【本】ラディゲ『肉体の悪魔』 コメントを残す その場の空気を冷凍保存してそのままリアルタイム解凍しているかのような、すさまじい心理的臨場感。 尋常な気持ちで読んでいられない。 自分の心に関してここまで熟知しているということはずばらしいが、恥ずかしげもなくそれを描写するラディゲ氏はある種のサイコパスかもしれないとまでも思う。 僕は……正視できない(だからクリエーターとしてダメなんだ!)