こんな夢を見た!」カテゴリーアーカイブ

これは僕の見た夢の話で、実在する人物や団体に一切関係がありません。
 
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【夢】僕は眠っているがなかなか熟睡できない。

何故眠れないのか確かめるため自分の睡眠を俯瞰すると、暗い床の上に萎んだ鳥のささみがたくさん横たわっているのが見える。
ささみは眠気を入れる袋で、そこは僕を含むいろんな人たちの睡眠が管理されている場所みたいだ。

ささみの一つひとつが一人ひとりと超空間の見えないチューブを介して繋がっている。
萎んだささみの一つが膨らみ始めると、僕の体内に溜まった眠気がささみに送られる。
逆にそのささみが萎むと中にたまった眠気が僕に送り返される。
膨らんだり縮んだり眠気のやりとりをしている。

さらに俯瞰すると超空間の天秤があり、片方の皿には僕を含む人びと、もう片方の皿にはささみが乗っている。
眠気が見えないチューブの中を行き来するたび天秤は揺れるが、長い目で見ればだいたい同じ重さで均衡している。

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【夢】僕は月基地の隊員。

僕と女性隊員の間で赤ん坊が生まれる。
今までずっとひた隠しにしてきたので、報告を受けた地球側は驚く。
赤ん坊の骨は重力の負荷がかかるとつぶれてしまうほど柔らかいので、一歳になりある程度骨が硬くなるまで地球へ帰ることができない。
それまで月基地で育てられることになる。

月基地でシャワーを浴びていると、天井から不自然なくらい水滴が落ちてくる。
不審に思った隊員が天井板を開けると、中にカメラが仕込まれている。
シャワー室を盗撮されていたのだ。
基地の建設をしたのはアメリカ……性的な目的でないにしろ、アメリカがずっと自分たちを実験対象として観察していたことは確か。
皆、憤慨して反乱を起こす計画を練り始める。
少し離れた所で、一番若い隊員がカメラをのぞき込んでいる。
カメラから小さい声が聞こえてくるのに気づく。
カメラにはアメリカ側の通話装置が組み込まれている。
若い隊員はその声に説得され、反乱を起こそうとした他の隊員を逆に銃で威嚇する。
僕は中立の立場から彼を説得。
彼の銃を取り上げ反乱の声を鎮め、何とか事なきを得る。

あかずの扉が、月基地の古い図書室の奥にある。
あかずの扉の向こうはピラミッドの地下通路、ミイラ男がうろついている。
(月基地とドラクエがごっちゃになっている)
ピラミッドの地下通路の最深部に、あかずの扉の鍵がある。
だから開かないというパラドックス。
パラドックスを解決して鍵を取りにいかなければならないのだが、その謎をとくことができない。
しかも攻略本によると、地下通路は魔法を使うことができない結界がはられているらしい。
魔法で回復できないから、そのぶん薬草を持って行かなければならない。
ゲームのように自分のステータスウィンドウを開き、道具欄を確認。
あとどのくらい薬草を持てるか数えている。

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【夢】綺麗な夕日だが、雨が降っている。

見上げると厚い雲。
時折、雷。
雲間から飛行機の巨大なエンジン音。
羽田への飛行コースらしく、地平線に向かって何台も飛行機が飛んでいる。
突如、ドーン!と衝撃音。
飛行機同士が衝突、爆発。
天候が悪く着陸できなかった飛行機が空の渋滞でニアミスしたのだ。
折り重なってゆっくりとビルの谷間、すぐ隣りの通りに落ちていく。
スローモーションで落下しているためか音が分解されて聞こえない。
すごい事件に遭遇したと僕は興奮している。
突然、弟が修学旅行で東京へ来ることを思い出す。
この飛行機にもし弟が乗っていたら……と心配になってくる。
墜落現場は新宿駅のすぐ近く。
いつのまにか母親と合流。

時間は午前0時過ぎ。
連絡するため、弟が宿泊するホテルを探して駅前の交番に入る。
「ホテルが多すぎてわからない」
と言われてガッカリする。
周囲を見ると、数本のバットが壁に立てかけられている。
蒼く色を塗っているが、ところどころペンキが剥げ白地が見えている。
「趣味の草野球でバットに自分で色を塗ったんだ」
警官は嬉しそうに笑う。
しかし
「この交番は石油ストーブで暖房しているから暖かいですね」
僕がおどけてぴょんぴょん跳ぶと
「ここは下が民家だからやめろ!」
と警官は怒る。
新宿だから土地が狭いのか、雑居の交番なんて聞いたことがない。

結局、弟のホテルを見つけることができなかった。
母と一緒に、駅近くの僕が宿泊しているホテルに戻る。
弟が泊まるホテルの書いたメモを荷物から発見。
新宿駅から八分、一階が中華料理屋のホテル玉蘭とだけ記載されている。
墜落現場の通りにあるホテルに泊まっていたのだ。
たとえその飛行機に乗っていなくとも墜落によって何らかの被害を受けたかもしれない。
心配が増すなか、何とか弟と連絡を取ることに成功。
「大きな音は聞こえたけど、ホテルの中だったからわからなくて交通事故だと思っていた」
僕と母は安心する。

深夜なので大事故の割に墜落現場は人がまばら。
今のうちに写真を撮っておかないと……と僕は考えている。
乗客の安否に意識を移すと、いつのまにか僕は乗客の一人になって事故を経験している。
衝撃音。
落下、飛行機の中は無重力になる。
空中に水が球になって浮いている。
子供がくるくる回っている。
それから来るであろう衝撃の恐怖に僕は恐れおののいている。
シートベルトを慌ててつける。
どうすれば助かるだろうかとずっと考えている。

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【夢】僕は女性と北海道をドライブしている。

道路から脇にそれて砂利道を走っていると、崖の下に丸い窓が開いているのを発見。
山をくりぬいて内側に特殊な工法でプレハブの建物を入れている宿屋だった。
中は簡易な作りだが清潔で綺麗。
女主人いわく、脱サラして姉弟で宿屋を始めたとのこと。
今のところ赤字だが、アベノミクスの経済振興策で、国から月に七〇万円補助してもらえるらしい。

どうやら僕はその補助金を出すために調べる係らしく、宿の書類を確認している。
彼女の名義が中田●●、弟が中川●●(●●は夢の中でうまく認識できなかったが名前)。
「姉弟で違う苗字ですか?」
「違う、中が苗字。そこから下が名前」
「書類によると弟さんは九州に住んでみたいですね」
「そう、本当は私も九州に住みたかったのよ。寒いところは嫌い」
「じゃあどうして北海道で宿を始めたのですか?」
「紅葉が綺麗なのよ」
僕は窓から身を乗り出して、崖の上を眺める。
姿勢が苦しいが確かに美しい紅葉が見える。

僕と助手の女性が話している。
「何でこんないい宿に客が来ないんだろうね」
「気づきませんでしたか? 道路から脇にそれたところに電光掲示板がありましたよ。手前にある宿へ誘蛾灯みたいに客が引き寄せられているんですよ」
僕は、政府からの補助が無になるかもと思う。

【夢】僕は文化祭でバンド演奏をすることになる。

バンドのリーダーは栄養失調で今にも死にそう。
彼はガリガリにやせて家庭科実習室の流しに横たわっている。
背が高くてモデルみたいなルックスの女子メンバーは、リーダーの彼女。
僕は彼女を好きになれない。
彼女の履いているブーツにライブ直前に違和感を感じる。
脱がせると案の定、中から僕の靴が何足もボロボロと落ちてくる。
「盗癖はあかんやろ!」
僕は怒り狂う。

ライブ開始。
家庭科実習室で演奏を始めるが、一人も客が来ない。
キーボード担当リーダーの彼女は、演奏せずに録音したテープを流している。
シンセサイザーを演奏しているリーダーは、死相が浮き出ている。
僕がボーカルだが歌詞をどうしても思い出すことができない。
「歌詞カード見せてくれ」
僕が頼むと
「ない」
リーダーは即答。
それもそのはず、一曲目はインストゥルメンタルだった。

グダグダのライブだがリーダーは臨終間近なので好きなことやらせたらいい、と僕は諦めの境地。

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【夢】僕はクラスメイトの女子に恋心を抱いている。

夢の中の僕は高校生みたいだ。
そのクラスメイトの女子は僕が現実で会った特定の誰かではなく、概念上だけに存在する、誰でも別け隔てなく接してくれる感じのよいサバサバ系女子。

彼女はクラスの底辺の僕にさえ優しく接してくれる。
そんなある日、彼女が他の男子とよろしくやっている噂を聞く。
僕は噂を信じられず、その真偽のほどを彼女に確かめると、あっけなく彼女は認める。
茫然自失としている僕の手を引っ張って彼女は公衆トイレの個室に入る。
手で口を広げて中を見せる。
視界いっぱいに口が広がり包み込まれる。
お世辞にも綺麗とはいえない歯並び、肉茎のごとく盛り上がる歯茎、ところどころ抜けている歯。
夢の中の僕は、何とも言えない色気にうっとりしている。

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【夢】少女がドイツから逃げようとしている。

今から一〇〇年前の出来事、機関車が走っている。
少女は客席の一番前の窓際の席に座り、少女の隣の通路側には知らない男、僕は通路を挟んだ席に座っている。
僕は何とか少女を助けようとしている
昔の出来事だからか、映像が白黒で粒子が荒い。
前で待ち伏せしたドイツ軍から大砲の砲弾が飛んでくる。
客席はどんどん壊れていき、木片になっていく。
ばらばらと周囲に破片をバラまきながら、機関車は疾走。
いつの間にか僕と少女はその光景を外で見ている。
機関車が囮になって、少女が助かればと思っている。

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【夢】僕は近所のマンションに入る。

先月大きなピンク色のケーキを買ったのだが、食べきれず一階の倉庫に放置していたのだ。
賞味期限を見ると4月8日。
夢の中で賞味期限は何日か過ぎている。
指ですくって食べるとあまり美味しくない。
荷物をケーキに突き刺してぶら下げ、家まで運ぶことにする。
ダイエット中なので、僕一人で食べたくない。
みんなを巻き込んで食べさせたい。
そのうち先月のケーキの残りだということを、みんなが知っているような気がしてくる。
道を歩きながらどう言い繕おうかと考えている。

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【夢】宇宙人が襲来して人類を追い詰めている。

山奥にもUFOが襲来して容赦なくビームを浴びせかける。
僕は教育実習中で、女子高生のひとクラスぶんを引率しながら山の道なき道を逃げている。
山から出ると浜辺、そこで高校生の調理実習が行われている。
ホワイトボードに牡蠣のようなものがたくさんへばりついている。
その島特有の生き物らしい。
教師に促され、試しに一個食べてみると淡白な貝のような味がする。

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【夢】地震が起こることがわかり、学校の屋上に避難している。

地震が起こっても屋上なら倒壊を恐れることはない、と最初は思っていたのだが、時間が経過するにつれて揺れで外へ放り出されないか心配になってくる。
高い柵があるのだが、地震で傾斜がひどくなるとそれをもはみ出して落ちてしまうかもしれない。
そう考えていると恐怖で足がすくみ出し、揺れがないにもかかわらず立てなくなって、足元のコンクリートに四つん這いになりへばりついている。
登校時刻になると、学年下の生徒が屋上に上がってくる。
僕がいると邪魔みたいなのでそれを口実にこっそり降りる。

【夢】僕は母と一緒に夜道を歩いている。

後ろから誰かに呼び止められる。
振り向くとそれはT誌の編集長で、僕を羽交い締めにして親愛の情を示す。
「松田くんに手伝って欲しいんだ」
と母を放ったらかして僕を無理やり引っ張っていく。
そこは漫画家(名前は不明)さんの仕事部屋兼自宅。
漫画家さんとアシスタント登場、彼らは今流行の脳と脊髄がプラスチックの容器に入れられた機械人だった。
廉価の身体なので、一昔前に夜店で買ったプラモデルのようにチープな色づかいのパーツが組み合わさっている。
神経が末端までついていないので、もちろん痛みを感じることができない。
時間ごとに脳の入っている容器の中の液体を取り替えなければならない。
締め切りが間に合わないというので僕は原稿を手伝う。
売れっ子のようだが、プラスチックの身体で仕事をする漫画家にうらやましさを感じない。

【夢】村田らむ氏が滝壺に落ちるのを編集の長島さんが目撃。

村田らむ氏はライターでイラストレーターで漫画家の器用貧乏な人。
長島さんは僕の担当でもある編集者。わんわん泣きながら僕を呼びに来る。
僕は最初、半信半疑だったが、下流に村田さんが普段持ち歩いてるテレビのリモコンが流れてくるのを見つけ、慌てて助けに向かう。
水中に手を突っ込むと村田さんの手が握りかえしてきて引っ張り上げようとするが、手がどんどん伸びて伸びて……途中で目覚める。

しばらくぼーっとしながら、あのあと村田さんが助かったのかどうか気になっている。