【日記】15年05月02日(土) 体重61.6kg

この世界が救われても僕はちっとも嬉しくない。
(FF13のこと)

五時起床。
朝からFF13をプレイ。五〇時間→五三時間。
前回、全滅したラスボス戦を注意深く戦ってクリア。
ラストの、物語の核心に触れる重要な選択が、プレイヤーを介さないムービーの中で行われた出来事で感情移入できないこと甚だしい。
全て他人ごとだ。

一六時一五分より公園を三三分ジョギング。
晴天、気持ちよく走る。
Keith Tippet Groupのアルバム『Dedicated To You, But You Weren’t Listening』を聴きながら走る。
ジャズ臭の強いこの手の曲は、僕はややもすれば不協和音に聴こえてしまう。
自分の音楽体験の少なさが悔しい。

夕方からドラクエ7を一五年ぶりのプレイ。
このリメイク作はその自分の中の記憶の中より段違いに簡単になっていてスイスイ進む。
プレイすればするほど自分がうっすらとした印象しか覚えていないことに驚く。
それにしてもFF13と違い感情移入のさせ方の巧みさに舌を巻く。
ドラクエ7に限ってはFF13と変わらないぐらいの一本道シナリオなのに、そう思わせない。
能動的にプレイしているかのように錯覚させている。
この世界なら僕は救いたい! と感情移入させる何かがある。
そんなこんなでやめるきっかけが見つからずプレイし続け、明け方に疲労困憊して布団に潜り込む。

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