一〇時起床。
朝から漫画下描き。
一三時半に練馬高野台で健康診断。
誤って昼食をガッツリ食べてから行ったのでヒヤヒヤする。
一六時三二分より公園を三九分ジョギング。
夕日が真横の地平線上からハイビームで、樹々の間から。
Sigur Rosのアルバム『Hvarf』を聴きながら走る。
夕暮れのアンニュイ雰囲気にマッチして心地よい。
二三時下描き完成、パソコンにスキャンして下描きの修正作業。
午前二時就寝。
深夜、突然覚醒してしまいそのまま眠れなくなる。
なんとか睡眠に戻ろうとラジオを聞いたり気持ちを落ちつかせようとしたり努力をするが、目は冴えていくばかり。
仕方なしに、午前三時頃仕事部屋に移動して漫画下描きの続き。
明け方ようやく眠気が漂い始め、六時過ぎ就寝。
一二時前起床、起きてすぐ漫画下描きの続き。
一五時前、集中力が途切れはじめたので、いったん作業を中断して部屋片付けを始める。
一六時頃、片付けがひと区切りついたので外出、銀行でお金の振込み、図書館で本の返却貸出。
頭上を仰ぐと、秋の夕空が美しい。
帰宅して溜まったブログの日記更新。
そのあと漫画下描き。
眠れないので、眠くなるまでずっと漫画下描き。
四時頃眠くなってきたので布団に入る。
九時起床。
眠りすぎるくらい眠って、眠気の欠片もなく爽快。
近所で昼夜問わず疳の虫が大騒ぎしている子供がいる。
一度始まると大絶叫が長時間止まらない。
「もうどうすればいいのよ」「どうしたらやんでくれるの」「いいかげんにしてよ」
オロオロするお母さんの泣き声が最近プラスされるようになった。
僕もこんなんだったんかな、だったとしたらお母さんゴメンさない。
ずっと漫画下描き。
一六時に自転車で三鷹へ、ヌードクロッキーに参加。
今日のモデルは衆議院議員山尾志桜里氏に雰囲気が似ている美しい女性だった。
二〇時から懇親会、二二時半に会場を出て自転車で自宅へ、二三時半帰宅。
一時就寝。
六時起床。
ずっと漫画のネーム作業。
一四時外出、一五時から某出版社で持ち込み。
この出版社には持ち込みを何回かしたことがあり掲載されたこともあるのだが、こんなひどい対応は始めてだった。
「これ(この漫画)って何が言いたいんですか?」
ろくに読みもしないで的はずれな質問を僕に繰り返し、もう、心底イヤな気持ちになる。
そもそも完成した原稿(写植までうっている)を最後まで読みもせず放り投げるとは、二二〜三歳の新人女性編集者にこの出版社はどういう社員教育をしているのだろう。
僕が福山雅治みたいな男前だったらこんな出鱈目な態度はされないのじゃないのか、などと自分の生まれつきの顔さえ恨んでしまうような出来事だった。
帰宅途中、いつも通る街路樹を何気なく見るとセミがとまっている。
二週間から同じ場所で全く同じポーズをしているこのセミが「とっくの昔に死んでいた」状態だということが今日わかった。
帰宅してからもずっと落ち込み何もできなくなる。
生きることが地味につらくて、一人で部屋にいると泣きそうになる。
二三時就寝。
六時起床。
朦朧としながら朝の用意。
八時過ぎに大江戸線で上野御徒町へ向かい、国立西洋美術館で「アルチンボルド展」。
高校生のときアルチンボルドにはまって、「ぽい」絵ばかり描いていた。その頃は彼についての書籍はほぼ無いに等しかったので、古本屋で洋書をめんたまが飛び出る価格で購入した。そのアルチンボルドを国立西洋美術館で見ることができる日が来るなんて。
一〇時に会場を出て、Tシャツと図録を購入。
上野のヨドバシカメラでプリンターのインク購入。
一一時半頃帰宅。
午後から読書、あまりの眠気で気を失ったように眠る。
一六時業務スーパーへ買い物に出る。
仕事しよう片付けようと思いながらダラダラと時間を過ごしてしまう。
午前〇時就寝。
九時起床。
朝寝坊、仕事部屋に入ったらあまりの暑さに驚く。
扇風機はもう押入れにしまったのでかなり困る。
集中力が続かず、本を読んだり文章を書いたり片付けたり。
何も為すことがないまま時間だけが過ぎていく。
一七時〇二分より公園を四一分ジョギング。
夕方、もう日は沈み始める。
公園を走ってたら道が臭くて、「誰だここでうんこした奴は!」と憤慨してたら、昨日の台風一過によって大量の銀杏の実が落ちていた。
途中まで順調に走っていたが、残り二〇分ほどで体調が悪くなりゆっくりと引き返す。
Scherzooのアルバム『02』を聴きながら走る。
ジャズ系のロックバンド、ポジティブな方向に向かわず不協和音にも近い、神経を逆撫でするような方向に進む。
夕方からドラクエ11の続きをするつもりだったが気持ちが切り替わらず、ダラダラと本を読みながら時間を過ごす。
二三時就寝。
六時起床。
台風通過、雨が強くなったり弱くなったり風が吹いたり。
朝九時からドラクエ11。
登場人物の一人の死に、号泣、号泣、また号泣。自分の身内が死んだときも泣かなかったのに、ドラクエでこんな号泣するなんて。てか映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」ですら泣くから、自分の涙の値打ちがよくわからない。
午前〇時過ぎにラスボスを倒しゲーム世界に平和を取り戻す。
エンディング画面を観ながら感無量……やっとドラクエ11にひと区切りついて他のことに集中できる!
と思いセーブしてから少しだけ続きをプレイしたらひと区切りどころかそこからが本番だった。
まったく時間泥棒にもほどがある。
午前二時半就寝。
合評前にも関わらず、大学の課題が出来ておらず焦っている夢を見る。
僕だけ別の日に見てもらうってできないのかな〜と思いながら目覚める。
夢でよかったけど目覚めた後も大学時代の気持ちを引きずってしまいずっと気が重い。
六時起床。
窓の外は曇り空、ひんやりと空気が冷たい。
午前、部屋片付けと仕事の用意。
スロースターターでなかなかエンジンがかからず午後からようやく仕事。
イラストのペン入れと仕上げ、一五時に完成。
もうすぐ台風が来るみたいで、風が強くなり雲の厚みで徐々に周囲が暗くなっていく。
一六時前、空模様がこれ以上悪くなる前ジョギングに出ようとしたら、細かい雨滴が身体に当たったので自宅に引き返す。
夕方から本格的に雨が降りはじめる。
仕事で散らかった部屋を片付け、一八時から午前〇時までドラクエをプレイ。
やらなければならないイベントを消化。
このままいけばエンディングが近いのかもしれないが、まだ牢屋の鍵も手に入っていない。
二三時就寝。
六時起床。
六時二五分より高槻墓地公園を五六分ジョギング。
明け方の新鮮な空気に、気持ちがあらたになる。
墓地の芝生に生えていたキノコが印象的。
Scherzooのアルバム『01』を聴きながら走る。
ジャズ系のロック。
不協和音の強い音楽に走りながら不安感が増していく。
弟、九時に部屋を仕事に出る。
出た直後、朝九時よりドラクエ11をずっとプレイ。
昨日の展開以降、プレイ自体がルーチンになってきて続けることが少し苦痛。
仕事を東京で片付けてきたので、関西の実家でドラクエ11をクリアしてから帰京しようと思っていた。
しかし五〇時間過ぎて終るどころ更に壮大な物語になってきた。終る気配が見えない……もうここでクリアするのは無理だと諦め明朝帰ることにした。こんな疲れるドラクエは始めて。
面白くないかといわれるとまぎれもなく面白い。貴種流離譚として極めてよくできている上、ちゃんと現代風に物語がブラシアップされている(ビターで苦い味付けも多い)。ただ自分が想定していたより、圧倒的に長くてクタビレタ。
夕方にドラクエ11をいったんやめて、近所を散歩。
かわりつつある風景に郷愁感を募らせる。
部屋の片付け、明日東京へ出発する用意。
二〇時過ぎ自室にあがってきた母にiPadと携帯電話の使い方を教える。
二三時就寝。
深夜未明の滝のような轟音、土砂降り、雷鳴、稲光で目覚める。
網戸を慌てて閉めてベッドに戻る。
明け方まで雷雨は続き、あまりのやかましさに目覚ましアラームがなっていることに気づかず朝寝坊。
七時半起床。
八時過ぎからドラクエ11を始める。
魔王とはじめての邂逅、その後の展開に茫然自失。
二二時までゲームをプレイ。
僕が本を読んでいると。
母「何読んでるの?」
僕「SF小説だよ」
母「SFってなに?」
僕「ええっ……知らないの?」
母「ああ、あれやな〜機関車のことやな」
僕「……(絶句)」
ちなみにリビングのテーブル上には、父が購入したゴリゴリのハードSFである谷甲州氏の単行本がポンと置いてあった。
あまりに知的レベルが違う父をかわいそうに思った。
スイカを数年ぶりに食べる。
こんなにもスイカを食べる機会が減ったのは
スイカ自体の需要が少なくなっているためか僕が大人になって食べなくなったためか、
あるいは大暗黒陰神ゾムバ様のみぞなせる業なのか。
外は雨が降ったりやんだり。
夕方外へジョギングに出ようとすると外からは見えない程度の雨滴が身体に当たったので引き返す。
二二時前弟が実家に帰ってきたが、話すことなく先にベッドに入る。
二三時就寝。
六時、アラームが鳴り響くが目を覚ますことができず七時半起床。
八時間以上眠ってしまった……
一〇時に両親とドライブ、亀岡から丹波篠山へ向かう。
一一時半、丹波篠山市役所前に到着。
三人でボタン鍋を食する。
昼食後、武家屋敷から丹波篠山城跡を歩く。
一四時半頃現地を出発、一六時前実家に到着。
一七時頃からドラクエ11をプレイ。
夕食で一度中断した後も続けて二一時まで四時間。ドラクエ11史上最長。
人魚のエピソード、泣ける。カギ入手。
しかし集中力が続かず、途中何度かやめたくなる。
ドラクエの面白さより自分自身の問題かもしれない。
今日撮影した写真の整理、ブログの更新……午前〇時就寝。
六時起床。
七時に朝食、八時に家を出る。
今日は京都精華大学のオープンキャンパスの日なのだ。
二五年ぶりの登校路なのに身体が覚えていて、反射的に通路を行き来し階段を昇り降りする自分に驚く。
九時一五分に到着。
一九九二年度に一年だけ京都精華大学に在学していた。
自宅から大学まで片道二時間以上かかった記憶があり、出るときテンション上げていっても着く頃にはダダ下がり、遠くていやだなといつも思っていたのだが、今日は一時間一五分で着いた。
行くのがいやすぎて遠く感じていたのだろう。
しばらく見学して自分の記憶通りの場所にある建物が少なくなっていることに驚く。
講義棟はいくつか残っていたが、ぼくが所属していた科の建物はなくなっていて、食堂もない。
外で食事をしたテーブルもベンチもない。
大学時代、友だちがいなかったので裏山に登って給水タンクの上でひとり座り「愚民どもめ!」と大学を見下ろしていた。
久しぶりに山を登ったら給水タンク周りにフェンスがはりめぐらされていて立入禁止になっていた。
オープンキャンパスの見学を終えて、叡山電鉄で鞍馬へ移動。
二五年ぶりに前鞍馬山に登る。
登ったことがあるはずなのに、自分が全く覚えていないことに驚く。
途中のルート、何も覚えていない。
頂上まで着いてはじめて来たことがあるようななかったような気持ちが湧いてきたのだが、そもそも寺社って何処も似たようなものだから薄いデジャヴュの可能性も拭えない。
車窓に広がる見覚えのある風景から想起するノスタルジックに浸りながら叡山電鉄に揺られる。
一五時半帰宅。
自室で滞りがちのブログ更新。
夕食後、自室で作業をしていると母親が携帯電話、iPadを手に入ってくる。
わからないことを箇条書きに書いたノートを見ながら質問してくる。
二二時前に出ていく。
就寝前にドラクエ11を少しだけプレイ。
漁師町で何らかのイベントが始まりそうだったが、続きを見る気力がなくプレイ終了。
二三時就寝。
五時起床。
青春18切符を使って旅行。
五時四五分に家を出て大江戸線に乗って新宿へ向かい、JR新宿駅のベックスコーヒーで朝食、七時二二分発の湘南新宿ライン宇都宮行きに乗車。
九時過ぎ宇都宮に到着、三〇分ほどバスに揺られて大谷資料館前のバス停に到着。
周囲を見渡すと人為的に切り取られた岩がそこかしこ、形が独特で興味深い。
大谷資料館に入ると、地下の気温は一三度。寒い。
不思議な空間にイメージをふくらませる。
一時間ほどで資料館を出て、バスで宇都宮駅へ戻る。
駅前ビルの餃子店「宇都宮みんみん」で昼食。
メニューの選択肢が餃子しかない。水餃子がいちばん美味しかった。
一三時半に宇都宮駅から湘南新宿ラインに乗車……乗り換えを繰り返し一六時前に自宅到着。
明後日実家に向かうための荷物整理。
午前〇時就寝。
六時半起床。
九時間も睡眠したのにまだ眠い。
その前日の徹夜の疲れがなくならない。
六時四一分より公園を三八分ジョギング。
Samla Mammas Mannaのアルバム『Kolssa Knapitatet』を聴きながら走る。
久しぶり、自転車のチリンチリン。
仕事が忙しくて散らかった部屋を片付ける。
午後から発注が来た漫画のネーム作業、完成させて編集部へ送る。
返事の待ち時間にドラクエ11の続き。
物語自体は一向に進めず、ひたすら世界を回る。
離れ小島に上陸し雪原を探検して奥の山道を登る。
今日は二時間半、今までの総プレイ時間は二八時間ほど。
編集部から連絡が入り、すみませんシナリオを間違って送りましたとか何とか……愕然とする。
午前〇時就寝。
明け方ようやくペン入れが終わり、ギリギリまでパソコン上で仕上げ。
あまりトーンで色を塗らないような画風にしたいので、ペン画中心の画面づくり。
金曜からの筋肉少女帯アルバムを聴きながら作業、ようやく終了。
一二時前に家を出ると小雨が降っている。
一三時から某出版社の某編集部で打ち合わせ。
一四時前に編集部を出て帰宅。
徹夜明けで眠いにも関わらず興奮して眠ることができないので、ゲームをしてクールダウンしようと久しぶりにドラクエ11の続き。
三時間プレイ、武闘会が終わり外洋を船で探検。
氷に閉ざされた街に着いて人の話を聞いたところ、僕の頭が朦朧としていて「西へいけ東にいけ」が何を言っているのかどっちへ行けばいいのかわからなくなったのでいったん終了。
朦朧としているにも関わらずまだ興奮がさめず眠れないので、仕方なしに寝室へ移動しドラえもんを読んでいる。
するとある瞬間、グイッと肩を掴まれるようにいきなり眠りの海にひきずりこまれ、気を失う。
二一時頃就寝。
一〇時起床。
眠気と胃のむかつきで食欲がない。
ふらふらになりながら漫画の下描き。
昼過ぎ外出、一四時から新宿で漫画家の菅原県氏と待ち合わせ、某プロジェクトの打ち合わせ。
打ち合わせ中にたまたま他の席にいた元担当編集者のF氏に声をかけられるがすっかり人相が変わっていて最初誰かわからなかった。
打ち合わせ後、菅原県氏と西新宿のうどん屋「東京麺通団」で会食、醤油うどんで時間をつぶす。
近隣の市町村で大雨の被害があったことを、帰宅してからニュースで知る。
うどん屋では会話に夢中で、雨が降っていることすら気づかなかった(店から出るとちょっとぱらついていた程度だった)。
一八時帰宅、漫画下描きの続き。
二一時、業務スーパーに買い物。
帰宅してから午前〇時に就寝するまで漫画下描き。