【夢】僕は仮想空間でゲームを体験している。

ワープするゲートをくぐり抜け、その世界で一番大きな街に移動する。
俯瞰で見るといかにもゲームの街っぽい雰囲気なのだが、近づいてよく見ると、日本のさびれた田舎町っぽく仕上げられていることがわかる。
現実とほぼ変わらない精度の街並み、興味深く道を移動しながら建物を見ている。
ためしにビル一階のテナントの扉を開けて中をのぞくと、扉に垂直にぎっしりと雑貨が天井まで積まれていて入ることができない。
これはこれでボロが出ないよううまく処理されている、と僕は感心する。
さらに通りを移動すると、コンピュータで処理された群衆で埋めつくされている。
白黒映像で戦前風の格好した人々は写真なので動きはない。

いつのまにか、僕は建物の上からその光景を俯瞰で見ている。