【映画】『ティファニーで朝食を』

クライマックス周辺、物語の骨格がわかりだしたぐらいから面白くなった。それまでの一時間半近くは苦痛で仕方なく、何度も眠りかけたり違う作業を始めたり。
この映画で描かれている多くのことはなにかを暗示しているのだろうし、オードリー・ヘップバーン演じる主人公(娼婦?)も同時代に生きている人は「ああ……あの類の子ね」と納得いくのだろうが、二〇一四年の僕は「こういう範囲のことを指しているのだろうか」とゆるく推測するしかなかった。