日別アーカイブ: 2014年10月8日

【夢】僕は戦争映画を観ているようだ。

夢の中に自分が一切登場しない。

深夜、町医者宅へゲリラ小隊の生き残り四人が訪れる。
怪我をしている老指揮官を治療してくれ、と少年兵が懇願する。
善意の医者は老指揮官の手術を開始する。
手術中、指揮官は持病の心臓発作で痙攣を始める。
医者は心臓マッサージを施すが、健闘むなしくあっけなく死ぬ。
外で見回りをしていた少年兵が様子をみるため手術室に入る。
医者が指揮官の死を告げると、少年兵は医者に殺されたと思い激昂、発砲する。
医者の胸ポケットに入っていた携帯電話に弾があたって暴発、医者は死ぬ。
しかし爆発音で指揮官は蘇生する。

少年兵のしでかしたことを見て、
「この人は私を助けようとしたのだ」
と指揮官は言う。
医者の胸ポケットから粉々になった携帯電話の破片、折れ曲がった充電池を取り出し、少年兵に渡す。
充電池を手にした少年兵はショックを受けるかとおもいきや、
「これが俺の初めて人を殺した記念品だ……」
とヘラヘラ笑い、後ろにいるさらに幼い二人の少年兵に見せる。
二人はうらやましがる。

物音を聞いて、離れに住んでいた医者の息子が診察室に入ってくる。
父親が殺されているのを見て激怒、戸棚から隠していた機関銃を出しゲリラ指揮官と少年兵に向かって乱射する。
老指揮官と下っぱゲリラ兵は死ぬ。
最後、息子は医者を殺した少年兵と撃ち合いになり、
「Bastard!」
と叫びながら相撃ち。
その場にいる全員が倒れ息絶える。

【本】『怪奇小説という題名の怪奇小説』都筑道夫

怪奇小説をの連載を依頼された著者が、海外の推理小説から盗作してでっちあげていると、それに呼応するように周囲で不思議な出来事が起こる……

時折、思い出したようにこの著者の本を読むことがある。
読むたびに凝った構成の中に耽溺してしまう。

著者の周囲で起こった実話かと思って読み進めているうちに、私小説風に描いたフィクションだということに気付く。

ラスト、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズのように現実的な解決をするかとおもいきや、より非現実なラストに着地、これは怪奇小説というよりSF……循環構造を持ったメタフィクションだ。

【食】14年10月08日

朝食、バジルと鶏モモ炒めパスタ、ゴマ豆腐のせトマトとレタスのサラダ。

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昼食、バナナ、キノコとタマネギのポン酢炒め、バジルと鶏モモ炒めのせハッシュドポテトとソーセージとチーズとトマトと
こんにゃくとレタスのサラダ。

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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ、ヨーグルト。

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【日記】14年10月08日 体重58.7kg

昨日までの反省を踏まえ、目覚ましを複数個セットしたり寝坊しないための段取りをいろいろ備えていたのだが、四時頃前に強いイメージの夢で目覚めそのまま眠れなくなってしまい、仕方なく四時半に布団から出る。

七時六分より公園を三五分ジョギング。
少し寒いが、まだ秋なので本格的な寒さには遠い。
走っていると朝ばむ。
King Crimsonのアルバム「THREE OF A PERFECT PAIR」を聴きながら走る。
あまり印象に残らない。
むしろよくない。

午前中より、発注のあったコラージュの仕事にとりかかる。
写真を素材集から、自分の取材写真から引っ張ってきて作業。
一五時にラフを出し、夕方までに仕上げて脱稿。

二二時三〇分就寝。


こんなもの食べた!・・・14年10月08日

こんな映画を観た!・・・14年10月08日
【映画】『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』:DVDで鑑賞。

こんな本を読んだ!・・・14年10月08日
【本】『怪奇小説という題名の怪奇小説』都筑道夫

こんな夢を見た!・・・14年10月08日
【夢】僕は戦争映画を観ているようだ。

【映画】『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』

さまざまな問題があって、老後をインドで過ごすことになったイギリス人達の交流を描く。

主要登場人物が多いけれども、キャラクターがちゃんと描き分けられているので、混乱しなかった。
印象は悪くない。
まったりとした展開だが、退屈はしない。
自分としては眠らずちゃんと展開を追うことができたというだけで、ポイント高し。

ただ、インドのきれいな部分を強調し過ぎるところは気になる。
もっと善意だけではどうしようもできないこともあって、混沌としているのではないか。