【夢】僕は実家の近所の鬱蒼とした森を歩いている。

実際には存在しない架空の森。
森の中に廃墟然とした館が建っている。
戦前に起こった猟奇殺人事件の影響で誰も住まなくなったのだ。
立ち止まって見ていると、自分が以前ここに住んでいたような記憶が蘇ってきて、冤罪でその犯人にされてしまうことを恐れ、その場から走って逃げる。
雪が積もっているのか地面が白い森を急いで通り抜ける。
気がつくと、最近完成した高槻駅前の高層ビルの下にいる。
母がクジを当てて一七階の住居に住めることになったのだ。
エレベーターで居住スペースへ上がる。
便意を催したので、一六階でいったん降り職員室の隣にあるトイレに入る。
いつの間にか高層ビルが学校になっている。
トイレ個室の隙間から仮眠をとっている友達が見える。
用を足していると、先生に声をかけられ文化祭のミュージカルに出ることを命じられる。
宝塚歌劇団のような派手なメイクをばっちり終わらせ、僕は舞台に立つ。
僕は主人公、舞台で冤罪で犯人にされてしまった役を演じさせられている。
夢前半の館の猟奇殺人事件とリンクしているようだ。
横に並んだ他の華のある俳優(クラスメイト)と比べ、主人公の自分は背が低いので恥ずかしい。
相手役のヒロインはヒールを履いた身長差二〇センチの藤原紀香。
ブロードウェーのような英語ミュージカルなので、僕はたどたどしくしか話せない。
言葉足らずでなかなか意図が伝わらず、舞台が進んでいくうちに僕が本当の犯人であるかのように観客も演者も思い込み出す。
仕方なく僕は言葉でなくイメージで、真の犯人が誰かを伝えるメッセージを劇中に挿入する。
僕は大道具のマンモスの牙のようなものを二本運んでくる。
真っ赤な舞台の床から二本の牙を突き刺す。
それは、真の犯人は猟奇殺人事件の館に住んでいた大金持ちと死体を隠す作業を手伝ったメイドのカップルという意味を込めた強烈なメッセージなのだ。
(夢の中でしか根拠のないイメージ)
しかし時すでに遅く、舞台の上で僕は犯人になっている。
冤罪にも関わらず、僕は自分が過去に犯した罪の重さにおののき始める。

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