【映画】『三人のゴースト』

クリスマスにあらわれたゴーストが時間と空間を超えて、主人公に真実を目の当たりにさせ、冷たい人間になってしまった主人公に人間性を取り戻させる。
……何でわざわざ主人公にだけそんなおせっかいな出来事がおこるんだ。
映画だからといえばそれまでだけど、そもそも主人公って冷たい人間であっても悪意で人に危害を加えたりしておらず、被害を受けた人もたかが知れている。独裁国家の元首とかもっとしかるべき人のもとにゴーストはあらわれてやれよ。
そしてこういう映画の定番通り主人公は改心して、テレビの前で演説を始めるが、そこまで人間って単純なのか! と最後までピンとこないこと甚だしかった。