【本】『フライングベン(全3)』手塚治虫

超能力をもった犬の兄弟が環境の違いによって別々の生き方を選ぶ。功利主義なウルと規範主義なベン、このように手塚氏は物語の中で主人公とシャドウの対比を描くことは多い。
犬嫌いな僕は割り引いて読んでしまうためか、手塚氏がアニメ化のためパイロット版を二度も作るほど執着する意味がわからなかった。