日別アーカイブ: 2014年10月13日

【本】『羊たちの沈黙』トマス・ハリス

手詰まりになった連続殺人事件を、収監されている精神科医の殺人犯レクター博士のヒントでFBI訓練生のクラリスが推理していく……

先日映画版を観たので、どういう風にこの五〇〇ページの小説を映画にしたのか確認するため二〇年ぶりに再読。

おそろしく現実感があり、現実世界を再現したかのごとく街、人物、出来事が物語の中に配置されている。
新聞に書かれた記事のような情報の精度……著者は記者、レポーター、編集者の経歴があるという。
が、この物語のキモはクラリスとレクター教授というキャラクターであり、キャラものなのだ。

文章に味わいを求めるというより、新聞の事実の向こう側の現実に思いを馳せるように読む書籍だった。

【日記】14年10月13日 体重57.9kg

五時起床。
今夜から台風が来るということで、朝から雨が降ったり止んだり風が吹いたり世界がいやな前兆に包まれている。
朝からひどい鬱の周期に入り、机に向かったまま汗だけ流れて震えたまま何もできない。

昼、雨が一瞬やんだので、誕生日祝いに近所のしゃぶしゃぶ食べ放題の店へ。
久しぶりに腹いっぱい食べる。
最近、ずっとダイエットで腹いっぱい食べるという習慣がなくなった。
そのせいで満腹感にひどい罪悪感を持つようになってしまった。

午後から部屋を片付けたり、なんとか仕事をする環境にもっていこうとするが、精神に引きずられなかなか体が動かない
最後は酒を浴びるように飲んで、テンションを上げようとするが大失敗。
(と言っても梅酒をおちょこ一杯ぐらい)
ひどい偏頭痛で机に向かっていられなくなり、布団に潜り込む。
二二時半就寝。

誕生日だというのに祝ってくれたのはTwitterのbotだけ!


こんなもの食べた!・・・14年10月13日

こんな映画を観た!・・・14年10月13日
【映画】『夢と狂気の王国』:DVDで鑑賞。

こんな本を読んだ!・・・14年10月13日
【本】『羊たちの沈黙』トマス・ハリス

【食】14年10月13日

朝食、生ハムとアボカドとトマトとレタスのサラダ、ゴマ豆腐、ソーセージとチーズと煮玉子とチキンナゲットとハッシュドポテト。

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昼食、光が丘のしゃぶしゃぶバイキング「しゃぶ葉」にて、牛と豚の食べ放題ランチ。

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夕食、豆乳にフルーツグラノーラ。

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【映画】『夢と狂気の王国』

『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』の製作時期前後に作られたスタジオジブリのドキュメンタリー。

夢は夢だが、狂気というほど狂気でない。
天才のエゴに振り回される「職人/一般人」たちといったところ。

映画としての体をある程度意識しているぶん、NHKのドキュメンタリより情報量が少なく、感覚的。

宮﨑駿氏は仕事場で音楽を聞きながら喋りながら絵コンテを切っている。
(バッハ『ブランデンブルグ協奏曲』を確認)
仕事中もタバコ手放せない。
道でも歩きタバコ。

庵野秀明のアフレコに立ち会う宮﨑氏、感動して涙を流す。

いっぽう庵野秀明氏はクシャクシャの薄ピンク色のカッターシャツで登場する。

高畑勲は、渥美清と菅井きんを足して二で割ったようなルックス。

アニメーター「自分の大切なモノを守りたい人は宮﨑さんのそばにいないほうがいいです」
「上手かったらいいかというとそうでなく、上手いぶんだけ高い要求をされて傷つく」

庵野秀明氏「宮﨑さんは他人を下駄にする」
(他人を踏み台にするとの意)

ジブリの本棚に『マカロニほうれん荘』が並んでいたのが印象的。