【夢】僕は家族で山奥の廃校に住んでいる。

父の部屋に入ると、机周りの小便器にいろいろなものがかぶせている。
途中から、そこが男子トイレであることがわかってくる。
(ここでつながりがはっきりしないが)両手に刀を持った男(おそらく宮本武蔵)に追われて九州の山道を駆けている。
山間を縦断する高速道路下の渓流をずぶ濡れになりながら逃げている。
渓流の水しぶきから岩に混じって時折階段が見えている。
そこを駆け上り山奥の民宿に辿り着く。
宿屋の主人がオーガニック料理の晩御飯を振舞ってくれるが何かと薀蓄にうるさい。
「料理に氷塊を溶かしたものが身体にいいんだ!」
ということで他の宿泊客とともに宿から離れたところにある氷塊置き場へむかう。
すでに先着の数十人が並んでいて、人垣で氷塊は見えない。
先頭からコップに氷塊を溶かした冷たい水を入れて宿に戻っている。
途中で僕はコップを持っていないことに気づく。
慌てて宿に戻り、コップを自分のリュックから取り出し、列に戻ろうとして坂道を降りると、客が数えきれないほどに増えている。
斜面の泥だらけの細い坂道を押し合い圧し合いしている。
(そこで若い客と何か話したような記憶)
やっとのことでたどり着くと、数メートルの大きな氷塊は泥まみれだ。
汚れを洗い流すためシャワーが四方八方から噴きかけられ、僕はこっそりコップの汚れをシャワー口に近づけて洗う。