【本】『手塚治虫対談集(3)』手塚治虫

漫画家、クリエイター中心の対談集。また松本零士氏と対談している!

●この本でも『キン肉マン』に何度も言及。

●星野之宣氏、大友克洋氏の絵は麻薬だが、描きやすいとも言う。疲れたらつい、大友氏のタッチがでてしまうとも。

●ラスト、石ノ森章太郎氏との対談、手塚氏の死後に掲載されたもの。対談中に胃を全部切除したことなど話している。脾臓の調子も悪いとか。
こういうものを描きたい、まだ描きたいことがたくさんある……手塚氏はこれから自分が描く予定の作品をずっと語っている。
それは自分の末期癌である容態を知らされていなかったからというよりも、死が近いことを薄々気づいているからこその焦りと無念のように見受けられる。
石ノ森氏と二人して憂いていることが、漫画のファッション化。最近の漫画家は気楽に描いて鬱憤がないように見えるとのこと。核戦争後を描くことはむしろ簡単、陳腐。白紙にはなんでも描ける。ファッションとしての舞台だ。近未来こそ描くことが難しい……

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