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【本】『鉄腕アトム(1)』手塚治虫

「アトム大使の巻」地球そっくりに進化した惑星の宇宙人(船団には地球人類と同じ人口)が、地球に押し寄せてくる。問題を解決するため中立の立場であるロボットの「アトム」を会議に参加させる……ハイブローな内容のSF。後のロボットプロレス要素がない。
「気体人間の巻」成層圏に住む空気状の生物が人間に乗り移り、人間を奴隷化しようと暗躍する。ラストの情け容赦のない解決法の後、アトムの「もしあなたの近くにわるい心の人がいたら……それはきっと煙にとっつかれているんです ほんとはいい人なんですよ」とことん空気人間を悪く言い様に笑ってしまう。