DVDで鑑賞。

【食】14年10月14日

朝食、鶏皮餃子、タコとサーモンとタマネギとセロリのマリネ、ハッシュドポテトとチキンナゲットとトマトとレタスのサラダ。
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昼食、ご飯、タコとサーモンとタマネギとセロリのマリネ、シソとスモークチキンとチキンナゲットとトマトとレタスのサラダ、ゴマ豆腐。
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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。

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【映画】『ザ・ムーン』

一九六九年〜七二年にかけて九つの宇宙船が月へ行った……宇宙飛行士へのインタビューと映像で作られたドキュメンタリー。

月面の映像はどれも色味がなく、地球の砂漠を白黒で撮影したかのようだ。
地球から持ち込まれたものだけかろうじて色が付いていて、それは映画『シンドラーのリスト』に登場する赤いコートの少女がごとく。
視覚的にあまり楽しくなく、「地球以外の地に初めて降り立った……」という歴史的な意味以上のものはない。

インタビューを観ていると、宇宙で神の存在を確認した人が少なくない。
(月に降り立って)人が作った宗教を超越した存在、万物の創造主の存在を感じた……とのこと。
人間が人間であるかぎり、たとえ太陽系から外へ出てはるか未来、銀河帝国の時代になったとしても宗教はなくならないのだろう。

【映画】『アポロ13』

実話を元にした映画。月へ向かう途中でアポロ13号本船が爆発事故、生還が危ぶまれる。しかしクルーと地上が連携して危機を乗り越え奇跡の生還を果たす……

何でこんなに面白くないのだろう。
宇宙船にあるものを集めて、二酸化炭素フィルタを作ったり、
船長がNASAの医者に干渉されることに腹を立て生理ベルトを外し、他のクルーも同調して外すところなど、
いかにもハリウッドっぽい展開でドラマとしては申し分なくツボをおさえているのに……いっこうに感情移入できない。

この映画の作り手独自の視点がわからなかったからだろうか、僕には既視感しか湧いてこず感動には到底至らなかった。

【日記】14年10月15日 体重58.6kg

五時起床。

六時五五分より公園を三五分ジョギング。
あまりすっきりしない天気、走っている間に雨が降りはじめ慌てて引き返す。

鬱からの脱出が難しい。
いろいろな方法で脱出を試みているが、そのたびに蟻地獄みたいにずるずると落ち、ずっともがいている。

二二時半就寝。


こんなもの食べた!・・・14年10月15日

こんな映画を観た!・・・14年10月15日
【映画】『アポロ13』:DVDで鑑賞。

こんな夢を見た!・・・14年10月15日
【夢】僕は教室の窓際に立っている。

【食】14年10月15日

朝食、タコとサーモンとタマネギとセロリのマリネのせトマトとレタスのサラダ、ゴマ豆腐、チキンナゲットとハッシュドポテトとソーセージとチーズ。

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昼食、カレーライス、ベーコンとニンニクの炒めのせスモークチキンとサラダほうれん草とトマトとソーセージとレタスのサラダ。
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おやつ、ヨーグルト。
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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。

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【夢】僕は教室の窓際に立っている。

僕は高校生のようだ。
女子クラスメイトが一人、僕の隣に立っていることに気づく。
ガランとした教室にあと一人、男子のクラスメイトが教室の中央に座っている。
僕は彼を指さし女子に囁く。
「あいつはゾンビだよ」
男子はまばたきもしないでこちらを向いている。
学校の人間が自分たちをのぞいて皆ゾンビ化しているのだ。

女子が疑心暗鬼なので、ライフル銃で頭を狙い男子を撃ってみせる。
「ヴァン!」とゾンビの頭に大きな穴が開くが、反応はない。
男子は相変わらずこちらを向いたまま。
「逆に何の反応もなく動かないことがゾンビの証拠」
説明しながら、僕は首を狙って二弾三弾と撃ち続ける。
頭部が首からちぎれ落ちそうな状態になって、前向きに男子は倒れる。

振り向くと教室は図書室になって、僕たちはゾンビのことを調べている。
書架から昆虫図鑑を取り出す。
昆虫の生態をパノラマで記したグラビアが巻頭に載っている。
川岸に住む昆虫を詳細に描いている。
カタツムリ、バッタ、キリギリス。

いつの間にか僕たちはそのパノラマの写真の中に入っている。
川の向こう岸の浅瀬にこぶし大のカニが歩いている。
「ほら、川の中を大きなカニが歩いているよ」
と女子に指し示す。
意識を手前にうつすと、誰かが川岸のこちらがわに、足首まで川の流れに足を浸しながら立っている。
高校時代の友達、好夫と松尾が立ち話をしているようだ。
二人のほうに向かってカニが川底を移動するので、
「あいつらの足を挟んだら面白いのに」
僕は女子にささやいている。
二人の足元の近くまで来たのに、カニは何処かへ隠れてしまう。
がっかりしていると、川の中流にある五〇センチほど大きさの岩が起き上がる。
よく見るとこちらに腹を見せて立っている巨大なカエルだった。
僕と女子生徒は叫び声を上げる。

【映画】『アポロ18』

一九七四年クリスマス、密かにアメリカはアポロ18号を打ち上げ、月の極秘探査を行っていた……
NASAが隠蔽した事実を暴くというドキュメンタリーの体で始まるモキュメンタリー映画。
昔からジャンルとしてあったけれども、最近特にSF映画で多く観られる手法。
『エウロパ』『ダイナソー』『トロールハンター』『クロニクル』などなど。
『第9地区』もそうか。

昨夜鑑賞した『アポロ13』からのアポロつながり。
冒頭、ソ連の宇宙船と遭遇するまではよくできていると思う。
ネットに流出した低解像度の映像なので、低予算でも説得力のある映像を作ることができる。

ドキュメンタリーという体だから作りこんだラストだとフィクションっぽくなるからだろうか、この手の映画は事態が解決することがなく唐突に終わってしまうことが多い。
この映画もいかにもモキュメンタリーらしい放りっぱなしのラストだった。

しかしこれだけ手法のものが増えた昨今、それ自体がもはや手垢のついた展開。
これからはそれから先の何かがあることを期待したい。

【日記】14年10月16日 体重58.5kg

五時起床。
朝起きると一三度。
あまりの寒さにテンションが下がる。

朝から仕事。
クイズイラストをずっと仕上げている。

ジョギング用タイツが届いたので、テンションが上って外に走りに出る。
一〇時一五分より公園を三七分ジョギング。
晴れ空が心地よい。
風が少し冷たく、タイツの隙間から風が当たる。
膝の痛みが心なしか軽減したような気がする。
Peter Gabrielのアルバム「so」を聴きながら走る。
普通!

午後も引き続き仕事。
二三時就寝。


こんなもの食べた!・・・14年10月16日

こんな映画を観た!・・・14年10月16日
【映画】『アポロ18』:DVDで鑑賞。

【食】14年10月16日

朝食、トマトとアボカドと煮玉子とベーコンとレタスのサラダ、ハッシュドポテトとチキンナゲットとソーセージとチーズ。

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昼食、サツマイモ、鶏肉と椎茸のバター炒め、鮭、ゴマ豆乳スンブドゥ、チャーシューとブロッコリとトマトとレタスのサラダ。

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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。

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【映画】『アルマゲドン』

昨夜鑑賞した『アポロ18』からの宇宙飛行士ものつながり。

学生時代、公開直後に映画館で鑑賞。
目まぐるしくシーンが移り変わって落ち着かない映画だなあと思いながら観ていた。
その後、いろんな映画をそれなりに観て、自分の感想がどう変わるか確認のため鑑賞。

たくさんの要素をやたら詰め込むくせに、個々のエピソードに有機的なつながりはない。

時間制限アクションを多数突っ込む。
・宇宙ステーションで給油中、給油装置のレバーが折れたことから大爆発寸前にシャトルに乗り込む。
・核爆弾起動を止める……今どきコードが赤か青かの選択!
・起爆装置が故障したため残ったブルース・ウィルスがスイッチを押そうとすると、小惑星が揺れ、手にしたスイッチを落としてしまいなかなか押すことが出来ない。
……などなど他愛のないものばかり。

科学考証の手間を惜しみ、プロットのおかしいところを放ったらかす。
・小惑星上の重力が地球並。
・スペースシャトルが慣性飛行せずにジェットをふかしながらステーションに向かう。
・隕石が墜落しているのは世界の名所ばかりに見える。
・小惑星を二四〇メートルの内部から爆発させることにこだわるなら、何故、ベン・アフレックの探査車が飛び越えたグランドキャニオン級の谷の底へ放り投げないのか。

綺麗にスパッと終わらせない。
物語が終わった後の結婚式のシーンがくどすぎるほど長い。

どうせこのぐらいでも受けるんだろ、と観客に対するベイ監督の悪意を感じる。
実際、こういうレベルの映画なのにベイ監督、大ヒット連発だものな……

【日記】14年10月17日 体重58.4kg

五時起床。
あまりの寒さに起きていられず、カフェイン錠を飲んで布団にくるまり眠気をやり過ごそうとしているうちに爆睡。
九時にやっと目覚め、慌てて仕事を始める。
昼過ぎ、原稿を一つ完成させ脱稿。

一三時半頃自転車で外出、歯科へ向かう。
もう一年近く歯の治療を続けている。
新たに欠けた歯を埋める。
一五時に練馬高野台へ向かい、区の健康診断を受診。
ものすごくシステマチックに進行する検査に、自分が家畜になったような気持ちになる。
去年に比べ、身長が一センチ下がっていた。
市場で買い物をして帰宅。

二三時就寝。


こんなもの食べた!・・・14年10月17日

こんな映画を観た!・・・14年10月17日
【映画】『アルマゲドン』:DVDで鑑賞。