【本】『超記憶術―「ぜったい覚える・忘れない」生活のヒント』ダグラス・J・ハーマン

これは昨今の記憶術ブーム以前に出版された本で、連想を使った定番の記憶術を古いものとして一蹴している。
しかし、現在記憶術コンテストの主流は単純な記憶力で競うことはない。
テクニックを使うことが主眼になっている。
これは、単純な記憶力を地道に上げていくことを主眼になっていて、今からすればちょっと古い。
記憶術を漫画を描く技術でたとえると、
現在の主流はストーリー漫画の描き方とすれば、
この本は漫画の基本はカートゥーン(一コマ漫画)だとして、動物園クロッキーさせたり風刺漫画を描かせるようなものだろうか。
無駄ではないけれど……遠い。