備忘ログ」カテゴリーアーカイブ

あんなことこんなこと、本や映画や夢や食べ物のことなど、様々な日々の出来事を記ログしています。
数年前から物忘れがひどくなってきて、何でもかんでもメモしないと不安になってきました。
ここは僕の第二の大脳皮質、記憶を司る場所です。

【日記】14年05月09日 体重62.3kg

朝五時起床。
片付けが終わったので気持ちよく仕事部屋に入ることができる。
朝食、朝食、鶏モモの甘辛炒め、シソと生ハムとアボカドとトマトとサラダ菜のサラダ。

朝八時二〇分より公園を三七分ジョギング。
青空が気持ちよい。今日は心持ち暑い。
Genesisのアルバム「Selling England By The Pound」を聴きながら走る。
ああ、このフレーズが好き……と思い始めるとたちまち嫌いなフレーズに展開してこれはいやがらせか?と思う。
かゆいところに手が届かない。

午前中、漫画のプロット整理。
何冊かの資料を読み比べている。

こんな本を読んだ!
『藤子不二雄SF全短篇 (第1巻) カンビュセスの籤』藤子不二雄

昼食、昼食、焼きそば、サーモンと玉ネギのマリネ、肉団子とトマトのサラダ。
午後はプロットの続きと、ネーム。
おやつ、シロップがけ豆腐。
うとうと昼寝をしていると、外は激しい雷雨。
窓の外に見える街路樹が暴風雨で弓なりになっていて不安になるぐらい。
夕方、晴れてきたので外出。
図書館で資料を借り、ショッピングモールで買い物。
sempre pizzaにて夕食、ポテト、マルゲリータ、パンナ。
自宅へ帰る途中、夕日が反射してまばゆく橙色に光る団地が美しくて、しばし立ち止まる。

DVDで、こんな映画を観た!
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

布団の中で本を読んでいると眠くなってくる。
二三時就寝。

【食】14年05月10日

朝食、サーモンと玉ネギのマリネ、肉団子とソーセージとアボカドとレタスのサラダ。
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昼食、辛つけ麺、サーモンと玉ネギのマリネ。
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夕食、サーモンと新ジャガのコンソメバター炒め、サーモンと新玉ネギのマリネのせトマトとソーセージとレタスのサラダ、ゴマネギ豆腐。
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【本】『読書は1冊のノートにまとめなさい』奥野宣之

このメソッドは僕には癖が強すぎて、ちょっと真似ができない。
普段あまり本を読まない人が、読書を楽しむため導入するにはいいかもしれない。
読書ノート自体一つの作品にするような感覚で作るメソッドだから、フェティッシュな楽しみができそうだ。

【本】『藤子不二雄SF全短篇(第3巻)征地球論』藤子不二雄

比較的新しく発表されたもの(八〇年代)中心に編まれている。前二作と同じく「奇妙な味」的なもの、ズレた価値観を扱う物語が中心だが、日常のなかの一コマを切り取る傾向が強くなりドラマ性は身を潜める。
「征地球論」「あのバカは荒野をめざす」「未来ドロボウ」「大予言」が僕の好み。特に「征地球論」は文明批評としても素晴らしい。こんな短編が載っていた少年漫画誌ってすごい時代だったんだな。

【本】『時計じかけのりんご』手塚治虫

個人的な印象では、この本は全集版の中で最も完成度が高い短篇集。
手塚氏の短編も全体を通せば藤子・F・不二雄氏に負けないほど面白いのだが、平均点は高くない。
F氏はストイックに「奇妙な味」中心に描くのだが、手塚氏は好きなもの(描きたいもの)の範囲が広すぎて、ともすればバランスを失いがちになってしまう。そしてあきらかにオーバーワーク。しかし下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる(しかも下手でない名人芸)わけで、珠玉の作品も生まれるからそれを一概に否定できないが。
あとがきにて手塚氏いわく、「時計じかけのりんご」はニュアンスだけでつけたタイトルとのこと。同じように「ロスト・ワールド」「メトロポリス」等も原典を読まずにつけたタイトルなので、似たタイトルだからと作品を比較して論じられても困ると力説。
最後に自分の描いた「最上殿始末」(全集『火の山』に収録)に言及、黒沢明「影武者」に似ていると誤解する方がいるなら、それは偶然で自分が先に描いたものだ!と主張し始める。
勢いあまって他の作品集の言い訳をここでするということは、誰かに言われてよっぽどカチンときたのだろう。

【本】『冒険放送局』手塚治虫

幼年もの作品、手塚氏自身が意識してディズニータッチで描いてたとのこと。生きているかのように飛びはねる動物が見ていて気持ちいい。漫画やアニメの根源的な楽しみはこういうことなのじゃないかと思う。遠いところでさまよっている自分も早くここへ戻りたい。
漫画の内容に関して。巻頭の「冒険放送局」は『ドラえもん』のもしもボックスのような機械が引き起こすドタバタ。後半の「ボンゴ」はインカ文明の末裔の少年が活躍する冒険譚。後者のほうが整合性があって好み。手塚氏っぽくない凶暴なまでのハッピーエンドは幼年向けだから?

【映画】『ポンヌフの恋人』

ヒロインの白い肌に脇毛がチャラリーン! それだけで良作の予感。 
『チャタレイ夫人の恋人』みたいな昔の文学映画のイメージで観たら、比較的最近の映画でビックリ。
主人公も彼女も勝手すぎて観ていてイライラするが、若さ故の行動そして恋愛はそもそもコントロールの付かないものだからそういうリアルなのかもしれない。

【日記】14年05月10日 体重62.5kg

五時起床。
朝食、サーモンのサラミ、肉団子とソーセージとアボカドとレタスのサラダ。
七時一分より公園を三六分ジョギング。
今日も抜けるような青空。
少し風が肌寒い。
Genesisのアルバム「The Lamb Lies Down On Broadway」を聴きながら走る。
既視感があるようで……ない、から聴いていてイライラする。
いい感じにフレーズが進んでもすぐにはぐらかされるし。
なんだろう、この違和感。

今日は一日漫画のプロットとネーム。
昼食、辛つけ麺、サーモンと玉ネギのマリネ。
眠い。
午前に一五分、昼過ぎに一時間仮眠をとったのに眠気が消えない。
どこか頭のなかが曇っている印象。
夕食、サーモンと新ジャガのコンソメバター炒め、サーモンと新玉ネギのマリネのせトマトとソーセージとレタスのサラダ、ゴマネギ豆腐。

こんな本を読んだ!
『読書は1冊のノートにまとめなさい』奥野宣之
『藤子不二雄SF全短篇(第3巻)征地球論』藤子不二雄
『冒険放送局』手塚治虫
『時計じかけのりんご』手塚治虫

DVDで、こんな映画を観た!
『ポンヌフの恋人』

二三時半就寝。

【映画】『ティファニーで朝食を』

クライマックス周辺、物語の骨格がわかりだしたぐらいから面白くなった。それまでの一時間半近くは苦痛で仕方なく、何度も眠りかけたり違う作業を始めたり。
この映画で描かれている多くのことはなにかを暗示しているのだろうし、オードリー・ヘップバーン演じる主人公(娼婦?)も同時代に生きている人は「ああ……あの類の子ね」と納得いくのだろうが、二〇一四年の僕は「こういう範囲のことを指しているのだろうか」とゆるく推測するしかなかった。

【日記】14年05月11日 体重63kg

最近睡眠不足気味で、昨日はずっと眠かったのであえて起床を二時間遅らせ、七時半起床。

七時五〇分より公園を四一分ジョギング。
もうこの時間には日差しが強く、心持ち暑い。
限りなく透明に近い青色な空。
ジョギングで公園に入ると広場で太極拳の練習をしている集団。いっせいに青竜刀をこちらに向かって振り下ろしたので、思わず立ちすくむ。
Genesisのアルバム「…And Then There Were Three…」を聴きながら走る。
このアルバムはあまり印象に残らなかった。

休日はいつも、家の前でジャグリングの練習する人がいたのだが、最近、見かけなくなった。邪魔だと思っていたものだが、いなくなると意外にさみしい。

今日はいちにちネームとプロットをやるつもりだったが、集中できず。
朝食、惣菜パン。
昼食、サーモンと新ジャガのコンソメバター炒め、ゴマネギ豆腐。
夕食、野菜たっぷり棒ラーメン。

DVDで、こんな映画を観た!
『ティファニーで朝食を』

二三時就寝。

【本】『雑巾と宝石』手塚治虫

あとがきにて、タイトルは『ボロと宝石』にするつもりだったが「どうしても漢字で書きたくて「襤褸」としたら、編集者に今どきそんな文字を読める人間はいないといわれ、仕方なく“雑巾”と書いてボロと読ませたのです。ところが、またもや編集者に、雑巾をボロとは読まん、雑巾のまちがいだと思われるといわれ、えいくそとばかりゾーキンに変えてしまいました。」そして勢いで主人公の名前を須形ボロ子から象野キン子に変えてしまったとのこと。
だったら、ひらがなで『ボロと宝石』にしたらよかったのでは? 漢字の字面にこだわったのだろうか。
手塚氏にとって何が譲れないものなのかがわからない。 
「日付健忘線」など他のヤング誌に発表された収録作も味わい深い。

【本】『地球を呑む(全2巻)』手塚治虫

あとがきにて手塚氏いわく、「この作品でいちばん気にいっていたのはタイトルです」は裏を返せばタイトル以外は気に入っていなかったということ?
いわく、中だるみ、物語が広がりすぎて収拾がつかなくなった……
いわく、大河もの連載の欠点がこの『地球を呑む』でも露呈した……
手塚氏の自作けなしは自作を愛しすぎるゆえのレトリック(言い回し、表現方法)だと思っているのでそのまま受け取りはしないけれど、バランスがおかしい作品であることは確か。しかしそういう歪みを含めて手塚漫画の魅力なので、この漫画は憎めなくて、いつも手元に置いておきたいのだ。

【本】『火の山』手塚治虫

史実をもとにしたドキュメンタリー漫画中心の短篇集。
表題作「火の山」は、昭和新山の観測にかける男たちについて、手塚氏が実際に取材して描いたもの。
独特のキャラクター、悲劇性が見え隠れ、史実をもとにして描いたものの中ですら消すことのできない手塚氏の個性なのだと実感。

【日記】14年05月12日 体重63.7kg

五時起床。
粘り気の強い眠気。
朝食、生ハムとソーセージとトマトとレタスのサラダ、サーモンと新ジャガ のコンソメバター炒め、ゴマネギ豆腐。

七時二分より公園を三五分ジョギング。
少し雲がかかっているが、時折太陽が見え隠れする。
Yesのアルバム「Yes」を聴きながら走る。
ファーストアルバムは全然プログレじゃない。ユニゾの合唱部分はビートルズっぽい。

今日は漫画のプロット作り。
おやつ、シロップがけ豆腐。
昼食、韓国風冷麺、かき菜のおひたし。
外出、風が強くて不穏な空模様になりつつある。
午後三時より大泉学園前の歯医者の予約。
四月頃から通っているのになかなか治療がすすまない。
あと数ヶ月はかかりそうな塩梅。
四時一五分に診察が終わり、次は練馬の耳鼻科へ。
待ち時間が長いみたいなので、大塚の図書館へ向かい資料を借りる。
ついでに池袋のビックカメラに寄る。
ここ最近、購入を検討していたカメラを店頭で手に取ってみる。
異様に重量感があり、愕然とする。
やっぱりネットの情報だけで決めてはいけないと実感。
最終的には現物を見ないと……ということで買うことを断念。
一八時より再び耳鼻科へ。
一九時一五分に診察が終わって、外に出るとひどい空腹。
松屋にて夕食、牛丼並味噌汁付きサラダ追加。
二〇時過ぎ帰宅。

こんな本を読んだ!
『雑巾と宝石』手塚治虫
『地球を呑む(全2巻)』手塚治虫
『火の山』手塚治虫

二二時半就寝。