日別アーカイブ: 2014年4月9日

【夢】僕はビルの屋上で友達を待っている。

「今からヘリコプターで行くよ」と友達の藤倉氏(実在する記者)から携帯電話に連絡が入る。
しばらく待っていると、藤倉氏の乗ったヘリコプターが下から姿を見せる。
しかしヘリコプターは調子が悪いのかガクンガクンと揺れている。
そのまま高度を下げ、勢いよく地面に落下。
藤倉氏が天井に頭をぶつけて即死する映像が見える。
僕は何も出来ずただ見ているだけ。

【本】★『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』クリストファーロイド

宇宙が始まってから現在までの一三七億年の歴史をを二四時間(一日)で区切って書かれている。本全体の五分の四が残り一秒(人類の文明の一万年)の記述に費やされており、現在に近づくほどページ記述の密度が跳ね上がっていく。
そういえばこのまま進めば未来はすごいことになる……と物心ついたころ僕はワクワクしていたのだが、火星に人類が到達することもなく人工知能が生まれることもなく、しかしネットや携帯というものが発達して、現実というものはすごいとすごくないの間の煮え切らないところに落ち着くのだな……と思った次第。

メモ:
●カモノハシは哺乳類で唯一、電流センサーを備えている。くちばしの中。

●人口が四七五人を下回ると近親交配のおそれ。アボリジニは五〇〇から八〇〇人単位の村で生活。

【本】『ヨハネスブルグの天使たち』宮内悠介

簡易な文章なのに、それがまとまって段落になると頭に入ってこない不思議さ。
状況説明をするとスタイリッシュさを削ることになることはわかるが、スタイリッシュさを残してわかりやすくできなかったのかな。
あたかも当然のことのように状況説明を飛ばして物語だけは進んでいくから、置いてけぼりの不安な気持ちが最後まで残った。