【映画】『LUCY/ルーシー』:ユナイテッド・シネマとしまえんで鑑賞

運び屋にされてしまった女性が事故に遭い、ドラッグを体内に吸収することで脳の未使用部分を解放、途方もない力を得る……という話。

脳の使用領域が広がっていくに連れスカーレット・ヨハンソン演じる女性がすごい超能力を発揮するようになる理屈がわからない。

イルカが人の倍(人は普段一〇パーセント)二〇パーセント脳を使うことによって得た能力は、音波を感じる高性能な体内ソナーを使うことができるぐらいのこと。
それなのに人が脳の力を一〇〇パーセント発揮することで、場所や時空を超えて神のような力を得ることができるって論理の飛躍にもほどがある。

そもそもスカーレット・ヨハンソンが覚醒した後も言動に知性が感じられない。
行き当たりばったりの行動で計画性がなく、強引に超能力で実行しているだけ。

スペースオペラ『キャプテン・フューチャー』における主人公である天才の表現がすごい道具を発明するぐらいのことだったが、この映画の超知性の表現も同じレベル、超能力とすごいスピードの情報処理だけで思考レベルは一般人と変わらない。

製作者か考える以上のことは表現できないのはそうだけれども、観客はそれを上回る何かを期待するから映画を観に行くわけで、もう少しこころざし高く頭を使って考えてくれよ、と思う。

スカーレット・ヨハンソンのそこはかとなく漂う「はすっぱ感」は好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です