【映画】『移動都市/モータル・エンジン』TOHOシネマズ新宿で鑑賞。

映像は本当に素晴らしい。見栄えは『ロード・オブ・ザ・リング』を思わせるような(ピーター・ジャクソンは脚本だけど)で重厚かつ細かい部分まで意識が行き届いた繊細さを兼ね揃え、デザインも秀逸、スペクタクル描写は圧巻、もう言うことがない。

それに比べ、登場人物の行動が支離滅裂さが逆ベクトルにすごい。敵に手を振って見つかり追いかけ回されたり、閉じ込められた部屋に穴をあけて「逃げよう!」と言って逃げなかったり、時間がなく急がなければならないとき意味なく時間をかけて革ジャン着たり。

何でこんなことになってるんだろうと首をひねっていたのだが、よくよく考えると登場人物が不合理な行動をとったあと物語上重要な出会いや道具の入手があり……つまりその展開に行き着くため事態が悪化する必要があって、逆算でとらされた行動なのだ。物語に引きずられて人物が動いているということ。

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