【本】『ゴブリン公爵(全2)』手塚治虫

手塚氏が少年誌で連載したSF漫画としておそらく最後の作品。
『魔神ガロン』を中華風アレンジしたもの?
殷王朝が守護神として造った巨大な人間型ロボット「燈台鬼」の行動が、操る人の状態によって善と悪の狭間で揺れる。原子力など文明の利器が、戦争にも平和にも使われることの象徴。
タイトル由来のゴブリン公爵、名前の根拠は単に自分で名乗っているだけ。公爵は徳川宗家など貴族の中でもきわめて高い地位。自分で名乗るなんてイイ根性だ。
中国人も日本人も話す言葉が混沌としているところが、現在のリアリズム表現(言い回しや字体で変えたりする)からすると違和感がある。英語や宇宙語などもっと遠い言語ならカタカナ表現にするのが手塚氏の話し方リアリズム。

燈台鬼の顔が『こち亀』の両さんに似ている。http://ecx.images-amazon.com/images/I/51%2BPHKrZjfL.SS500.jpg

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