【本】『ネオ・ファウスト(全2)』手塚治虫

手塚氏の絶筆となった一番最後の作品。
一年かけてきっちりループ構造を持っている物語を作るというかってない緻密な構成。手塚氏はこの作品を死で終わらせなければさらに進化する過程だっただろうに……

巻末に、病床で描かれたネームが収録されている。
ネームの中で車だけが下描きまで完成していることに不思議さを感じる。
構図も決まっていないのに(人物はあたりのみ)なぜ車だけ?
そして資料なしに車を描いているということは手塚氏がある種の写真的な記憶力を持った人だということか……

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です