少年向け昭和二〇年代中心の短篇集。
落ち穂拾い的なものなのかそれぞれにあまり関連性がなく、しいてあげれば他愛のないショートストーリーという共通項。
「こんな本を読んだ!」カテゴリーアーカイブ
【本】『とんから谷物語』手塚治虫
【本】『続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法』野口悠紀雄
他人に時間を侵食されることを嫌うゆえの著者の対処法はエキセントリックに見えてしまうぐらい、徹底的。
電話嫌い。ファックス礼賛。口頭連絡の排除、文書を徹底的に推奨……
最後は個人的なレベルから社会に向けての提言に。
メモ:
自分のするべきことを目に見える形で把握
この三つを持ち歩く
●TO-DOボード
●すぐやるメモ
●数週間が見渡せるスケジュール表
仕事の進め方五原則
●中断しない時間を確保
●案件が発生した段階で応急処置を講じる
●拙速を旨とする。八割できたら完成として、他の仕事を見切り発車でもとにかく着手する。
●あるところまでできたら意識的に寝かせる
●所要時間が不確実な案件を先に済ませる
【本】『ネオ・ファウスト(全2)』手塚治虫
【本】『ロストワ-ルド私家版(全2)』手塚治虫
【本】『火星博士』手塚治虫
表題作は一九四七年、手塚氏の長編描きおろし第二作目。この時期に描かれたものにしては読みやすい。
しかしラストは禁断の夢オチ、全集前期に収録された『新宝島』ではそれが気に入らないあまりに現代的になるよう描き直したというのに……この作品が全集前期に収録されなかった理由はそのためだろうか。もし存命で収録されるとわかったなら描き直したのだろうか。
併録作『大空魔王』に登場する主人公の少年型ロボット、頭がパカっと開いてプロペラが回り出すそのヴィジュアルに受ける。中に脳が入っていない!http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201201/column.html
【本】『ワンサくん』手塚治虫
【本】『拳銃天使』手塚治虫
【本】★『1日が見えてラクになる! 時間整理術!』池田暁子
僕と似たタイプの行動パターンの人が試行錯誤して自分なりの時間整理術を作るめで。
具体的な方法はそんなに多くないが、どうしてこの方法をしなければならないのかの流れが漫画で追体験できるので読んで納得できる。
実行するためのハードルも低そうだ。
ちなみに著者いわく
「出掛けに済ませる用事は手に持ったまま出る!」
とのことだが、僕は手に持ったまま帰る途中でレンタルショップで借りたDVD五枚を紛失したことがある。そんな怖いことはできない。
メモ:
●一連の行動をセットにする
●雑用は時間がかかる→一日二四時間のうち自分が自由に使える時間を認識する
●手元にメモ帳を持ち歩き、状況を整理する。
●調べ物や観たいテレビ番組は書いて貼っておく
●メールできたお知らせはその場でプリントアウトなどして手元へ。
●ゴミの日はドアに貼っておく。
【本】★『アドルフに告ぐ(全5)』手塚治虫
【本】『夜よさよなら』手塚治虫
【本】★『入社3年までに習慣づけるスケジュール&時間管理』松尾梓司
時間管理法の中で公式化されているものを集めて項目化している。
この本を読んだだけでは何故こうしなければならないかを把握できたとは言い難かった。自分の行動に定着させるためには何故こうしなければならないのか理屈が書いてある本をさらに読まなければ……
メモ:
●5つのステップで計画をたてる
1:やるべき行動を決める
↓
2:難しいことは細かい行動に分解する
(一つ一つのやるべき行動は難しいものではないから)
↓
3:分解された行動から優先順位を決める
緊急性高い 納期が迫った緊急トラブル
重要性高い 将来に向けた改革
緊急性低い 連絡事項
重要性低い 雑談
↓
予定時間を見積もる
(具体的に効率を見定め、予備時間も込み)
↓
「いつから」と「いつまでに」を決める
●4つのステップで計画を守る
1:「いつから」を守る
↓
2:本来期待されている水準を作ってからそれ以上のものを仕上げる
↓
3:定期的に計画を見直す
↓
4:途中で確認する
(中間点を設定する)
●目標を可視化することの重要性
●それでも時間が足りない人は
└細切れ時間を活用
└ついでながらで処理
【本】『ミッドナイト(全6)』手塚治虫
タクシー運転手ミッドナイトと乗客にまつわるヒューマンドラマが集められている。
基本的にはテンションの低い絵、今までの手塚氏にはない派手に描きとばしている雑な絵もある。
逆に物語に関しては、珠玉の、といってもいい短編がいくつも入っている。最終巻で主人公がエスパーであることを匂わせる展開が連続するが、これは何かの伏線にするつもりだったのだろうか。残念ながらこの全集版は最終話もおさめられてもいず(別に編まれた単行本では入っているものもあるらしい)、打ち切り同然で終わっている。
それにしてもこの漫画の主人公ミッドナイトがタクシーのライセンスを持っていない理由がよくわからない。
ブラック・ジャックが医者免許を持っていないのは医師連盟に加盟すると決められた料金しか請求できなくなる(真意の程は別にして)……など、物語中でいろんな説明がなされているし、実際に医師免許を取るためのハードルは高いのでのでわからなくもない。
けれどもミッドナイトの場合、普通二種免許を取得する難易度はそんなに高くないはず。面倒くさいから? 免許を取るための時間とお金がもったいないから? それにしてもちょっとした事情聴取で確実に無免許運転で逮捕されてしまうリスクを抱えるほどのことだろうか。
【本】★『フリーで働く! と決めたら読む本』中山マコト
癖の強いフリーランス論。
ここまで個性のある考え方を持っている人がフリーランスの中でどのくらいいるのか疑問だが、こういう心構えでいようということだろうか。
自分にの甘さを考えると学ぶところが多そうだ。
メモ:
●フリーランスとは「自らの人生に常に主導権を持つこと」
●専門性が不足していては駄目
●仕事を分解してどのパーツが自分に特化しているかを調べる
●金銭的リスクヘッジ
└借金をしない
└極力、オフィスは持つな
└通勤をしない
└スタッフを抱え込まない
└リースを組まない
●何をしたいかではなくて「どう見られたいか」をイメージする
●問題解決力を売る
●徹底して狭く、とことん深く
●キャッチフレーズを作る→オリジナル肩書き
●差別化をしない、先鋭化する。
●コンパクトに生きる
●柱になるクライアントを作らない
●ガイドラインを徹底する……自分の線引をはっきりさせる
↓キャッチフレーズを作ると自然にガイドラインがはっきりする
●名刺
└何をしているのかはっきりさせる
└メールアドレスをひたすら目立たせる
└名刺を相手に合わせてカスタマイズする
●メールの署名に営業させる
●価格で争わない
└戦略的値下げ→仕事を継続するということに目を向ける
└ただ働きをしない