【本】ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』

最後の半分は二時間で一気読み。
湿地で生きる孤独な少女に感情移入してわんわん泣いてしまった。自分は彼女と環境も時代も全然違うのに。なのに僕も渇きのような孤独感、違和感を絶えず感じている。自分がここにいてはいけないような居心地の悪さ。家族の存在があってもそれは変わらず感じているしこれは生まれつきのものだろう。彼女は幸せな環境で育ったら違ったのだろうか。