【本】『鉄腕アトム(11)』手塚治虫

「アトム対ガロンの巻」小学校低学年の頃、アニメで観たことのあるエピソード。どうしてもガロンに勝てないアトムが最後に「ここをお前の星と同じ重力にしてみろ!」と、とんちを使ってガロンを地球の外へ放逐することに成功する。アトムが考えた「もし(その)星の重力が地球より少なければ」空気が吸い込まれて上昇する……それがとんちの根拠だが、半分の確率のただの賭けじゃないか!と子供心に、腑に落ちなかったことを思い出す。