【日記】16年01月04日(月) 体重58.7kg

八時起床。
実家だと自分の思っているペースで行動できない。

午前、過去のブログの更新をしていると父から
「彦根に行く用事があるから、途中まで一緒に車に乗るか?」
と誘われる。
普段ならごめんこうむるところだが、帰郷に一回使っただけの青春18切符の期限が迫っていることを思い出す。
あと四回分……
これも何かのきっかけと父の車に乗ることにして彦根駅へ。
そこから青春18切符を一回分消費してグルリと琵琶湖一周電車の旅に出ることにした。

彦根で慌てて電車に飛び乗った時点で一二時半。
琵琶湖を反時計回りに進み湖西線で下っていく。
琵琶湖の北の方は霞んでいて、曇空から天使が降りてきそうな光の放射線が水面を照らしている
近江高島駅から湖岸を望むと、毎夏、小学低学年まで家族で訪れていた保養所が見え、車窓から思いを馳せる。

比叡山坂本駅で下車、京阪の坂本駅まで歩く。
坂本駅は記憶と違い駅舎が新しくなっている。
ホームに止まっている二両編成の電車に乗車、終点の石山寺駅へ向かう。
京阪電車からの車窓は、記憶の中の風景とあまり変わっておらず安心する。

電車に揺られてとある停車駅の窓の外、数年前取材で訪れた定食屋の看板が見える。
食事をするタイミングを逃していたので僕は空腹、胃袋が刺激され、降りて食べに行く衝動に襲われる。
しかしこの定食屋、やたら量があったことを思い出す。
この時点で一六時、ここで食べたら帰宅して夕食を食べられなくなってしまう。
またいつか来たときに食べよう、と必死に自分を言い聞かせる。

終点の石山寺駅で降り、トンボ帰りで同じ電車に乗って引き返す。
浜大津駅で乗り換え今度は京阪山科駅へ向かう。

夕日の最後の一筋が消えるころ山科に到着。
JRに乗り換え、高槻へ向かう。
駅から降りると外はもう真っ暗。

帰宅した後、実家から東京へ送る荷物を詰めていると深夜になってしまう。

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