【本】カート ヴォネガット『カート・ヴォネガット全短篇 2 バーンハウス効果に関する報告書』

女性あるいはロマンスについての短編中心。
作家は自分が「知っていることを書く」べきである……という信条で書いているとのことだが、ヴォネガット氏は、幼稚園に出会い高校時代に付き合った彼女が大学で知り合った他のボーイフレンドと婚約したことを知ると、「戦争から戻ってくるまで(相手との結婚を)待ってほしい」と戦地に赴く直前に懇願した。その願いは聞き入られ、九死に一生を得て戦争から帰ってきた氏と彼女は結婚した。

そのエピソードのバリエーションをヴォネガット氏の小説で(この短編集以外でも)何度読んだことか。
でも、どんなに甘ったるい話でも(真実の欠片が潜んでいるため)どこか真に迫っていて泣けてしまう。

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