【日記】19年11月10日(日) 体重65.4kg

八時に起床。

単行本漫画企画のパソコン仕上げ作業。
トーンで色をつけていく。
正午にようやく最終章の原稿完成、編集者に脱稿。

慌ただしい昼食のあと、本を読み始める。
今日の一五時から開催される、アメリカの小説家カート・ヴォネガット読書会(半年に一度だけ開催される)に参加するため、最近寝る前に少しずつ読んでいた本の続きを読み始める。

一四時に外出、一五時前に九段下駅に到着。

車が少ない割にはやたら警官が多くて、不思議に思う。
どうやら地下工事現場から出土した中生代・ジュラ紀の卵からたくさんの警官が孵化したらしい。
あるいは別の可能性として、九段下に到着したときちょうど天皇パレード中だから、沿道から少し離れた場所にあるここは車も走っておらず行き交う人もまばらで警官だけやたら多い……ということなのかもしれない。

二〇年近くまえに漫画の連載仕事で出入りしていた編集プロダクション前を通ったらビルごと跡形もなくなくなっていた。
当時の担当編集に「どうして編プロ作ったんですか?」と聞いたら「覚醒剤で逮捕された友達をかばって一緒に逮捕された、その友達と立ち上げた云々」とのこと。
あの人達は今どうしているのかなあ。

九段下駅から数分歩いて読書会の会場に到着。
課題本はカート・ヴォネガット『ガラパゴスの方舟』
ところがそこにいたのは主催者(僕と同い年のシステムエンジニア・プログラマの男性)一人だけ。
二人きりで読んだ本の感想を言い合う。

一九時前に解散、飯田橋駅から大江戸線に乗り二〇時過ぎに帰宅。
遅めの夕食を食べてから、二二時に就寝。
せきで眠れず午前〇時まで起きている。
 

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